ポプテピピック

ポプテピピック

女子中学生らしき2人組の少女が好き勝手に暴れまわり、パロディやナンセンス、風刺、流行ネタなど、さまざまな分野にかけて活躍していく。通称「とびっきりのクソ4コマ!!」。ウェブコミックサイト「まんがライフWIN」に2014年8月から掲載された作品。コミックス第1巻は作品名どおり『ポプテピピック』だが、第2巻は『ポプテピピック SECOND SEASON』となっている。

正式名称
ポプテピピック
ふりがな
ぽぷてぴぴっく
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
関連商品
Amazon 楽天

あらすじ

ポプテピピック(第1巻)

自称「どこにでもいる中学2年生」のポプ子は、あらゆるジャンルの娯楽作品を片っ端から真似したり、サブカルチャーに傾倒する女子を罵倒したり、オタクあるあるネタを披露したりと、やりたい放題。ポプ子の友人であるピピ美もまた、さまざまな奇行や謎の設定などを披露して場を混乱させる。2人の暴走はエスカレートしていき、ついにはポプ子の敵意が、本作『ポプテピピック』を出版している竹書房へと向けられていく。

ポプテピピック SECOND SEASON(第2巻)

『ポプテピピック』の連載が終了して、4か月の月日が流れたある日、ウェブコミックサイト「まんがライフWIN」では、大川ぶくぶの新連載作品である「星色ガールドロップ」が発表された。そして2016年2月、「まんがライフWIN」で、星色ガールドロップの連載が開始される。平大地星降そそぐの再会から物語は幕を開けたように思えたが、突如そそぐの身体からポプ子が現れ、唐突に『ポプテピピック SECOND SEASON』が始まるのだった。「星色ガールドロップ」は、『ポプテピピック SECOND SEASON』開始のための隠れ蓑に過ぎなかったのである。

メディアミックス

TVアニメ

2018年の1月7日より、本作『ポプテピピック』のTVアニメ版が放送された。製作会社はキングレコードで、シリーズ構成は青木純が担当した。主演のキャストは1話の前後半ごとに交代するシステムとなっており、ポプ子役を小松未可子、江原正士、三ツ矢雄二、悠木碧、古川登志夫、日笠陽子、玄田哲章、金田朋子、中村悠一などが、ピピ美役を上坂すみれ、大塚芳忠、日高のり子、竹達彩奈、千葉繁、佐藤聡美、神谷明、小林ゆう、杉田智和などが、それぞれ演じている。さらに、第2話では檜山修之、真田アサミ、下山吉光、新井里美が、第11話では稲川淳二のモノマネとしてBBゴローが、最終話では蒼井翔太が、実写で出演した。アニメ本編では、TVゲーム『クロノ・トリガー』や、PCゲーム『The Elder Scrolls V: Skyrim』、映画『クール・ランニング』など、漫画版では見られなかったパロディなども取り入れられている。最終回ではTVゲーム『デスクリムゾン』のパロディがなされ、企画協力に『デスクリムゾン』の販売元であるエコールソフトウェアと、その社長、真鍋賢行がクレジットされた。なお、本来は2017年10月に開始される予定だったが、キングレコードの勘違いという理由で、放映が3か月ほど延期された事になっている。動画サイト「ニコニコ動画」では、1日で100万再生を記録し、当時ニコニコ動画で放送されたアニメの中で、1日における視聴者数のトップ記録を更新した。

コラボレーション

コラボレーションカフェ

本作『ポプテピピック』のコラボレーションカフェが、2度にわたって開催された。1度目は、2016年の8月に「プリンセスカフェ」にて開催。「竹書房プレート」「サブカルクソ女スフレケーキ」「興味のない人向けのラテアート」「ドロ水コーヒー」「アンチだなオメークッキー」「赤ちゃんになっちゃうカルーアミルク」「エサヒィ~~スープゥードゥラァァァ~イ」など、軽食からアルコールやドリンクまで幅広く提供。さらに2018年2月には、「スイーツパラダイス」で、本作とのコラボイベントとして「ポプテピピックCafe in SWEET PARADISE」が開催された。こちらでも、「あー一面のクソミドリサラダ」「赤報隊で培った赤飯」「意味が分かりますかカフェラテ」「小学生レベルのドリンク」など、本作のネタに準じた料理が多数提供されている。

コラボTシャツ

電気グルーヴの2018年3月に開催されたライブ「クラーケン鷹」で、本作『ポプテピピック』とのコラボTシャツが販売された。このTシャツには、本作に登場するポプ子ピピ美が、電気グルーヴのメンバーの格好した姿がプリントされている。また、2018年3月に開催されたイベント「AnimeJapan2018」で、TVアニメ『ガールズ&パンツァー』とのコラボ商品として、「GUP×PTPTシャツ」が販売された。こちらは、ポプ子とピピ美が戦車に乗り込み、ポプテピピックの絵柄にデフォルメされた「西住みほ」「武部沙織」「五十鈴華」「秋山優花里」が乗り込む戦車と並走する様子がプリントされている。

フィギュア

2018年3月に開催されたイベント「AnimeJapan2018」で、本作『ポプテピピック』と、劇場アニメ『ニンジャバットマン』のコラボレーション企画として、バットマンに扮したポプ子と、ジョーカーの仮装をしたピピ美を象ったねんどろいどが展示された。

劇中劇

本作の第1巻である『ポプテピピック』が終了して数か月後となる2016年2月に、ウェブコミックサイト「まんがライフWIN」にて、大川ぶくぶの新連載という触れ込みで「星色ガールドロップ」が発表された。その翌月、実際にサイト内で閲覧する事が可能になったが、最後のページで突如登場人物である星降そそぐの身体からポプ子が現れた事で、「星色ガールドロップ」の告知が噓予告であり、実際は『ポプテピピック』の第2シーズンである事が判明した。

