概要・あらすじ
父親の転勤に母親がついていったため、女子大生の原田涼音は実家で一人暮らしを始めた。そんなある日、アルバイトを終えて人気のない夜道を歩いて帰る途中、涼音は不審者に追いかけられてしまう。だが、そこに突然現れた美少年に涼音は助けられる。彼は年下のいとこだと名乗り、ボディガードとして涼音の家で同居生活を送ることになる。
登場人物・キャラクター
原田 涼音 (はらだ すずね)
父親の転勤で、実家での一人暮らしをすることになった女子大生。素直で純粋なせいか、ちょっぴり騙されやすい性格。泣き虫で怖がりだが、必死に強がって見せる可愛らしい一面がある。
神無月 潤平 (かんなづき じゅんぺい)
「原田有真」の名を騙り、原田涼音の前に現れた中学3年生の少年。美形で、歯の浮くようなセリフもビシッと決める、カッコイイ人物。柔道の経験もあり、涼音に乱暴しようとする不審者をやっつけた。実は俳優である哀川神の隠し子。
原田 有真 (はらだ ゆうま)
原田涼音のいとこの中学3年生の少年。小さい頃は太っていて、おもらしをしたり、ノロマだったせいでクラスメイトにいじめられていた。昔の恥ずかしい写真を取り返そうと、神無月潤平を涼音の家に同居させた。
石渡 マコト (いしわたり まこと)
原田涼音の幼なじみの青年で、涼音と同じ大学に通う大学生。幽霊やおばけが苦手。騒がしいお調子者タイプで、涼音にお金を無心したりと、だらしないがちゃっかりとした性格の持ち主。
哀川 神 (あいかわ しん)
30代半ばの男性。神無月潤平の父親で俳優。まだ俳優としてまったく売れていない10代後半の頃に潤平の母親と出会い、子供を授かったが世間には秘密にしていた。ガンに侵されており、成功率の低い手術を受けないと余命はいくばくもないと言われている。