ゾンビ屋れい子

死体をゾンビ化して蘇らせ、真実を語らせることで報酬を得る「ゾンビ屋」を生業にしている女子高生・姫園れい子が、その力で殺人などの事件を解決したり、ゾンビを操る能力を持つゾンビ使いたちとの戦いを繰り広げるホラーバトル漫画。

概要・あらすじ

女子高生・姫園れい子は、死体をゾンビ化して蘇らせる能力を持ち、死人に真実を語らせることで報酬を得る「ゾンビ屋」を生業にしている。その能力で様々な事件を解決していたれい子はある時、幼女29人連続殺人犯である百合川サキと相討ちとなる形で死亡してしまったが、自身をゾンビ化し、首だけの状態で命をつないでいた。

自分の双子の姉であり、やはりゾンビ化の能力を持つ姫園リルカがその力で世界征服を目論んでいることを知ったれい子は、リルカに対向するためにれい子の力を借りようとするもリルカの部下に殺害されてしまったゾンビ使い雨野良香の肉体を得て復活すると、百合川サキをゾンビとして召喚しリルカに戦いを挑む。

登場人物・キャラクター

姫園 れい子 (ひめぞのれいこ)

17歳の女子高生。声が届く範囲にいる死者をその場でゾンビ化して蘇らせ、真実を語らせることで報酬を得る「ゾンビ屋」を生業としている一族の娘であるゾンビ使い。百合川サキ、百合川みどりといったゾンビを召喚して戦うこともできる。.両親は飛行機事故で死亡しており、孤児院育ち。好物はラムレーズンのアイスクリーム。

ゾンビ使い (ぞんびつかい)

『ゾンビ屋れい子』に登場する能力者。ゾンビを召喚して戦わせることができ、能力者は体(手のひらが多い)のどこかに星形のしるしが現れる。「目の前の死体をゾンビ化できる」能力を持つ姫園れい子などのように、ゾンビ召喚だけでない追加能力を持つ「フリークス」と呼ばれる者も存在する。

百合川 サキ (ゆりかわさき)

白池町幼女29人連続殺人犯である女子高生。妹の百合川みどりが死んだと思っており、代わりとなる幼女を誘拐しては殺していた。姫園れい子と闘い、相討ちになる形で死亡。以後、れい子の忠実なゾンビとして姫園リルカら様々な敵と戦う。武器は主にナイフを使うほか、チェーンソーを使ったこともある。

姫園 リルカ (ひめぞの りるか)

姫園れい子の双子の姉で17歳のゾンビ使い。れい子と同様、死体をゾンビ化する能力を持ち、その力で世界征服を目論んでいる。召喚するゾンビは、戦争で死んだ兵士が大量に集まって体を形成している巨大なゾンビ「聖なる前夜祭」(ホーリー・ミトラス)と、翼竜のゾンビ「ケアラダグティルス」。 ろくに学校に通っていなかったため、「QUEEN」を「キュエーン」と読むほど学力が低い。

ジャスミン・メンドゥーサ

16歳のゾンビ使いである女性。姫園リルカの手下と戦っている姫園れい子に傭兵として加勢し、以後親友となる。召喚するゾンビ「ビクトリー・カタナ」はジャスミンにあらゆる武器を与えるが、自身は戦わない。

岩田 豪人 (いわた ごうじん)

姫園れい子が転入してきた黒須高校の男子生徒で、クラスメイトとなる。柔道部所属。樹脂製の皮をかぶることで豪人に変装・擬態できるゾンビ「オルタナティブ」を召喚できるゾンビ使いで、東堂雄貴たちとは友人だったが、ケンカで少年院に入っていたため雄貴たちと姫園リルカとの闘いには参加できなかった。

雨月 竹露 (うげつちくろ)

姫園れい子が転入してきた黒須高校の女子生徒で、クラスメイトとなる。剣道部所属。ゾンビ使いだがまだ能力に目覚めておらず、自身の星のしるしの持つ意味などは分かっていなかった。心優しい少女であり、傷ついていた姫園リルカを介抱し「友人」と呼んだことで、世界征服を目論んでいたほどの極悪人だったリルカの心をも変化させる。 幼なじみの岩田豪人に好意を抱いている。

