概要・あらすじ
内申点が足りずに第一志望の高校に落ちた鮎川健一は、仕方なく入学した定員割れの高校生活を憂鬱に感じていたものの、同じクラスになった藍沢由美に一目惚れする。しかし、同じクラスには、健一の受験失敗の原因ともなった今井亜紀子の姿もあった。ひょんなことからつるむようになったクラスメイトの臼井宏幸、石引俊春を交え、5人それぞれの高校生活が始まる。
登場人物・キャラクター
鮎川 健一 (あゆかわ けんいち)
第一志望のひばり高校に落ちて、定員割れの黒目高校に仕方なく入学した男子高校生。眼鏡をかけた優等生タイプで、入学式は新入生代表として挨拶を述べた。中学ではバスケ部に所属していたが、その時の仲間が皆、ひばり高校に入学してバスケを続けることに疎外感を感じ、高校では帰宅部。入学初日に同じクラスになった藍沢由美に一目惚れする。
臼井 宏幸 (うすい ひろゆき)
鮎川健一と同じ1年1組に在籍する男子生徒。近寄りがたい雰囲気を放つ不良タイプ。藍沢由美と同じ中学出身で、過去に由美と何かしらの関係があった様子。絵を描くのがうまく、由美をモデルにしたセクシーなイラストを描いては、クラスメイトの石引俊春に500円で売りつけて小銭を稼いでいる。
藍沢 由美 (あいざわ ゆみ)
鮎川健一と同じ1年1組に在籍する女子生徒。健一と同じくひばり高校に落ちて、黒目高校へ入学した。黒髪ロングストレートの美人。出席番号の関係で健一とともに学級委員を担当することになる。家は病院を経営するお嬢様で、両親のしつけは厳しい。
今井 亜紀子 (いまい あきこ)
鮎川健一と同じ1年1組に在籍する女子生徒。健一と同じ中学出身で、成績優秀だった健一が第一志望の高校に落ちた原因を作った人物。ややたれ目の美人で、藍沢由美と並んで、学区で一番イイ女として一部の男性に知られる。不良娘で同時に交際している男は10人を超える。
石引 俊春 (いしびき としはる)
鮎川健一と同じ1年1組に在籍する男子生徒。背が低い、リーゼント頭の少年。地元のゴロつきとつるんでいたが、必死に勉強して普通科の都立である黒目高校に入学した。ブスばかりのクラスに絶望を感じていたが、藍沢由美と今井亜紀子という2人の美人に希望を見出す。