ラグナクリムゾン

ラグナクリムゾン

小林大樹の代表作。舞台となるのは、古より竜の存在によって人々の生活が脅かされているファンタジー世界。最愛の人を助けるため、竜を根絶やしにしようともくろむ狩竜人の青年・ラグナの戦いを描いた、異世界ドラゴンバトル。圧倒的な力を持つ竜を倒すために命を懸ける狩竜人たちの、大迫力の戦いが楽しめる。スクウェア・エニックス「月刊ガンガンJOKER」2017年4月号より連載の作品。2023年にテレビアニメ化。ラグナを小林千晃、クリムゾンを村瀬歩が演じる。

正式名称
ラグナクリムゾン
ふりがな
らぐなくりむぞん
作者
ジャンル
ダークファンタジー
 
バトル
レーベル
ガンガンコミックスJOKER(スクウェア・エニックス)
巻数
既刊13巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

ラグナ

竜を狩る「狩竜人」の少年。しかしラグナ自身は狩竜人の才能がなく、専ら天才狩竜人の少女・レオニカのサポートに専念しているため、周囲からは「レオニカの腰巾着」と心ない言葉を投げかけられている。幼い頃から竜に襲われても、ただ一人生き残るという呪いじみた生涯を送っているため、かつては人生に絶望していた。そんな中、レオニカが自分を必要としてくれたことで生への希望を見いだし、立ち直ることができた。そのためレオニカを何より大切に思っており、彼女のサポートを行うことに強い充実感を感じている。だが、夢で未来の自分からレオニカの死を警告として受け取るようになり、上位竜が攻めてきたことで状況は一変。このままでは未来の自分の予言どおりレオニカが死ぬことを悟ったラグナは、「代償」を差し出して未来の自分から力を前借りし、竜の天敵である「銀気」をあやつる「銀気闘法」を身につけた。これによって体は未来の自分が愛用していた銀の剣と一体化し、剣とも人間ともいえない存在となる。代償と共に寿命は大幅に減っているが、残された時間をすべて使って、竜の根絶を誓う。

クリムゾン

竜たちを束ねる「翼の血族」の第一位「血主」で、「翼の王」とも呼ばれた存在。しかし竜の神に反逆したため、その地位を追われて力の大半を奪われている。竜としての力はほぼ失ったが、日光に当たると焼け死ぬという竜特有の弱点もなくなり、ふだんは人間のふりをして生活している。ラグナが見つけた際にはメイドの少女姿だったが、性別や年齢は自由自在に変えられ、時には少年姿とるなど複雑な「設定」をロールプレイしている。竜に並々ならぬ憎悪を抱いており、竜にかかわるすべてを葬り去ることを目標としている。未来のラグナが銀気闘法を身につけたあと、その力に利用価値を見いだして竜たちとの戦いで共闘するものの、最終的に敗北して過去のラグナに力を託す呪法を行った。現在の時間軸でもラグナと再会。当初は未来の話をするラグナをいっさい信じず、メイドのふりをしていたが、竜との戦いでラグナの力を見て正体を明かし、再び共闘関係を結ぶ。ラグナとの旅ではお供の「魔法使い」として振る舞い、考えるのが苦手なラグナのブレイン役を務める。

書誌情報

ラグナクリムゾン 13巻 スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックスJOKER〉

第1巻

(2017-10-21発行、 978-4757555068)

第2巻

(2017-12-22発行、 978-4757555587)

第3巻

(2018-07-21発行、 978-4757557901)

第4巻

(2019-01-22発行、 978-4757559813)

第5巻

(2019-07-22発行、 978-4757561809)

第6巻

(2020-01-22発行、 978-4757564756)

第7巻

(2020-07-21発行、 978-4757567566)

第8巻

(2021-01-22発行、 978-4757570412)

第9巻

(2021-08-20発行、 978-4757574281)

第10巻

(2022-03-22発行、 978-4757578289)

第11巻

(2022-08-22発行、 978-4757580848)

第12巻

(2023-06-22発行、 978-4757586215)

第13巻

(2023-11-21発行、 978-4757589070)

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