概要・あらすじ
全国で同時に少年たちが消える事件が発生する中、パズルゲームが大好きな早矢坂レンは、いつものようにゲームで遊んでから眠りに就く。そして朝を迎えたレンは、いつの間にか外で寝ていることに気づく。しかも、見渡す限り荒れ果てた土地で、目につくものは、謎の巨大構造物だけである。そこは、レンが生きていた2021年から30年後の未来であった。レンと同じく、未来に呼ばれた少年はほかにもいた。響カナト、ペン太・アインシュタイン、武井レオの3人である。未来ではエネルギーが枯渇し、人類は滅亡に向かっていた。そんな世界を平和に導くために開発されたのが「チェインレンサー」という巨大構造物である。世界を滅亡に導く「エネルギー吸収ボックス」は、非常に強力な障壁を持っている。この障壁を破り、エネルギーを解放するためには、チェインレンサーを進化させなければならない。それには、レンたち4人の少年の力が必要なのだ。こうして時空を超えて選ばれた4人の少年は、地球の未来を救うため、力を合わせてミッションに挑むことになった。
登場人物・キャラクター
早矢坂 レン (はやさか れん)
パズルゲームが大好きな少年。オレンジのパーカー、メガネ、ヘッドフォンが特徴。エネルギーが枯渇した未来の地球を救うため、30年後の世界に招かれる。チェインカーに乗り込むチェインドライバーとなり、巨大構造物チェインレンサーのミッションに挑む。冷静な観察眼と奇跡の発想力を持つ卓越したドライバーで、リーダーシップに優れる。
響 カナト (ひびき かなと)
地球の未来を救うため、30年後の世界に招かれたチェインドライバーの少年。物事に動じない冷静な性格で、華麗なハンドルさばきが得意。
ペン太・アインシュタイン (ぺんた あいんしゅたいん)
地球の未来を救うため、30年後の世界に招かれたチェインドライバーの少年。ゴーグルとおかっぱ頭が特徴。のせられやすい単純な性格で、関西弁を話す。本名はペン太だが、かっこよく見せたいという理由で「ペーター」を名乗る。
武井 レオ (たけい れお)
地球の未来を救うため、30年後の世界に招かれたチェインドライバーの少年。ライオンのたてがみのような髪の毛が特徴。豪快な性格で、体力、筋力ともに優れている。
書誌情報
チェインレンサー 2巻 小学館〈てんとう虫コミックス(少年)〉
第1巻
(2021-12-27発行、 978-4091433565)
第2巻
(2022-05-27発行、 978-4091433985)