関連作品

劇中劇である「星色ガールドロップ」を題材としたアンソロジーコミックが、2018年1月に発売された。本作『ポプテピピック』の要素はいっさいなく、あくまで実際に『星色ガールドロップ』が連載されたという形が取られている。カバーイラストはぽよよん♥ろっくが担当し、コミックは今井哲也、小池定路などが手掛けている。

登場人物・キャラクター

ポプ子

「どこにでもいる中学2年生」を自称している、14歳の小柄な少女。口が悪くシニカルながらも、サンバが好きな、陽気でノリのいい性格の持ち主。しかし極めて凶暴な一面を併せ持ち、少しでも気に入らない事があれば暴力に訴える事も少なくない。その反面、友人のピピ美には懐いており、彼女に対しては甘えん坊な面も見せている。いわゆるミーハーやぶりっ子な女性が大嫌いで、サブカルチャーに夢中な女子の事を「サブカルクソ女」と罵っているが、ポプ子本人もそれらに該当している事はまったく気にしていない。 ハリ吹き出しを見るだけで死んでしまったり、大した理由もなく自爆してしまったりするが、不条理4コマ漫画のお約束なのか、次の話に移ると何事もなかったかのように復活している。 物真似が大好きで、TVゲーム『ドラゴンボールZ 超武闘伝2』に登場するセルの敗北シーンや、TVゲーム『ロックマンX』に登場するエックスのエアダッシュ、アニメ『蒸気船ウィリー』における操舵シーンなど、さまざまなキャラクターの真似をする事が多い。中でも漫画『NEW GAME!!』に登場する涼風青葉の「今日も一日がんばるぞい!」という台詞は特にお気に入りで、幾度となく発言しており、「私が最初に言い出した事になんねーかな」と言うほどの、強いこだわりを見せている。 竹書房に対して敵意を向ける事が多く、勝手に指定暴力団扱いして警察に連絡したり、連載終了を告げられた時は本社のビルを破壊するなどの報復を行っている。本作『ポプテピピック』がアニメ化したあかつきには、声優を江原正士にしてほしいと発言したが、これはアニメ『ポプテピピック』の第1話で早速実現している。

ピピ美

ポプ子の友人らしき14歳の少女。肩から下はほぼポプ子と同じ長さだが、顔が妙に縦長なので、結果的にポプ子より高身長と認識されている。シニカルな態度や口の悪さは変わらないが、ポプ子と比較するとやや冷静な性格で、彼女が暴走した時のストッパー役に回る事もある。しかし、基本的にはポプ子に甘いので、彼女の暴走を放置したり助長したりする事も少なくない。 また、ポプ子から「私の事どれくらい好きか教えて?」と聞かれた時は「いっぱいちゅき」と答えるなど、基本的に彼女への好意を隠そうとはせず、ちょっかいをかけられても、並大抵の事では怒ったりしない。ある世界的な大戦においてアメリカとロシアの両方を相手に戦っていた事が、アメリカ大統領直属の情報局の調査によって判明したり、ミサイルを発射する装置のボタンを直したり、赤報隊による鉄砲火器の知識をもとに炸裂弾を作りだしたりと、戦場に慣れているような様子を見せる事がある。 本作『ポプテピピック』がアニメ化したあかつきには、声優を大塚芳忠にしてほしいと発言したが、これはアニメ『ポプテピピック』の第1話で見事実現している。 なお、背中には地図をかたどった刺青が入れられているが、これは初めてお使いに行く際に、両親に彫ってもらったものだと、ピピ美本人が語っている。

平 大地

劇中劇「星色ガールドロップ」に登場する。「至って普通の高校生」を自称している少年。「何事もほどほどに」がモットーの無気力な性格の持ち主だが、両親がいないのをいい事に羽を伸ばしたがるなど、年相応の面も見受けられる。恋愛に関するトラウマを持っているとされるが、その事を表に出す事はない。星降そそぐとは幼なじみの間柄だが、子供の頃に離れてしまい、すっかりその存在を忘れていた。 しかし最近になって再会し、大地の母親が夫ともに海外に出張しているあいだ、面倒を見てもらうという名目で、半ば強引に同棲生活を送る羽目になってしまう。自称に違わず見た目も平凡だが、困った人を放っておけない面があり、初めて会った人からも、「やる時はやりそうな人」と認識された事がある。

星降 そそぐ

劇中劇「星色ガールドロップ」に登場する。平大地と同じ学校に通っている少女。大地とは幼なじみの間柄で、子供の頃は結婚の約束までしていた仲であったが、5年ほど会ってなかったため、大地からはすっかり忘れられていた。しかし、大地の母親が夫と共に長期海外出張に出る事になった際に、大地と1つ屋根の下で暮らす事になった。 子供の頃結婚の約束をした事を覚えており、現在も大地に対して強い思慕の念を抱いているが、大地の方は約束どころか、星降そそぐの事も完全に忘れており、その事に対して鬱屈した思いを抱えている。学校では内緒とされているが、実は人気アイドルグループ「ドロップスターズ」のセンターを務めており、のちにその事で騒動に巻き込まれたところを大地に助けられる。 同時に大地からもアイドルである事を知られてしまうが、その事で特別扱いをされなかった事で、より強い好意を抱くようになった。

