センゴク

センゴク

戦国時代、一兵卒として秀吉に従うことになったセンゴクこと仙石権兵衛秀久。一途な気持ちでそうそうたる武将の心を動かし、信長の戦いに貢献する。第2部『センゴク 天正記』、第3部『センゴク 一統記』へと続く作品。

正式名称
センゴク
作者
ジャンル
戦国時代
レーベル
ヤンマガKC(講談社)
巻数
全15巻
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概要

15歳だったセンゴクこと仙石権兵衛秀久は、1567(永禄10)年の稲葉山城の落城で織田軍の捕虜に。だが信長に素質を見込まれ、秀吉の下で先駆けを任される。1570(元亀1)年に浅井家離反で織田軍が窮地に陥った際、秀吉らがしんがりを務めた金ヶ崎の戦いで伏兵として活躍。さらに同年の姉川の合戦では、浅井家の先駆け大将・山崎新平を馬上槍の対決で撃破する武功を立てた。

いっぽう翌年の比叡山焼き討ちでは、生き別れになっていた相思相愛の侍女・お蝶を助けるため戦線から逃亡。本来なら打ち首のところを、秀吉の計らいで佐久間隊へ移される。家康が大敗した1572(元亀3)年の三方ヶ原の戦いから生還した後、秀吉の部隊に復帰。

翌年に浅井長政を追い詰めた小谷城虎口攻めでは、決死の先駆けで突破口を開く。その武功で信長から永楽銭の旗を授かるとともに、所領千石の領主に取り立てられた。

登場人物・キャラクター

主人公

仙石家四男。当時の平均身長より頭1つ大きい巨体の持ち主。もともとは斉藤家に仕えていたが、後に秀吉の兵に。秀吉にはセンゴク、信長にはダンゴなどと呼ばれる。故郷の美濃国では幼なじみの侍女・お蝶と思いを通わ... 関連ページ:仙石権兵衛秀久

斉藤家の侍女。センゴクの恋人。稲葉山城の落城後、逃げ延びた斉藤龍興と行動をともにする。恋のためなら死もいとわない激情の持ち主で、侍女らとの淫蕩に耽る龍興も手が出せなかった。信長打倒を掲げる龍興はお蝶を... 関連ページ:お蝶

センゴクと出会った頃は口先だけの合戦下手、臆病ねずみと言われ、兵の信頼も薄かった。だがセンゴクの一本気な闘志を見て熱い心をかき立てられ、武将として成長。センゴクに感化され、木下隊は兵を1人1人大事にす... 関連ページ:木下藤吉郎 秀吉

織田上総介 信長

時代を愛し天下を寝取る武将で、後に弾正忠とも呼ばれる。信長のそばに仕える母衣衆を選抜する試し合戦で手柄を立てたセンゴクを、「その生き方、向上心を貫き通し、大名になれぃ」と励ます。同時代の実在の人物・織田信長をモデルにしている。

鳥居兵庫助 景近

朝倉家の若手急進派筆頭とされる武将。当初は温和な美男子だったが、比叡山焼き討ちの際にお蝶を巡ってセンゴクと戦い、顔に傷を負ってしまう。以後は面をつけ、狂気じみた性格に豹変。一乗谷の焼き討ちを経て、朝倉家を裏切った朝倉景鏡を討とうとして命を落とした。同時代の実在の人物・鳥居景近をモデルにしている。

斉藤右兵衛大輔 龍興

元美濃国主。信長に敗れて流浪と謀略の日々を送り、朝倉家に身を寄せた。女子衆を道具でなく愛を持って教育してきた人物。いっぽうで侍女らに次々と手を出す好色家でもある。織田軍が刀根坂で朝倉軍を追撃した戦いで死亡。同時代の実在の人物・斎藤龍興をモデルにしている。

堀久太郎 秀政

信長が最もその才能を見込んでいる男であり、信長の親衛隊・馬廻り衆となる。金ヶ崎の戦いでは秀吉が務めるしんがりにすすんで参加した。後に信長の取り次ぎ役として部隊長を務めるように。同時代の実在の人物・堀秀政をモデルにしている。

