メガクロス

メガクロス

地球人類を支配するコンピューターネットワーク・オーバーロードに戦いを挑む少年クロス・ボウが、出会いと別れを経験しながら自身の出生の秘密を知り、より大きな敵に挑み成長していく姿を描くSF漫画。

正式名称
メガクロス
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
レーベル
MF文庫(メディアファクトリー)
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概要・あらすじ

コンピューターネットワークオーバーロードに人類が支配された時代。火星と木星の間の小惑星帯(アステロイド・ベルト)の移民ベルターが、地球に独立戦争を挑むが敗北。戦争から30数年後、ベルターの少年クロス・ボウは、地球軍の士官に絡まれて逮捕され、強制労働のため太陽発電衛星に送られる。しかしクロスは機転と驚異的な機械操作能力で衛星を乗っ取り、地球軍の艦隊をも退ける。

その姿はベルターの英雄「クロス」を彷彿とさせる。少年クロスは自分の出生の秘密を追い求めながらオーバーロードと戦い、ベルターそして人類の救世主の道を歩んでいく。

登場人物・キャラクター

クロス・ボウ

小惑星帯の移民ベルターの老人マック・ボウに育てられた10歳の少年。地球との戦争の英雄クロス・サイファーのクローンで、初めて見る機械でも自由に操り、あり合わせの機材でメカを強化改造する能力がある。夢で見た、二つの銀河が交差する「メガクロス」のイメージと、自身の出生の秘密を追いながら、人類を支配するオーバーロードや、別の銀河系から襲来する機械生命体と戦っていく。

オーバーロード

『メガクロス』に登場する、地球人類を管理・支配する意思を持ったコンピューターネットワーク。ワイヤーフレームで描かれた巨大な顔の立体映像という姿で登場する。環境汚染や人口問題などの様々な問題を解決するため、世界中から集められた知性や考え方を移植された超賢人として誕生したが、意思を持ち人類を支配するようになった。地球軍を手駒として使い、クロス・サイファーが発見した秘密を手に入れるため、クロス・ボウを執拗に追う。

クロス・サイファー

ベルターが地球に反旗を翻した小惑星戦争でのベルターのリーダー。作戦・指揮に優れ、人間を超越した機械の操作能力、技術、知識を持っていた。地球軍艦隊の罠にはまり、戦死したが、その死後もベルターたちから伝説の英雄と尊敬されている。火星で発見したある秘密が、彼の特異な才能、そして小惑星戦争のキッカケとなっている。

クロス・ロード

クロス・ボウと同じ顔、同じ能力を持つ少年。クロス・サイファーのクローンだが、オーバーロードによって手駒として衛星要塞スター・フォートレスで育てられた。自分は選ばれた者だと信じ、地球の王になるという野心を持つ。「クロス」は一人でいいと、同じクローンであるクロス・ボウには強い敵愾心を持つ。

マック・ボウ

ベルターの老人。漂流宇宙船の残骸の中で、培養カプセルで赤子ほどに成長していたクロス・サイファーのクローンを発見、クロス・ボウとして育てた。年の割には逞しいが、エレキバンの世話になっている。

カーボ

『メガクロス』に登場する、カード型のコンピューターでクロス・ボウの相棒。言葉は話せないが電子音と9×9のドット表示で表情を表現した顔を作り、コミュニケーションする。空中を自在に飛び回り、マック・ボウに悪戯したり、自分をバカにした相手をつつき回すなど、感情が豊か。自分の意思で大型宇宙船を操縦するなど、小さくても超高性能なコンピューター。

エラルメ

ベルターの聖母と呼ばれる、ベルターたちの指導者にして抵抗組織のリーダー。小惑星戦争当時、クロス・サイファーの恋人だった。穏やかな性格で、地球軍やクロス・ロードを憎むクロス・ボウに本当の敵はオーバーロードだと諭す。

ベン

ベルターの鉱夫。実はエラルメの命を受けクロス・ボウを守るボディガード。いかつい体格と顔だが人当たりは良く、クロスの理解者になる。腕っ節は強いが少々単純な性格で、科学技術には疎い。

