概要・あらすじ
1934年のロンドン、怪奇現象や伝説上の魔物の研究に傾倒していたジョン・オービンは、意中の女性イゾルデにプロポーズするため、伸ばしていた髪を切って真っ当に仕事をしようと決意するが、本物のバンパネラであるエドガーに出会ってしまう。
登場人物・キャラクター
ジョン・オービン
怪奇現象や魔物の研究に傾倒し、髪を長く伸ばしていた青年。長年の思い人で出版社社長の娘であるイゾルデにプロポーズするため髪を切った。シリーズ10作目『ランプトンは語る』で年老いた姿が描かれている。
エドガー・ポーツネル
バンパネラの少年。外見は14歳。偶然オービンと顔見知りになった。その後イゾルデの家に、ある目的を持って近づく。
イゾルデ
出版社社長の娘である女性。6年前に一度オービンにプロポーズされていた。その時は「髪を切るのならば」と条件を出し、オービンがプロポーズを撤回した。
ケイシイ・クレイバス
降霊術師の男性。イゾルデに思いを寄せている。
アラン・トワイライト
エドガーと行動を共にしているバンパネラの少年。外見は14歳。イゾルデの家から本を盗み出す。
関連
「ポーの一族」シリーズ (ぽーのいちぞくしりーず)
永遠の時を生きる吸血鬼の一族となった少年と、彼が巡り合う人間たちの運命を描いた物語。 関連ページ:「ポーの一族」シリーズ