百合川 みどり (ゆりかわみどり)

百合川サキの2歳下の妹で、6歳の時にサキに階段から落とされ頭を打ち、10年間昏睡状態にあった。そのため肉体は16歳だが精神は6歳のままであり、また、頭を打ったショックで運動に関する神経が異常発達しており、常人離れした動きができる。死後、姫園れい子が召喚するゾンビとなる。

雨野 良香 (あまの りょうか)

姫園リルカと戦うために姫園れい子を仲間にしようとしていたゾンビ使いの一人。リルカの部下に首を切り落とされて殺害されてしまい、その肉体はれい子の肉体として使用される。後に首だけのゾンビとして復活。ナチスドイツ機甲部隊兵のゾンビ「リヒャルト・ハイドリヒ」を召喚する。

雪女 (ゆきな)

政府直属の生物兵器研究班に所属する女性軍人で、「雪女」はコードネーム。零本白栄が開発した「運命の弾丸」を奪うために現れ、姫園れい子や姫園リルカと激しい戦いを繰り広げる。女扱いされることを極度に嫌っている。

零本 白栄 (ぜろもと はくえい)

姫園リルカの部下で、姫園れい子に敗れたリルカを治療し、「運命の弾丸」を製造して仲間を増やしていた。

東堂 雄貴 (とうどう ゆうき)

姫園れい子と同じ私立白池学園高等部の2年生である男子生徒。姫園リルカと戦うために姫園れい子を仲間にしようとしていたゾンビ使いの一人で、ガンマンのゾンビ「ジャック・ガンズ」を召喚する。ゾンビ使いとしての能力は高く、仲間思いでもあるが、自分が原因で妹の東堂麻夜の足が不自由になったことに強い罪悪感を感じており、そのことが絡むと平静を失う。 喫煙者で、校内でも平気でタバコを吸う。

東堂 麻夜 (とうどう まよ)

東堂雄貴の妹で、姫園れい子と同じ私立白池学園の中等部1年生。幼いころにトラックに轢かれた影響で両足が不自由であり、車いすに常に乗っている。ゾンビ使いであり、姫園リルカとの闘いの中で、第二次大戦時の英軍パイロットのゾンビ「撃墜王エディ」を乗機のスーパーマリン スピットファイアごと召喚できるようになる。

その他キーワード

運命の弾丸 (うんめいのだんがん)

零本白栄が作ったもので、撃ち込まれた人間は怪物化して戦闘能力が大幅に向上すると同時に、撃たれた時最初に見た人間に絶対服従するようになる。

書誌情報

ゾンビ屋れい子 全7巻 ぶんか社〈ホラーMコミック文庫〉 完結

第1巻 百合川サキ編

(2005年12月発行、 978-4821182343)

第2巻 姫園リルカ編

(2005年12月発行、 978-4821182350)

第3巻 スター・コレクター編

(2006年1月発行、 978-4821182541)

第4巻 雪女編

(2006年1月発行、 978-4821182558)

第5巻 イーヒン編

(2006年2月発行、 978-4821182633)

第6巻 カーミラ編 上

(2006年2月発行、 978-4821182640)

第7巻 カーミラ編 下

(2006年3月発行、 978-4821182657)

ゾンビ屋れい子 全11巻 ぶんか社〈ぶんか社コミックス〉 完結

第1巻

(1999年10月発行、 978-4821197828)

第2巻

(2000年4月発行、 978-4821198177)

第3巻

(2000年5月発行、 978-4821198245)

第4巻

(2000年10月発行、 978-4821198405)

第5巻

(2001年4月発行、 978-4821198733)

第6巻

(2001年9月発行、 978-4821198993)

第7巻

(2002年5月18日発行、 978-4821199495)

第8巻

(2002年10月17日発行、 978-4821199792)

第9巻

(2003年4月17日発行、 978-4821180103)

第10巻

(2003年11月20日発行、 978-4821180561)

第11巻

(2004年5月発行、 978-4821180844)

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