ステラ

少女たちだけで結成されたベルターのゲリラチームのリーダー。しかしその正体はオーバーロードに手駒として育てられた子供たちで、クロス・ロードをサポートしてクロス・サイファーの秘密を追う。チームメンバーはデネボラ、スピカなど星にちなんだ名前を持ち、戦闘、メカの操縦に高い能力を持っている。 クロス・ロードとは互いに姉弟のような感情を持っている。オーバーロードとの決戦後はクロス・ボウと行動を共にし、機械生命体 に立ち向かう。

集団・組織

ベルター

『メガクロス』に登場する小惑星帯(アステロイド・ベルト)の住人たち。鉱石採掘を生業とし、小惑星セレスの都市セレスティアを首都とする共和国を築いている。地球人からは蔑まれ、植民地同然の扱いを受けている。30年前クロス・サイファーがリーダーとなって独立戦争を起こすが敗北。しかし地球への抵抗運動は続いており、クロス・サイファーは英雄と讃えられている。

機械生命体

『メガクロス』に登場する種族。生命のある恒星系を見つけ次第滅ぼす戦闘機械の軍団。超光速航行や、恒星の反応を加速、消滅させるレーザーなど地球を遙かに凌駕したテクノロジーの産物。本来は「メガクロス」が引き起こす被害を抑えるためアトランティス星人によって産み出されたが、世代を重ねる内にプログラムが暴走、自己増殖しながらすべての生命を抹殺する非情の軍団となってしまった。 オーバーロードが倒された後、太陽系に襲来、クロス・ボウたちと死闘を繰り広げる。

アトランティス星人

『メガクロス』に登場する種族。もうひとつの銀河系の異星人。「メガクロス」で自分たちの恒星系と衝突コースにある恒星を破壊するため、機械生命体を送り出したが、機械生命体が暴走したことを知り、それを止めるための宇宙船を派遣した。1万2千年前、太陽系に侵入した機械生命体と戦った船の生き残りが地球に漂着、アトランティス文明を築いた。 この時の宇宙船はクロス・ボウによって修理され、オーバーロードとの最終決戦に投入された。

イベント・出来事

メガクロス

『メガクロス』の天体現象。クロス・ボウとクロス・ロード、二人のクロスの夢に現れた二つの銀河が交差、衝突する天体現象。巨大交差とも表現される。地球を含む天の川銀河と別の銀河系との衝突は10万年以上前から始まっていたが、地球のある太陽系からは銀河中心の恒星集団の光と重力に阻まれて見えなかった。なお、現実でも 複数の銀河が衝突、融合することはそれほど珍しくなく、幾つも観測されている。

場所

セレシア

小惑星セレスにある鉱山都市で、ベルターたちの首都でもある。地下奥深くに機械生命体の戦艦が埋まっていた。後にクロス・ボウに軌道制御用ロケットを改造され、セレスごと巨大な宇宙船となる。

その他キーワード

異星人の宇宙船

『メガクロス』の登場メカ。1万2千年前、地球に侵入した機械生命体の戦艦を追ってきたアトランティス星人の宇宙船。機械生命体の戦艦との戦いで損傷、火星の北極の永久氷の奥深く眠っていたのをクロス・サイファーによって発見される。クロス・ボウによって修理され、オーバーロードとの決戦にも参加した。

スター・フォートレス

『メガクロス』の登場メカ。オーバーロードの本体がある宇宙要塞。衛星要塞とも呼ばれるが巨大な宇宙船でもあり、ベルターとの最終決戦では地球軍艦隊を率いて出撃した。レーザー砲や核ミサイルなど強力な武器を持ち、ベルター側の攻撃を一切寄せ付けなかった。

エクスカリバー

『メガクロス』の登場メカ。異星人の宇宙船の技術を元にクロス・ボウが新造した宇宙戦艦。強力なレーザー砲、メガ・レーザーを装備し、艦体を覆う鏡面装甲はレーザーに対して高い防御力を持つ。

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