月野 しずく

劇中劇「星色ガールドロップ」に登場する。平大地や星降そそぐと同じ学校に通っている高校1年生の少女。2人にとっては後輩にあたる。小柄な体格と勝気な性格が特徴で、大地からは「ちっこいの」と呼ばれている。学校では内緒とされているが、実は人気アイドルグループ「ドロップスターズ」のメンバーの1人。そそぐを強く慕っており、事あるごとにくっついている。 反面、そそぐが思いを寄せている大地を快く思っておらず、彼に対しては辛辣な態度を取り続けていた。しかしある時、学校の試験で赤点を取ってしまい、追試のために大地に勉強を教えてもらった事で、素直になれないながらも徐々に認めていくようになる。

夕陽 ころな

劇中劇「星色ガールドロップ」に登場する。平大地や星降そそぐと同じ学校に通っている高校3年生の少女。2人にとっては先輩にあたる。少し天然かつマイペースな性格で、タロットカードなどを使った占いを得意としている。普段はおっとりしているが、時には意外な行動をとって仲間達を驚かせる事がある。学校では内緒とされているが、実は人気アイドルグループ「ドロップスターズ」のメンバーの1人。 メンバーの中では最年長という事もあって比較的落ち着いており、感情豊かなそそぐや月野しずくを微笑ましく見守っている事が多い。また、誰とでもすぐに打ち解けられるという長所を持っているが、大地相手にも臆する事なく接するため、そそぐからは夕陽ころなが大地に気があると誤解された事もあった。

大地の母親

劇中劇「星色ガールドロップ」に登場する。平大地の母親。若干口うるさく、大地からは煙たがられる事もある。星降そそぐとは信頼し合っており、夫といっしょに海外出張に行く時は、そそぐに対して大地の面倒をみるようお願いしている。見た目は普通の主婦だが、密かにコマンドサンボを修得しており、海外出張中に傭兵となった夫を支えつつ、出張先の国で勃発した内戦にレジスタンスとして参戦している。 そのため、大地とそそぐの予想以上に、日本への帰国が遅れてしまう羽目になった。

上士様

『ポプテピピック』に登場する。ある地方で上級藩士を務めている武士の男性。下級藩士に扮したポプ子が、人目をはばからずオタ芸に興じたため気分を害し、ポプ子に向けて切腹をするように命令する。しかしそこに、坂本龍馬に扮したピピ美が現れ、ポプ子を許すように懇願されてしまう。

ベーコンムシャムシャくん

『ポプテピピック』に登場する。大きなベーコンに手足が生えたような形状をした、謎の生物。ベーコンのような外見をしていながら、ベーコンを食べる事が大好きだと公言している。その言葉に偽りはなく、ベーコンを焼いているフライパンを見つけると、つい近寄ってつまみ食いをしようとしてしまうほどの執着を見せる。しかしその際に、無謀にも手で摘もうとして、やけどをしてしまった。

リポーター

『ポプテピピック』に登場する。料理番組「ウルトラグルメ」に出演しているリポーターの女性。番組の企画として、ある農家のナス畑を取材に訪れた。その際に農家からナスを生で食べる事を勧められ、実際に食べたところ、生でも甘くておいしい事を番組内でアピールするに至る。しかしその事で農家の機嫌を損ねてしまい「1生生で食ってろ」と言われてしまう。

あばれ牛

『ポプテピピック』に登場する。鋭い角と狂暴な性格を併せ持つ牛。赤い服に身を包んだポプ子の前に姿を現し、彼女を戦慄させる。それに対してピピ美が、「牛は赤い物ではなくひらひらしたものを追いかけるだけ」と伝える事でポプ子は安心するが、あばれ牛自身はひらひらしたものなどお構いなしにポプ子を追いかけたため、ピピ美からお仕置きされてしまう。

ヒーロー

『ポプテピピック』に登場する。巨大な人型フィギュアのような形状をした生物。ポプ子とピピ美の前に突如として現れ、名前を付けるように頼み込む。これに対し、ポプ子は「デカオ」、ピピ美は「ジャンボ」と名付けるが、ヒーロー自身は2人に向けて、あだ名感覚で付けるのはやめてほしいと食い下がっている。

タイちゃん

『ポプテピピック』に登場する。「バラバラタイちゃん」と呼ばれるステージに登壇したコンビ。人体の一部をモチーフとしており、大きな手に小さな足が生えたような外見をしたタイちゃん(手)と、大きな心臓に小さな足が生えたような外見をしたタイちゃん(心)が存在する。タイちゃん(手)は、新しく家を買おうとしたが手が出なかった事を語り、それに対してタイちゃん(心)は、手だけに手が出なかったと茶化している。

ヒストラル・D・エドモモンガー2世

『ポプテピピック』に登場する。貴族出身の男性スパイ。同僚である「レジェンド」をライバル視している。鍋を用意したと言いつつ、鍋の中から冷奴を出してきたポプ子の前に突如現れ、彼女の所業に対して「そりゃないぜ」と失望を露にした。しかしポプ子からは、「前作のキャラが出てくるのは一番嫌い」と冷たくあしらわれてしまう。大川ぶくぶの漫画『ミッソン インパッセボーゥ』の登場人物でもある。

ウサギさん

『ポプテピピック』に登場する。胸に蝶ネクタイを付け、右手に時計を持ったウサギ。不意にポプ子の前に現れるが、お茶会に遅れてしまうと言いつつどこかへ去ってしまう。ポプ子はウサギさんを追いかけるが中々追いつけず、その結果、2人はアメリカの国道66号線にまで到達してしまう。モデルは、ルイス・キャロルの小説、『不思議の国のアリス』に登場する白ウサギと思われる。

サンバ師匠

『ポプテピピック』に登場する。サンバ衣装に身を包んだ老年の男性。理由は不明だが、ポプ子がサンバを踊っている最中に「ウー、マンボ!」と叫んだ瞬間、彼女に切なそうな視線を向けていた。この事に対して、ポプ子は「何気ないマンボがサンバ師匠を傷つけた」と述懐している。

