ワイルド・キャット

ワイルド・キャット

超能力少女が正義のエージェントとなって、悪の組織のエスパーたちと戦うお色気アクション。近未来のSFエージェントもの。青年マンガ誌の黎明期に描かれた。

正式名称
ワイルド・キャット
ふりがな
わいるど きゃっと
作者
ジャンル
アクション
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概要・あらすじ

山奥で暮らしていたグラマーな女性のネネは、超能力を認められてK・K・P(ククル・クク・パロマ)に加わり、世界制服を狙うコンドル・ホークと戦う。

登場人物・キャラクター

ネネ

背中まで届くウェーブのかかった髪のグラマーな女性。髪は肩くらいまでに短くする。超能力を見込まれてK・K・Pにスカウトされ、コンドル・ホークとの戦いに加わる。テレパシイのほかに念動力を使え、動物たちとも会話できる。注意力や洞察力は優れていて、相手の弱点や仕掛けを見抜くことも得意。 山奥ではハダカ同然で暮らしていたため、服を脱ぐことにあまり抵抗はないが、それなりに恥ずかしいらしい。相棒の伴代三助を頼りにしているが、エンゼル・ジョーのことが好き。

伴代 三助 (ばんだい さんすけ)

『ワイルド・キャット』に登場する人物。細身でガニ股、口が大きな青年。丸いメガネをかけたK・K・PのTOKYO支部機関員。頭脳派で、ネネを山奥まで出向いてスカウトし、そのままパートナーとしてサポートしている。女性のヌードに弱く、思考力が落ちる。エンゼル・ジョーと一緒にいることがない。

エンゼル・ジョー (えんぜるじょー)

『ワイルド・キャット』に登場する人物。二枚目で銃の扱いが得意なK・K・PのTOKYO支部機関員。ネネのピンチに伴代三助と入れ替わりに登場する。

おババ

『ワイルド・キャット』に登場する人物。長い鼻にイボがあり老婆。ネネの祖母で、ネネの超能力を持て余しているが、手放したくもない複雑な祖母心を持っている。伴代三助がネネを嫁にすると聞いて、女性の幸福は結婚という認識からTOKYO行きを許した。その後も三助がネネの夫だと思っている。たまに山を下りて、ネネと伴代のところに遊びに来る。 山奥暮らしで鍛えた体力は都会の男性をしのぐものがある。

ザンバ

『ワイルド・キャット』に登場する人物。黒人の大男。コンドル・ホークのエスパーだったが、ネネに敗れて子分となり、K・K・Pに加わった。生き物を細胞単位で動かすことができる、強力な能力を持つ。

ピコ

『ワイルド・キャット』に登場するペット。豹柄の人間と同じくらいのサイズの山猫。ネネが山奥で暮らしていたときの愛猫。コンドル・ホークの襲来にいち早く気づいて牙をむいたため、撃ち殺されてしまった。

集団・組織

K・K・P (くくる・くく・ぱろま)

『ワイルド・キャット』に登場する組織。世界の平和を守るシークレット・エージェント・サービスで、各国に支部がある。エスパー部隊の編成ではコンドル・ホークに先を越され、対策を急いでいる。陛下と呼ばれる人物が登場したことがあるが、組織の全容は明かされていない。

コンドル・ホーク (こんどるほーく)

『ワイルド・キャット』に登場する組織。世界制服を企む一団。その手段として世界中から超能力者を集めたエスパー戦隊を組織した。エスパー・サイエンスも進んでいて、さまざまなメカを導入している。

その他キーワード

思考脳波遮断装置 (てれぱしいしゃったー)

『ワイルド・キャット』に登場するメカ。考えることが超能力者に読まれないようにする装置。コンドル・ホークの団員は帽子にしかけていることが多い。

反念動銃 (あんちさいこぶらすたー)

『ワイルド・キャット』に登場するメカ。超能力者の意識を失わせる特定の超音波を発射する対エスパー銃。コンドル・ホークが開発した。

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