概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
ヨルン・コットゥ
神をも凌駕する神殺しの力を持つ少年。天から降ってきた少女エリシスとの出会いをきっかけに、母がいるはずの天上都市を目指して旅立つ。当初は剣の使い方も知らない素朴な少年だったが、師匠を得、戦いを重ねるごとに高い戦闘能力に目覚めていく。
エリュエステーラ・シーディア
天から降ってきた女神で、ヨルンが旅立つきっかけとなる。エリシス、シーダ、テーラの3形態に変化でき、通常の姿であるエリシスは最も力が弱い。シーダは戦闘能力に長け、テーラはさらに強い力を揮えるが人間味に欠ける。ただし3形態ともヨルンを好きである点は変わらない。 全編通し謎の多い存在だったが、正体は最も古い三柱神の一柱である大地母神の転生。
エネフステーラ・ソーフィア
エリシスの姉で、高い戦闘能力を誇る「戦いの女神」。ヨルンの旅に同行する。父である主神マーサ・イヴェラの呪いにより豹の姿となっているが、第2部以降は呪いが解け、人の姿も取るようになる。
ウルガー・ダイン
ヨルンと共に旅をするヒゲの剣士で、通称はおっちゃん。ヨルンの敵として現れるが、すぐに味方となり、ヨルンを守ることが使命だとあかす。国中の猛者が集まる天上武会で優勝したほどの実力の持ち主で、ヨルンに剣技を教える。天上都市に追われる身だったため、当初は本名を隠していた。
マーサ・イヴェラ
すべての神の父にあたる神族の主神。当初は巨大な魚の姿をだったが、やがて龍へと成長。人間の形態の時は少年の姿を取る。神殺しを生み出した人間を滅ぼすことが目的で、ヨルンが最終的に対峙する敵となる。
先見の姫 (さきみのひめ)
未来を知る予知能力を持つ美姫で、ヨルンの母親。天上都市ユルガハにある先見の塔で暮らす。先見となる前の名はヨハニ。主神マーサ・イヴェラが先代先見であったサヨイを襲い産ませた子。
フェニス
天上都市ユルガハの優秀な魔道士。使命感に溢れた美女で、体の周囲に巡らしたフィールド球を駆使して戦う。ユルガハが神族に敗れ、時空の狭間に呑み込まれた際、ユルガハと運命を共にすることを決意。時空漂流の後、女神ワルキュルア・カイドマ(約束の未来)として覚醒する。
リリシャーロ・フレーベア
エリシスやエネフィアの妹に当たる破壊の女神。実際は最も古い神三柱のうちの一柱である混沌と開闢の女神。エリシスが姿を消した3年後にエリシスの姿で現れヨルンと過ごしたため、ヨルンに対して恋心を抱くようになる。
スパイク・ランディット
ヨルンと同じ神殺しの力を持つ少年。ヨルンの異母弟に当たる。優れた剣の腕を持ち、自分の存在意義をかけてヨルンとの戦いを望むが、後に協力してマーサ・イヴェラ打倒に挑む。
イフォーラ
ヨルンやスパイクと同じ父を持つ三人目の神殺し。武器は使わず、掌から放たれるパワーで戦う。神族との死闘の末、力をなくすが、神族最強の戦士バリュトアと愛し合い、子供を身籠って力を取り戻し、マーサ・イヴェラとの最終決戦に挑む。
ブリュンヒルデ
フェニスの母親。かつてはカミラ、モンラッドと共に三賢者と呼ばれるほどの力を持つ魔道士だったが、フェニスの身を守る依代を作った際に力を失い、身分を偽ってフェニスの側近となる。力を取り戻した後は、誰も敵わぬほどの傍若無人ぶりと魔力を披露する。
カミラ・ブードゥークィーン
天上都市ヤヌエスの前元首。ヒルダ、モンラッドと共に三賢者と呼ばれた伝説的な美女。ヤヌエスの危機にあたり、カリスマ的な指導力を発揮する。
モンラッド
ヨルンが参加した天上武会の審判。ヒルダ、カミラと共に古の超魔法王国ゴドワナ滅亡のきっかけを作った三賢者の一人でもあるが、真の姿は最も古い三柱神の一柱である魔神・見届ける者で、すべてを虚無に帰す存在。
場所
天上都市 (てんじょうとし)
高度な魔法力と科学力によって空中に浮かぶ巨大都市の総称。地上に住まう者たちは憧憬を込めてエデンと呼ぶ。ユルガハ、ヤヌエス、ウルトの三つが勢力争いを繰り広げており、元首はユルガハが皇導士ルメザヴェア、ヤヌエスが獣人ニャコ・ミーケニカ、ウルトが皇帝ヴュメント。
書誌情報
ヱデンズボゥイ 20巻 角川書店〈角川コミックス・エース〉
第1巻
(1995-12-01発行、978-4047131071)
第2巻
(1996-03-01発行、978-4047131330)
第3巻
(1997-01-01発行、978-4047131705)
第4巻
(1998-01-01発行、978-4047132054)
第5巻
(1999-01-01発行、978-4047132641)
第6巻
(1999-05-01発行、978-4047132764)
第7巻
(2000-02-01発行、978-4047133235)
第8巻
(2000-09-01発行、978-4047133631)
第9巻
(2001-07-01発行、978-4047134386)
第10巻
(2002-03-01発行、978-4047134805)
第11巻
(2002-10-01発行、978-4047135086)
第12巻
(2003-07-01発行、978-4047135567)
第13巻
(2004-08-01発行、978-4047136380)
第14巻
(2005-03-01発行、978-4047137028)
第15巻
(2006-01-01発行、978-4047137899)
第16巻
(2006-11-01発行、978-4047138773)
第17巻
(2007-11-01発行、978-4047139923)
第18巻
(2008-12-01発行、978-4047151475)
第19巻
(2009-10-01発行、978-4047153080)
第20巻
(2009-11-01発行、978-4047153226)