オールバッククソメガネ

『ポプテピピック』に登場する。黒いTシャツを着こなし、あごひげを伸ばしているモヒカン頭の青年。ポプ子の前に現れるや否や、自分にあだ名を付けてほしいと頼み込んだ。これに対してポプ子は、「オールバッククソメガネ」というあだ名を付けて、オールバッククソメガネ自身もそれを快く受け入れる。しかし、となりでそのやり取りを見ていた青年から、オールバックでもなければ眼鏡もかけていない事を指摘され、ケンカになってしまう。

ヒロくん

『ポプテピピック』に登場する。よし子ちゃんという女性と交際している青年。初デートの際は緊張するあまり、どことなくぎこちない様子が目立っていた。その様子を見ていたよし子ちゃんから大胆なアプローチを受けるが、その勢いで椅子から滑り落ちてしまい、さらに、デートスポットとして乗っていたヘリコプターから転落してしまう。

カバ

『ポプテピピック』に登場する。カバのような姿形をした謎の生物。厚かましい性格の持ち主で、登場するなりお腹をすかせた様子を見せ、通りがかったポプ子とピピ美を露骨に見ながら、「カレーライスが食べたい」と口にする。2人はその図々しさに憤ったのか、突如虫かごを取り出し、カバにサソリを食べさせようとした。

ノレンモドキヒトクイクラゲ

『ポプテピピック』に登場する。人を襲う習性を持つとされる巨大なクラゲ。その名前の通り、触手をのれんに擬態させる事が可能で「居酒屋かつひろ」と呼ばれる店の天井に潜んでいる。14歳でありながら「1杯ひっかけに行こう」と言いつつ居酒屋かつひろの敷居をまたいだポプ子を、天井から襲撃した。

ツイッターで物申すマン

『ポプテピピック』に登場する。仮面をかぶり、逞しい身体つきをしている男性。マナーなどを守らない人に厳しく、そういった人を見かけると、ツイッターに注意を促す一言を投稿している。ポプ子からも頼りにされており、子供を放置してスマートフォンの操作に集中する母親を見かけた際には、「こんな時にツイッターで物申すマンがいてくれたらな」と嘆いていた。

宇宙人

『ポプテピピック』に登場する。目と耳が大きく、腕と足が細い、いわゆる「グレイ型」に近い形状をしている宇宙人。猫でないにもかかわらず、猫用のベッドで寝そべっていたところをポプ子に発見され、注意される。その注意を素直に聞き入れて、おとなしくUFOに戻っていった。なお、猫のベッドには未練があったようで、帰る際には何度も振り返り、その度にポプ子に叱られていた。

市長

『ポプテピピック』に登場する。マスコット的な外見を持つ人物。目の上にシルクハットをかぶり、その下にはヒゲと足だけがある。ポプ子に対して、公園の遊具を考えてみないかと持ち掛け、ポプ子もその提案に対してすっかり乗り気になる。そして、ポプ子から、左右にジェットエンジンを搭載した「ジェットパックブランコ」を提案されるが、危険だからと拒否してポプ子を怒らせてしまう。

校長

『ポプテピピック』に登場する。ポプ子とピピ美の通っている中学校で校長を務めている男性。朝礼の挨拶がやたらと長く、ポプ子とピピ美から顰蹙(ひんしゅく)を買っている。さらに、何故か挨拶の途中にハーモニカを激しく吹き鳴らしており、2人から「教育費を返せ」と罵られるなど、問題の多い人物。

ぐつ子

『ポプテピピック』に登場する。「クッキングエンジェルぐつ子」という料理番組の司会を務めている少女。調理用のエプロンを身につけ、長い髪の毛をポニーテールにしている。好きな料理は水炊きで、その理由はシンプルに楽だからと語っている。

0グラビティーマン

『ポプテピピック』に登場する。ヒーロー然とした人物。全身をタイツで包み、顔に「0」と書かれたマスクをかぶっている。その名前の通り、空に浮かび上がる能力を持っている。優しい心の持ち主で、小さな女の子が風船を木に引っ掛けた際は、持ち前の浮遊能力を駆使して取ってあげている。なお、それを見ていたピピ美は「ワングラビティーマン」を自称したが、それはただの人間だろうとポプ子に突っ込まれている。

大泥棒

『ポプテピピック』に登場する。シルクハットをかぶり、マントに身を包んだ怪盗の青年。容姿が整っているうえにキザな性格をしている。高価な壺を盗み出す帰りにファンらしき女性に声をかけられた時は、自分が盗み出したかったのは、壺などではなくファンの心だと公言し、その女性を魅了している。

T-face

『ポプテピピック』に登場する。タコに酷似した生命体。タコみたいな顔をしているという理由で、T-face(タコみたいな顔)と呼ばれている。ポプ子が道中で遭遇。ポプ子に知られてはいけない事を知られてしまったと憤っており、T-force(タコみたいなフォース)と呼ばれる光線を浴びせて、ポプ子をタコのような形状に変えてしまう。 なお、ピピ美はその時のポプ子の顔を見て、T-face(タコみたいな顔)と率直に述べていた。

ヘルシェイク矢野

『ポプテピピック』『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。バンドマンの青年。ピピ美の妄想の中にたびたび登場する。ピピ美ほどではないものの顔が細長く、髪の毛を染めたホストのような外見をしている。ピピ美はポプ子と会話する際に、時折ヘルシェイク矢野の事を考えているため、結果としてポプ子の話を聞き流してしまう事があり、そのたびに彼女から注意されている。

