三日月と流れ星

三日月と流れ星

デビュー以来20年以上にわたり集英社「りぼん」で執筆してきた椎名あゆみが、初めて集英社「Cookie」で連載した作品。現代日本を舞台に、18歳年上で子持ちのバツイチカフェ店長・浅井隆聖に恋をした女子高校生、長谷川充希の、高校入学から大学卒業までの成長と恋愛を、切なくもピュアに描いたラブストーリー。集英社「Cookie」2014年9月号から2022年3月号まで連載の作品。

正式名称
三日月と流れ星
ふりがな
みかづきとながれぼし
作者
ジャンル
片思い
レーベル
マーガレットコミックス(集英社)
巻数
全8巻完結
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一目惚れとあまりにも高い壁

高校に入学したばかりの充希は、偶然立ち寄ったカフェで店長の隆聖に一目惚れしてしまう。しかし、彼が自分より18歳年上で、離婚歴があり、さらに高校生の息子、玲於がいることを知る。恋人同士になるのは難しいと頭では理解していながらも、充希はその思いを断ち切ることができなかった。少しでも彼に近づきたい一心で、カフェでアルバイトを始める。思いを伝えても子供扱いされ、告白も断られてしまうが、それでも彼女はあきらめることなく、一途に彼を想い続けるのだった。

恋に不器用な女子と年上カフェ店長、そして息子の三角関係

年上の男性に惹かれる傾向がある充希は、これまで告白してはすべて失敗に終わっていた。一方、カフェの店長の隆聖は、亡くなった妻を今も忘れられずにいた。最初は充希のアプローチを拒んでいた隆聖だったが、彼女の真っ直ぐな思いに心を動かされ、ついに交際を決意する。しかし、息子の玲於も充希に好意を抱いていると知った隆聖は、自ら身を引こうとする。その態度に失望した充希は、高校卒業を機に浅井親子との関係を断ち、大学生として新たな生活を始めた。ところが、庭仕事の依頼先など思いがけない場所で隆聖と再会する機会が続き、断ち切ったはずの未練がなかなか消えずにいた。

幼なじみの大輔の秘めた思い

充希に思いを寄せているのは玲於だけでない。年上の従兄弟で幼なじみの大輔もまた、充希に特別な感情を抱いていた。母子家庭で育ち、ずっと甘えることを我慢してきた充希にとって、大輔は唯一本音をさらけ出せる存在だった。しかし、充希が大輔を兄のように慕っていることに気づいていたため、大輔は自分の気持ちを伝えられずにいた。それでも、隆聖との恋に傷ついた充希を放っておけず、大輔は優しく寄り添いながら、彼女の心の隙間に静かに入り込んでいく。

登場人物・キャラクター

長谷川 充希 (はせがわ みつき)

偶然訪れたカフェの店長、隆聖に恋をした女性。基本的には恋愛に奥手で、おとなしい性格をしている。母子家庭で育ったため、わがままを言ったり本音をさらけ出すのが苦手。しかし、隆聖に近づきたい一心でカフェでアルバイトを始めるなど、時には大胆な行動に出ることもある。大学生になってからは、自分を変えたいと思い、飲み会にも積極的に参加するが、持ち前の不器用さが災いして空回りしてしまうことが多い。

浅井 隆聖 (あさい りゅうせい)

カフェを経営する店長の男性。見た目は若々しいが、充希より18歳年上。整った容姿と穏やかな人柄から、彼を目当てに訪れる女性客も多い。病気で妻を亡くして以来、男手一つで息子の玲於を懸命に育ててきた。再婚や恋愛とは無縁の生活を送っていたが、充希の真っ直ぐな思いに心を動かされ、交際を決意する。趣味は読書で、充希と本の話題で盛り上がることもある。

書誌情報

三日月と流れ星 全8巻 集英社〈マーガレットコミックス〉

第1巻

(2015-07-24発行、978-4088454238)

第2巻

(2016-05-25発行、978-4088455822)

第3巻

(2017-01-25発行、978-4088457086)

第4巻

(2017-09-25発行、978-4088458304)

第8巻

(2022-04-25発行、978-4088446233)

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