センゴク 天正記

武将・仙石秀久を中心に、「長島一向一揆 」から「武田家滅亡」までを物語る『センゴク』シリーズ第二部。続く第三部『センゴク 一統記』、番外編『センゴク外伝 桶狭間戦記』が存在する。

正式名称
センゴク 天正記
作者
ジャンル
戦国
 
その他歴史・時代
レーベル
ヤンマガKC(講談社)
巻数
全15巻
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概要・あらすじ

天正年間。「小谷城の戦い」における功績により千石を拝領した仙石秀久は、一介の兵から家臣団を率いる指揮官としての立場になっていた。武田家、一向宗による織田信長への包囲網は続いており、仙石秀久も羽柴秀吉子飼いの部下として東奔西走する日々であった。やがて、長島一向一揆から長篠の戦いを経て、甲州征伐による武田家滅亡までが描かれる。

登場人物・キャラクター

仙石 権兵衛 秀久

センゴクシリーズ通しての主人公でもある。実在の武将・仙石権兵衛秀久をモデルにしている。美濃出身で15歳の時から織田信長に登用され、羽柴藤吉郎秀吉の寄騎となっている。「小谷城の戦い」における功により千石を与えられ、その後も各地を転戦、播磨攻略の功によって更に四千石を加増され、五千石取りとなる。 猪突猛進型の武将であるが、間者働きも得意で、その天性のカンは竹中半兵衛重治も一目置いている。

お藤

仙石権兵衛秀久の正室。織田軍旗本馬回りで、随一の鉄砲の名手とうたわれる野々村三十郎正成の姪で、離婚歴があり、前夫との間にできた一女あり。秀吉の正室おねによって縁談を取り持たれるも一旦は破談に。しかし権兵衛のひととなりに触れて最終的には結婚、以後、権兵衛を尻に敷いている。 佐久間信盛追放で動揺する家臣団を前に滔々と語り、一同の心を落ち着かせるといった、内助の功も見せる。

津田 杉ノ坊 妙算

根来寺の僧坊の一つである杉の坊の有力者の息子、津田妙算をモデルにしている。千石家領内で盗みをしているところを仲間の裏切りで捕えられ、粗葉粕太郎(そばかすたろう)と名乗っていたところを仙石権兵衛秀久によって登用される。実は根来の津田照算の従弟で、鉄砲は雑賀孫市の弟子にして名手。 仙石の供回りとして一緒に行動する事が多い。ものぐさで色々文句を言うが、仙石を気に入っている模様。雑賀を攻める際に師と戦う事に悩み一旦行方をくらますが、秀吉を狙撃しようとしていた雑賀孫一の煙管を撃つ事でこれを阻止。軍忠状に記載されない功ではあるが、第一武功であると秀吉に認められる。

竹中 半兵衛 重治

実在の武将、竹中半兵衛重治をモデルとしている。羽柴軍の軍師。雑賀攻めの最中に吐血し、次第に体調は悪化して行く。小寺官兵衛孝高とは孤高の天才同士分かり合えるものがあったらしく、官兵衛が謀反を疑われ、織田信長より官兵衛の息子、松寿丸(後の黒田長政)の処刑を命ぜられた時も、官兵衛に叛意が無い事を見抜き、松寿丸を密かに匿っていた。 湯山街道攻めの最中に病を押して秀吉の元を訪れ、感謝の言葉を残して病没する。

黒田 官兵衛 孝高

実在の武将・黒田官兵衛孝高をモデルとしている。近江出身だが播州人。播磨小寺家の家臣だったが,播州人が本気で抵抗を始める前に戦を終わらせたいとの思いで、早いうちに織田家に寝返った。播磨では近江人として良く思われず、織田軍では播州人としてもう一つ信頼を得られなかった。 有岡城攻略の前に荒木村重の説得に行ったまま、捕えられそのまま牢に入れられる。幾度となく織田家からの離反を持ちかけられるが拒否。落城のおりに救出され、竹中半兵衛重治亡き後の羽柴軍軍師として正式に迎えられる。その際かつての主君の「小寺」姓を捨て「黒田」に改めた。