フクロウ

『ポプテピピック』に登場する。謎のフクロウ。次の休みにどこへ行くかを相談していたポプ子とピピ美の前に、突如として現れた。人間の言葉をしゃべる事が可能で、ポプ子とピピ美に対して「三井アウトレットパーク」に行くように助言した。なお、ピピ美はフクロウの事を知らず、ポプ子も「急に出てきて助言を言うやつ」くらいの認識しか持っていない。 その外見や言動などから、TVゲーム『ゼルダの伝説 時のオカリナ』に登場する「怪鳥ケポラ・ゲボラ」がモデルと思われる。

ヌートリアの信者

『ポプテピピック』に登場する。「ヌートリア」という動物が大好きな少年。眼鏡をかけているものの外見は幼い。ヌートリアのアンチをポプ子が優しく寝かしつけている事を不服に思い、彼女に対して「アンチに優しくなんかするな」と訴える。しかし、ヌートリアの信者自身もポプ子の手でゆりかごに乗せられ、あやされた挙句に眠ってしまう。

ヌートリアのアンチ

『ポプテピピック』に登場する。「ヌートリア」という動物を嫌っている少年。まだまだ幼く、ゆりかごで眠っているところをポプ子にあやされていた。しかしこれに対して、ヌートリアの信者から「アンチに優しくなんかするな」と苦言を呈されてしまう。

落ち込んだ人物

タヌキのような外見をした、男性らしき容貌の人物。ポプ子の目の前で落ち込んでいる様子を見せたため、彼女から、セラピーの一環として本作『ポプテピピック』を読まされた。しかしこれに対して「つまんね」と一蹴したため、ポプ子から「さてはアンチだなオメー」と罵られてしまう。

マスクの女性

ポプ子の前に突如現れた女性。口にマスクをしており、ポプ子に対して「私キレイ?」と唐突に尋ねた。これに対してポプ子は、スマホで撮影した挙句、それをツイッターにアップし、「綺麗だと思ったらRT、ブスだと思ったらふぁぼ」とメッセージを添えられてしまう。1970年代に流行した都市伝説である「口裂け女」がモデルとと思われる。

ハチ

巨大なハチのような形状の昆虫。ポプ子の後頭部を針で突き刺してしまうが、即座にポプ子の手によって弾き落とされる。この事からポプ子から怒りを買うかと思われたが、茨ステージのBGMが素晴らしいという理由で許された。なお、その外見や、茨ステージに関係がある事から、モデルはTVゲーム『スーパードンキーコング2』に登場する「ジンガー」であると思われる。

喫煙者

『ポプテピピック』に登場する。スーツをまとい、熊のような頭部を持つ人物。禁煙ゾーンであるにもかかわらず煙草を吸っているため、ポプ子にそれを指摘されるが、お構いなしで煙草を吸い続けるなど、マナーに欠けている。その暴挙にポプ子も業を煮やし、斧で煙草を切り捨てるという強行策に出てしまう。

ロボット大好きおじさん

『ポプテピピック』に登場する。ロボットの専門家といわれている男性。おじさんといわれているが、実際は老人である。ある政党が、国会に「ヤジキラーマシン」と呼ばれるロボットを持ち込み、さらに、それに反対する党が「アンチヤジキラー」を持ち込んだ事で、国会がグダグダになった事についてコメントを求められる。それに対してロボット大好きおじさんは、「ロボット最高!」と老人らしからぬテンションの高さを見せた。

スターアイスクリームちゃん

『ポプテピピック』に登場する。「いちごパフェタウン」と呼ばれる町に住んでいるマスコットキャラ。2頭身の小動物に近い見た目をしているが、その中にはアニメ『トランスフォーマー』シリーズに登場する「スタースクリーム」と酷似した素顔が隠されている。遊んでいる最中に、友人の「フラワーロールケーキちゃん」が底なし沼に嵌ってしまう。 助けを求められるスターアイスクリームちゃんだったが、無情にもフラワーロールケーキちゃんを放置して飛び去ってしまう。

縄文人

『ポプテピピック』に登場する。縄文時代を彷彿とさせる格好をしている男性。ピピ美がどこからともなく連れて来た。背が高いといわれているピピ美をはるかに上回る身長を誇っている。ポプ子とピピ美を交えて、携帯ゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズfor3DS』で対戦をする事になったが、携帯ゲーム機で対戦をするには通信ケーブルが必要であると未だに思い込んでおり、ポプ子とピピ美にその事を笑われてしまう。

先生

『ポプテピピック』に登場する。ポプ子とピピ美が通う学校で教師を務めている女性。校長と比較すると、まじめかつしっかりしており、進路指導で、ポプ子が脱サラをしてラーメン屋になりたいと言った時も、最初からラーメン屋になればいいのではないかとアドバイスをした。しかし、授業中にハンモックに乗ってナイフで刺したリンゴを食べていた際は、「お前は落ちこぼれ部隊のムードメーカーか」と突っ込みを入れている。

サボ神

『ポプテピピック』に登場する。サボりを司っている神様と思われる老年の男性。漫画を読みながらほどよくだらけているポプ子の前に現れ、彼女の面倒くさがりな様子を見込んで、自分のあとを継いでサボ神にならないかと申し出る。しかしポプ子は、面倒くさいからという理由で、この勧誘を一蹴している。

ナベのプロ

『ポプテピピック』に登場する。鳥のような顔をしている料理人の男性。とある店で、「ナベのプロが作っています!」というキャッチフレーズで極上の鍋料理を提供している。見た目は人間とは異なるが、熱さを感じる感覚は変わらないようで、鍋を運ぶ際には鍋つかみを使用している。しかし、ポプ子からは、鍋つかみを使うなんてプロの所業ではないとクレームを付けられてしまう。