お鹿

透っ波と呼ばれる間者。斉藤龍興に仕えた。お蝶と仲よくなり、織田軍の情報を探るかたわら、お蝶からセンゴクへの伝言を頼まれる。だがお鹿もセンゴクのことが好きになり、苦悩するように。比叡山焼き討ちの際、矢に当たって死亡。

竹中半兵衛 重治

たった16人で稲葉山城を乗っ取った伝説の天才と称される。その後争いに辟易し、手助けを求めた友人の秀吉も追い返した。だがセンゴクの熱い気持ちに動かされ、秀吉の軍勢に加わることに。同時代の実在の人物・竹中半兵衛をモデルにしている。

明智十兵衛 光秀

斎藤道三から鉄砲術を学び、足利家、朝倉家を渡り歩いた後、足利義昭、信長と主従の契りを結んだ。一連の合戦や謀略で信長を大いに助け、志賀郡坂本の大名に取り立てられる。同時代の実在の人物・明智光秀をモデルにしている。

山崎新平 俊秀

浅井家中で常に先陣に発つ先駆け大将で、豪傑として畿内に名を轟かす。腑抜けた浅井長政に代わって姉川の合戦で浅井軍を率いるが、馬上槍の対決でセンゴクに敗北。19歳の時に合戦で鼻を削がれ、その後は面をつけていた。同時代の実在の人物・山崎俊秀をモデルにしている。

浅井備前守 長政

織田家の同盟国、浅井家の当主。信長の妹で「当世一の美女」・お市の夫。だが信長が盟友の朝倉家を奇襲したことで、反旗を翻した。お市に頭が上がらず、信長を裏切ったことをなじられ足蹴にされる。だが織田軍との衝突を前に、急速に貫禄ある武将に成長。同時代の実在の人物・浅井長政をモデルにしている。

坂井久蔵

思慮は浅いが血気盛んな若者。センゴクをゴン兄ィと呼んで慕う。金ヶ崎の戦いでは秀吉が務めるしんがりにすすんで参加。姉川の合戦で山崎新平に討ち取られた。同時代の実在の人物・坂井尚恒をモデルにしている。

比叡山焼き討ちで戦闘放棄したセンゴクを秀吉から預かる。退却戦を得意とし、退き佐久間と称される武将。過去の合戦の記録を精査して、戦略を立てる。だが三方ヶ原の戦いで対峙した武田信玄にはその知略も役に立たず... 関連ページ:佐久間右衛門尉 信盛

武田法性院 信玄

反織田勢・本願寺顕如光佐の挙兵要請を断っていたが、1572(元亀3)年に至って織田家・徳川家への四方同時侵攻を計画する。三方ヶ原の戦いで家康を追い詰めるが病に倒れ、ほどなく死んだ。同時代の実在の人物・武田信玄をモデルにしている。

徳川次郎三郎 家康

織田家同盟軍・三河国国主。ばくち好きで賭けごとに熱くなる性分。三方ヶ原の戦いに先立って、武田信玄が遣わした馬場信春の懐柔を拒否する。敗走を助けて生還したセンゴクに、いつか借りを返すと約束する。同時代の実在の人物・徳川家康をモデルにしている。

本願寺顕如光佐

石山本願寺第11代宗主。戦国時代最強の戦闘集団だった本願寺を率いる。圧倒的なカリスマの持ち主で、潤沢な資金力で各地の豪族と門徒を動かし、信長を包囲した。同時代の実在の人物・顕如をモデルにしている。

書誌情報

センゴク 全15巻 講談社〈ヤンマガKC〉 完結

第1巻

(2004年11月発行、 978-4063612844)

第2巻

(2004年11月発行、 978-4063612851)

第3巻

(2004年12月発行、 978-4063612981)

第4巻

(2005年3月発行、 978-4063613186)

第5巻

(2005年6月発行、 978-4063613452)

第6巻

(2005年9月発行、 978-4063613735)

第7巻

(2005年12月発行、 978-4063614114)

第8巻

(2006年3月発行、 978-4063614329)

第9巻

(2006年4月発行、 978-4063614404)

第10巻

(2006年8月発行、 978-4063614640)

第11巻

(2006年11月発行、 978-4063614909)

第12巻

(2007年2月発行、 978-4063615227)

第13巻

(2007年4月発行、 978-4063615500)

第14巻

(2007年9月発行、 978-4063615869)

第15巻

(2007年12月発行、 978-4063616309)

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