石田 佐吉

後の石田治部少輔三成。実在の武将・石田三成をモデルとしている。秀吉子飼いの幕僚。元々は茶坊主であったためか、いつもにこやかに笑顔を絶やさず、丁寧な言葉遣いで対応する。算術が得意であった事から、仙石秀久が命じられた検地を補佐。その後どんどん頭角を現し、黒田官兵衛と並ぶ参謀となる。 鳥取城攻略の際は、敵方の兵糧の量を推測し兵糧攻めに貢献する。

武田 四郎 勝頼

実在の武将武田四郎勝頼をモデルとしている。武田信玄の四男(庶子)で、諏訪家に人質として送られ、「諏訪勝頼」と名乗っていた。信玄の死後、まだ幼少の嫡子・武田信勝を当主とした陣代となる。長篠の戦いで大将が前線に布陣するという奇策を持って織田・徳川連合軍を苦しめるが、織田の鉄砲によって敗走。 多くの武将を失う。生き延びた後、織田信長の資金力に対抗すべく、真田昌幸ら若手の登用によって改革を進めようとするが、古くからの家臣が離反。織田軍が攻め寄せる中、新府城に火を放って妻子を殺し、天目山において自害、自ら武田家の歴史に幕を下ろす。

本願寺 顕如 光佐

実在の人物・本願寺顕如光佐をモデルとしている。石山本願寺宗主。入れ墨や派手な着物、関西弁が特徴的な人物。大衆の心を掌握するカリスマである。10年の長きにわたり各地の一向衆を指揮し、信長包囲網の中核をなしていたが、朝廷の斡旋で和睦。息子の教如は徹底抗戦をしようとするが、結局敗北を認めて退去。 この際失火により石山本願寺は焼失した。

上杉 不識庵 謙信

実在の武将・上杉不識庵謙信をモデルとしている。かつて武田信玄と川中島で激戦を繰り広げた越後の大名。元々は上杉家に仕える長尾氏の出身で越後の守護代を勤めていた。関東管領・上杉憲政から山内上杉家の家督を譲られるとともに、上杉家が世襲していた関東管領の職も引き継いだ。 織田家とは同盟関係にあったが、突然、越中加賀の一向衆と和睦、織田家に敵対する。手取川の合戦では柴田勝家率いる織田軍を打ち破り、仙石権兵衛達も川に飛び込んで敗走した。しかしその後病に倒れ逝去。

吉川 式部少輔 経家

実在の武将・吉川式部少輔経家をモデルとしている。石見吉川家当主。大柄で豪放な外見。長年、石見銀山を管理していたが、吉川元春に請われて鳥取城の城番となる。補給線を断って兵糧攻めを狙う羽柴軍の黒田官兵衛、石田佐吉の策を二番目まで見破ったが、三番目の計により敗北した。

書誌情報

センゴク天正記 全15巻 講談社〈ヤンマガKC〉 完結

第1巻

(2008年4月発行、 978-4063616651)

第2巻

(2008年8月発行、 978-4063617108)

第3巻

(2008年11月発行、 978-4063617344)

第4巻

(2009年3月発行、 978-4063617665)

第5巻

(2009年5月発行、 978-4063617870)

第6巻

(2009年8月発行、 978-4063618143)

第7巻

(2009年11月発行、 978-4063618365)

第8巻

(2010年3月発行、 978-4063618730)

第9巻

(2010年6月発行、 978-4063618990)

第10巻

(2011年4月発行、 978-4063820195)

第11巻

(2011年8月発行、 978-4063820614)

第12巻

(2011年11月発行、 978-4063821055)

第13巻

(2012年2月発行、 978-4063821307)

第14巻

(2012年5月発行、 978-4063821697)

第15巻

(2012年10月発行、 978-4063822236)

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