まさやん

『ポプテピピック』に登場する。体操服と短パンを身につけている少年。ハイテンションな性格と、ニキビが浮き出た顔が特徴。やや老けた顔の友人と共にはしゃいでいたが、顔のニキビが気になるピピ美から、突如ニキビケアをぶっかけられてしまい、その結果ニキビが消えるどころか、まさやん自身がドロドロに溶けて消滅してしまった。

オニ軍曹

『ポプテピピック』に登場する。ベレー帽をかぶった、いかつい顔の中年男性。オニ軍曹という名前の通り、たるんだ人を見かけると恐ろしい勢いで注意する人物。喋りながらランニングをしていたポプ子とピピ美を見るや否や、すぐさま怒鳴りつける。しかし、ピピ美が言うには結構甘いところもあるらしく、事実、ポプ子とピピ美がランニングをサボっていた際も、スクワット3回で許している。

人魚

『ポプテピピック』に登場する。下半身が魚の形状をしている少女。人間の王子を好きになってしまい、彼といちゃいちゃするために人間の脚を得ようと、とある魔女に取引を申し出る。魔女は人魚の声と引き換えにその願いを叶えようとするが、さらに人魚は、声が出ないと王子が口説けないため、すべてを手に入れるほどのパワーがほしいと追加注文をしてしまう。

リキッド坊や

『ポプテピピック』に登場する。身体全体が液体でできている子供らしき生命体。身体の形を保つために、飼い主によってつねにビンに入れられている。普通のペットフードなどを食べて生活しているが、ビンの中に入れられたまま餌を与えられる事があり、その時はただ見ている事しかできない。

ウマイウマイボーイ

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。帽子をかぶった、小太りの少年。美味しいものを食べると「ウマイウマイビーム」と呼ばれる光線が出るという。それを聞いたポプ子から毒々しい雰囲気を持つ「デリシャスバーガー」を渡され、喜んでそれを口にする。しかし一口食べた途端、ウマイウマイビームを出す間もなくその場に昏倒してしまう。

華峰 あやか

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。劇団「竹組」に所属している若手の女優。『ポプテピピック』を題材としたミュージカルで、主演のポプ子役に抜擢され、ポプ子の持ちネタの1つである「今日も1日がんばるぞいというセリフを私が言い出した事にならないかな」を披露し、好評を博した。なお、華峰あやかは、ミュージカルのオーディションで「竹書房に怒りを燃やすポプ子」を演じており、これによってポプ子の役を勝ち取っている。

マグマミキサー村田

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。ピピ美の妄想の中に度々登場する青年。ヘルシェイク矢野同様、顔が縦長だが、その名前とはやや不似合いな、歌舞伎役者のような格好をしている。ある時、ポプ子がピピ美と会話をしていた際にピピ美が上の空であったため、ポプ子はピピ美がまたヘルシェイク矢野の事を考えていたと疑っていたが、ピピ美はヘルシェイク矢野ではなくマグマミキサー村田の事を考えていた。

大統領

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。アメリカ合衆国の大統領を務めている壮年の男性。危機に瀕したアメリカの行く末を悲観していたが、部下である情報局員からピピ美を呼んではどうかと言う提案を受ける。当初、大統領はピピ美がただの女の子にしか見えないため、その提案に懐疑的だったが、ある世界大戦でアメリカとロシアの両方と戦っていた事を聞かされた事で、興味を抱く。

クトゥルフ

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。肩にコウモリの羽を生やし、クラゲの触手のような口をしている巨大な生物。ポプ子から「低燃費」についての意味を尋ねられるが、クトゥルフ本人もその事について知らないので首をかしげていた。それを見ていたポプ子から突如戦闘を申し込まれ、さらにポプ子はピピ美と仲間と思しきキノコのような生物を呼んで、3対1で決着を付けようとした。

ケモナー

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。映画館を訪れていた青年。ウサギが出て来る映画を見ようとしていたが、背後から忍び寄ったピピ美から首の後ろに麻酔銃を打ち込まれ、そのまま意識を失ってしまう。ピピ美のこの行動はある筋からの任務によるもので、ケモナーが眠らされたすぐあとに何者かと通信しており、その際に「ケモナーです、間違いありません」とメッセージを送っていた。

おっちゃん

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。ポプ子に因縁をつけていたチンピラの中年男性。ポプ子に対して暴力団とのつながりがあるとうそぶき、脅しをかけてきた。しかしそれに対して、ポプ子が米軍兵士とつながりがある事を示唆すると、途端に焦りだしてしまう。

ポンタ

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。ハムスターによく似た外見をしている動物。人間の言葉を理解し、しゃべる事ができる。女子学生に飼育されており、かばんに入られるほどの小柄な体格。時折かばんに紛れて飼い主の通う学校までついて来る事がある。また、飼い主に注意されると、実際は決して殴らないにもかかわらず、殴らないように必死に懇願する事で周りの同情を引こうとするなど、若干したたかな面が見受けられる。

憎々マン

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。プロレスラーの男性。頭に角を生やし、おでこに「憎」の文字が刻印されている。大技を繰り出す際には「火事場じゃーい」と叫ぶ。ポプ子とピピ美が言うには、無理心中と呼ばれる戦法が得意という事で、その実力はチャンピオンからも一目置かれている。その名前と外見から、モデルとなったのはゆでたまごの漫画『キン肉マン』に登場する「キン肉マン」であると思われる。

石油王

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。裕福そうな雰囲気をまとう中年の男性。アラビア風の装束に身を包んでいる。ある店で、ポプ子とピピ美がお互いに自分が支払うと言い出しているところを見て、2人分の代金を自分で支払うと言い出した。しかし、2人からは感謝されるどころか冷たい言葉をかけられ、さらにレジの店員にドルが使えるか聞いたところ、「いけねーよダボカス」と罵られてしまう。

