ナンバーガール

ナンバーガール

クローン技術によって生み出された16人の少女たちが、「個性」というものを獲得するため、さまざまなものを見て、知り、体験していく日常を描いた4コマギャグ作品。初出は「月刊コミック電撃大王」2010年8・12号。その後「電撃大王ジェネシス」「電撃だいおうじ」と3誌にわたって連載された。

正式名称
ナンバーガール
ふりがな
なんばーがーる
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
電撃コミックスNEXT(KADOKAWA)
巻数
既刊3巻
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概要・あらすじ

テクバクローン研究所付属学園の一室に集められた16人の少女たち。彼女たちは全員が同じ顔をしていたが、右目にそれぞれの数字が刻まれていた。先生は、ホームルームで少女たちに、人間の世界になじむために、この学校で色々なことを学んでもらうこと、そして個性を獲得して他のクローンと差別化を図ることを告げる。こうしてクローン少女たちは個性を獲得するため、さまざまなことに挑戦しながら、騒動を巻き起こしていく。

登場人物・キャラクター

クローン少女 (くろーんしょうじょ)

クローン技術によって生まれた16人の少女たち。テクバクローン研究所付属学園に所属している。名前はなく、お互いのことは、右目に刻まれている番号に応じて「ファースト」や「セカンド」などと呼び合っている。見た目は12歳くらいだが、実際は生まれたばかり。16人全員が、身長145センチで体重が35キロ、血液型はO型である。当初は皆が同じ行動ばかりとっていた。 しかし、学校での活動や課外学習などで少しずつ個性を獲得していくにつれ、髪を黒く染めたり、奇抜なファッションをしたりと、それなりに自分らしさを表現するようになる。

先生 (せんせい)

クローン少女たちの担任を務める女性。まだ生まれたばかりの少女たちに、勉強だけではなく、文化や風習といったさまざまなことを教えている。普段は冷静だが、気性の激しい一面も持つ。自分の話を聞かなかったり、貧乳をバカにされたりすると、顔にめり込むほどの威力の拳を少女たちに叩き込む。

吾妻 (あづま)

クローン少女たちに一般常識を教える男性。それ以外にも、じゃんけんやにらめっこといった、ちょっとした遊びも教えている。だが最低限の知識しかない少女たちにはなかなか伝わらず、最後はいつも馬鹿にされるか、憐みの目で見られて終わっている。

黒髪のクローン少女 (くろかみのくろーんしょうじょ)

クローン少女たちとは別の少女たち。同じくクローン技術で生まれているが、何人いるのかは不明。右目にも数字が刻まれているが、こちらは「一」や「五」といった漢数字である。いつも目をつぶって驚いた表情をしている。クローン少女たちのように、何らかの目的があるのかどうかも不明で、いつも少人数のグループで遊んでいる。

書誌情報

ナンバーガール 3巻 KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉

第1巻

(2013-06-27発行、 978-4048917834)

第2巻

(2015-02-27発行、 978-4048692076)

第3巻

(2016-03-26発行、 978-4048657426)

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