ライバル

ライバル

柴山薫の代表作。80年代後半の東京にある高校「一条学園」を舞台に、父親との確執からボクシングと距離を置いていた桑田平助が、下宿先で出会った水上羽美の影響からボクシングを再開し、ライバルたちと熱い試合を繰り広げる学園スポーツドラマ。ふだんは軽薄でドスケベながら、誰もが注目するボクシングセンスを誇る平助と、姫野道八をはじめとしたライバルたちとの白熱した試合が大きな魅力となっている。集英社「月刊少年ジャンプ」1989年9月号から連載の作品で、1995年に完結。

正式名称
ライバル
ふりがな
らいばる
作者
ジャンル
ボクシング
レーベル
ジャンプコミックス(集英社)
巻数
既刊14巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

桑田 平助 (くわた へいすけ)

一条学園に通うことになった男子。水上羽美の実家に下宿している。風呂場を覗こうとしたり、人前で公然とセクハラまがいの発言をしたりするため、「天下一のドスケベ男」と呼ばれている。だが、根はまじめな性格で、桑田平助自身が認めた人物に対しては、男女問わず真摯に接する。天才的なボクシングセンスの持ち主だが、その才能に着目した父親の桑田誠からボクシングで世界を獲ることを半ば強制され、そんな父に反発してボクシングから離れる決意をし、水上家に下宿してふつうの高校生活を送ろうとしている。しかし、無類のボクシング好きである羽美から勢いのままにキスをしてもらえる約束を交わし、ボクシングに対する複雑な思いに決着をつけるため、再びリングに上がる決意を固める。

水上 羽美 (みなかみ うみ)

一条学園に通っている女子。桑田平助が下宿している水上家の次女で、平助とは同い年。ボクシングに並々ならぬ情熱を注ぎ、水上羽美自身もふつうの男性をはるかに上回る運動神経を誇る。平助のボクシングセンスを高く評価しているものの、彼がボクシングにやる気を見せないため、一条学園のボクシング部主将と試合で勝つことができればキスをしてあげると約束してしまう。表面上は平助のエッチな言動に辟易する素振りを見せるが、内心では彼を憎からず思っている。

書誌情報

ライバル 14巻 集英社〈ジャンプコミックス〉

第2巻

(1990-06-15発行、978-4088713854)

第3巻

(1991-01-01発行、978-4088713861)

第4巻

(1991-04-15発行、978-4088713878)

第5巻

(1991-07-25発行、978-4088713885)

第6巻

(1991-10-15発行、978-4088713892)

第7巻

(1992-03-15発行、978-4088713908)

第9巻

(1993-02-01発行、978-4088716428)

第10巻

(1993-08-01発行、978-4088716435)

第11巻

(1994-01-01発行、978-4088716442)

第12巻

(1994-07-01発行、978-4088716459)

第13巻

(1994-11-01発行、978-4088716466)

第14巻

(1995-03-01発行、978-4088716473)

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