コング

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。巨大なゴリラ。つねにいかつい表情をしている。ポプ子から強い警戒心を向けられており、接近する事すら拒絶されている。さらに、バナナを取り出しただけで銃を向けられ、凶悪犯でも相手にしているかのような剣幕で「ハンザップ!」と警告を受けた。

文化人

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。中年の男性。若者の行く末を真に憂う文化人を自称。ソーシャルゲーム『ポケモンGO』のプレイヤーを嫌っており、どこに行ってもポケモンGOをする若者達ばかりである事に憤っていた。しかし、通りがかったポプ子にカプセル状のボールを投げられ、そのままゲットされてしまう。

怪獣

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。は虫類型の怪獣。ビルほどの巨体を誇る。性別はメスで、人間の言葉を喋る事ができる。突如街に現れて、住民達を大パニックに陥れた。しかし、ポプ子がママと呼んだ時には、彼女を優しく抱きしめようとするなど、その威容に反して母性本能が強い。

白い動物

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。ウサギのような外見を持つ動物。そこそこ愛らしい風貌に反して、タバコを吸っていたり、あまつさえそれをポイ捨てするなど、問題行動も目立つ。ポプ子から何者かを問われた時には、ソーシャルネットワーキングサービス「LINE」のクリエイターズによくいる、白い動物であると主張する。 ポプ子はそれを訝しむが、これに対して白い動物は、証拠を見せる事で彼女を黙らせた。

ウィッチハンター

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。斧を持った筋肉質の女性。魔女を強く憎悪しており、魔女の格好をしてコンビニの前にたむろしていたポプ子とピピ美に対して、「魔女め、ゆるさん!」と敵意をあらわにした。さらに、愛車が軽乗用車である事をポプ子に煽られたため、いっそう強い怒りを向けてしまう。

竹書房 彦麿

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。公家のような外見をしている男性。気配を察する能力に長けており、配下と共に森の中を進軍していた際に、馬の上に乗っていながらポプ子の存在を察知していた。しかしその際に、堂々と本作『ポプテピピック』をクソマンガ扱いしたためポプ子の怒りを買い、釘バットで襲われてしまう。

魔王

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。魔王を自称している人物。3本の角を生やし、全身をプレートメイルで覆っている。ある時、座るための玉座が壊れてしまったという事で、部下にビーズクッションを用意してもらう。そのクッションのあまりの座り心地のよさに、動く事すら億劫になるほど夢中になってしまう。なお、部下の正体はポプ子で、その目的は魔王を封印する事にあり、魔王が骨抜きになった事で事実上封印は成功したと認識している。

ヴィレヴァンカブリ

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。珍獣としてハンターなどに知られている巨大な虫。普段はヴィレッジヴァンガードの店舗に擬態しており、それにおびき寄せられたサブカル系女子などを殺害する、という恐ろしい習性を持つ。珍獣ハンターとして活動しているピピ美が発見し、ポプ子に対してその生態を語るが、サブカル系女子が嫌いなポプ子からは逆にその習性を絶賛された。 捕獲レベル200。

乗り物の牛

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。飼育員の姿をしたピピ美の前で、ポプ子が乗り回していた牛。ポプ子、乗り物の牛、ピピ美の2人と1匹で、TVアニメ『トランスフォーマー カーロボット』の主題歌である「炎のオーバードライブ~カーロボットサイバトロン~」を熱唱していた。その外見から、モデルとなったのはゲーム『ポケットモンスター』に登場する「ケンタロス」と思われる。

バズリーマン

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。サラリーマンらしき風貌の男性。インターネットで騒がれている現象などを見るのが大好きで、バズリーマン自身のツイッターでリツイートがなされるだけで強く興奮してしまい、ひどい時には立っていられなかったり、心不全を起こす事すらある。その外見と名前から、モデルはよしたにの漫画『ぼく、オタリーマン』に登場するオタリーマンと思われる。

サンバガール

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。サンバ衣装に身を包む2人組の女性。陽気でテンションが高い。自動販売機で缶ジュースを購入し、その際に当たりを引き当てたポプ子の前に突如として姿を現す。登場するや否や、高いテンションを維持したままポプ子と共に軽快な踊りを見せる。さらに3人で、ロックバンド「THE BOOM」の「風になりたい」を熱唱した。

魔法使い

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。魔法使いの少女。水魔法を使える。ポプ子とピピ美が遊んでいた最中に、天ぷら鍋に入れられた油が炎上してしまい、それを止めるために水魔法を使おうとした。しかし、天ぷら鍋火災において水をかけるのは逆に被害を拡大させてしまうため、ポプ子とピピ美からラリアートを受ける事で水魔法を阻止された。

岩石生命体

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。全身が岩石で構成されている人型の生命体。岩だけを食べていれば幸せだと発言するが、それを聞いたポプ子から長崎の名物グルメである「佐世保バーガー」を勧められて、すっかりその味の虜になった。しかし、岩より佐世保バーガーが好みになった事で、同族達から仲間はずれにされてしまう。

コスプレイヤー

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。ネクロマンサーのコスプレをしている人物。素顔も体型もわからない仮装をしているため、性別や年齢は不明である。故あってネクロマンサーを探していたポプ子とピピ美の前に現れ、本物のネクロマンサーとして2人の期待を集めたが、コスプレイヤーだと知るや否や冷淡な反応をされてしまう。

竹書房の社員

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。竹書房に勤務している男性。竹が背広をまとったような姿をしている。その異様な風貌に反して礼儀正しく、出会うなり「竹書房とこのヤクザやんけ」と挑発めいた言葉を投げかけたポプ子に対しても、穏やかな物腰で接している。竹書房の長である会長には忠実で、彼がポプ子に脅かされる時は対策を講じようとするが、今のところうまくいったためしはない。

