そこは眠りの森

そこは眠りの森

記憶喪失の青年が見知らぬ少女に助けられ、記憶が戻るまでの間を共に過ごすことになる。しかし、子供にしか見えない彼女にはある秘密が隠されていた。「別冊少女コミック」1998年4月号に掲載された作品。

正式名称
そこは眠りの森
ふりがな
そこはねむりのもり
作者
ジャンル
ファンタジー
 
ヒューマンドラマ
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概要・あらすじ

ある朝知らない屋敷で目を覚ました青年は、自分が一切の記憶をなくしていることに気付いた。森で倒れていた自分を助けたという少女・結衣の厚意で、ポチと名付けられ記憶が戻るまでの間、彼女の家に身を寄せることになった彼だったが、小学生程度にしか見えない結衣は、ある大きな秘密を抱えていた。

登場人物・キャラクター

ポチ

記憶喪失の青年。長髪を1つに束ねている。森の中で倒れていたところを結衣に助けられ、記憶が戻るまでの間、彼女の家で過ごすことになった。自分が何者だったかは思い出せないが、バターナイフに似たものをよく握っていた気がする、という漠然とした記憶が残っている。正体を思い出すまでの仮の名前として、結衣に「ポチ」と名付けられた。

結衣 (ゆい)

ポチを救助し、家に招いた少女。胸のあたりまで伸ばしたストレートロングヘアの、気の強い人物。見た目は小学生程度にしか見えないが、12歳の頃に起きた事件から身体の成長が止まってしまっており、実年齢は18歳。他人の愛情を信じられず、成長することを強く恐れている。

九鬼 (くき)

森の中の屋敷で結衣と共に暮らす若い男性。額を全開にし、眼鏡をかけた柔和な雰囲気の人物。結衣に恋しており、彼女が成長を受け入れ大人になる瞬間を6年間待ち続けているが、これといった成果は得られていない。結衣と急速に親しくなったポチに嫉妬しているところがある。

加納 桜 (かのう さくら)

ポチの恋人。真ん中で分けたウェーブがかったボブヘアの若い女性。ポチが師事していた加納先生の妻で、先生の目を盗み、ある場所で逢瀬を続けていた。先生に知られたことで関係は崩壊したが、嵐の晩再びポチのもとに現れ、それがポチの記憶喪失のきっかけとなった事件を呼び起こした。

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