会長

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。竹書房の会長を務めている中年の男性。本作『ポプテピピック』の打ち切りを狙っており、それをかぎつけたポプ子から異常なまでの敵意を向けられている。用心深い性格で、一度竹書房の社屋を破壊された事を受けて、『ポプテピピック SECOND SEASON』の打ち切りを決めた際には、報復の矛先を反らすため社屋のダミーを用意していた。 しかし、ポプ子の目は誤魔化せず、本物の竹書房の社屋をまたもや破壊されてしまう。

レベルが5の倍数の少年

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。短パンを履き、白い面の赤白帽子をかぶっている少年。レベル4の少年といっしょに行動していたが、ポプ子がマイクのテスト中に、レベルが5の倍数の相手を即死させるという「レベル5デス」を使用し、それを受けたために命を落とした。

レベル4の少年

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。短パンを履き、赤い面の赤白帽子をかぶっている少年。ポプ子がマイクのテスト中に、レベルが5の倍数の相手を即死させるという「レベル5デス」を使用したが、レベルが5の倍数ではなかったため効かなかった。なお、レベル4の少年は目の前でレベルが5の倍数の少年が死亡したところを目撃しているが、特に彼の死を悲しむ事はなく「レベル4でよかった」と、自分が生き残った事を安堵していた。

2代目ポプ子

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。『ポプテピピック SECOND SEASON』終了間際に、2代目ピピ美と共に現れた少女。髪型などはポプ子に似ているが、彼女と比較すると人間らしい、普通の女子中学生らしい外見をしている。サードシーズンの主人公を自称しており、それに異を唱えたポプ子とピピ美に対し挑発を繰り返した。 さらに、ポプ子達を檻に閉じ込め、アニメ化の暁にはアイドル声優に声を当ててほしいと言うなど、傍若無人の限りを尽くし、しまいにはポプ子達に呆れられてしまう。

2代目ピピ美

『ポプテピピック SECOND SEASON』に登場する。『ポプテピピック SECOND SEASON』終了間際に、2代目ポプ子と共に現れた少女。髪型などはピピ美に似ているが、彼女と比較すると人間らしい、普通の女子中学生らしい外見をしている。二代目ポプ子同様に、ポプ子とピピ美に対して横柄な態度を取り、2人を苛立たせている。

集団・組織

ドロップスターズ

劇中劇「星色ガールドロップ」に登場する。星降そそぐ、月野しずく、夕陽ころなの3人で構成されているアイドルグループ。デビューから間もなくじわじわと人気が上昇していき、学生を中心に徐々にブレイクしつつある。メンバーは3人とも、平大地が通っている高校に在籍しているが、学校ではアイドル活動をしている事を秘密にしている。 最近になって、「デビルボルケーノ」と呼ばれるグループにライバル心を抱かれている。

場所

竹書房

本作『ポプテピピック』を出版している会社。事あるごとに『ポプテピピック』を打ち切ろうと狙っているため、ポプ子から強い敵愾心を向けられている。『ポプテピピック』の打ち切りが決定した際には、本社ビルをポプ子の手により破壊されており、『ポプテピピック SECOND SEASON』を打ち切る際にはポプ子の目を欺くため、会長と竹書房の社員が共謀して、本社ビルのダミーを作り上げた。 しかしポプ子はダミーに目もくれず、結局本物の本社ビルを破壊される事となった。

その他キーワード

ジャガイモ

『ポプテピピック』に登場する。芽が出ているジャガイモ。食べようとしたポプ子に対して、ピピ美が毒が含まれていると忠告する。しかしポプ子はその忠告に耳を貸さずにジャガイモを食べてしまい、その結果、腕と足が筋骨隆々になった挙句、肩にコウモリのような翼が生えてしまった。

ロードカラミティ

『ポプテピピック』に登場する。龍を象ったキーホルダー。ピピ美がポプ子にお土産としてプレゼントした。これを受け取ったポプ子は「よく土産屋に売っている厨二くさいキーホルダーか」と馬鹿にしていたが、実際にロードカラミティから呼びかける声が響き、これによってポプ子は、本物のマジックアイテムと認めるに至った。

ブラックベルト

『ポプテピピック』に登場する。黒帯のような形をしたベルト。ピピ美がポプ子に授けた。ポプ子はブラックベルトをもらい受けたものの、「これを身につけて強くなるわけでもあるまい」と懐疑的な様子を見せた。しかし、これに対してピピ美が「力+40」「HP50%アップ」「物理攻撃に対してオートカウンター」「状態異常無効」の効果がある事を告げると、ポプ子はあっさりと手のひらを返して、その強さを認めた。

炸裂弾 (さくれつだん)

『ポプテピピック』に登場する。ピピ美が赤報隊で培った鉄砲火器の知識をもとに造り出した炸裂弾。暇を持て余していたポプ子が、オネエ友達をステータスにしている女性を殺害しようと思い立ったところに、ピピ美より譲渡された。

エイサイハラマスコイ踊り

『ポプテピピック』に登場する。ポプ子が唐突に考え出した踊り。肩を左右に広げて、腕と膝を屈伸させながら、ひたすら「エイサーイハラマスコーイ」と唱え続けるというものである。ポプ子はこの踊りに自信を持っており、ピピ美の目の前で披露した際に「流行るかな?」と問いかけた。それに対してピピ美は、流行らないと確信しつつも、素直にそう告げた場合、ポプ子が傷ついてしまうだろうと考えた結果、「絶対流行る」と答えてしまう。

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