概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
紺野 泉 (こんの いずみ)
絶世の美女で出会った異性に必ず惚れられてしまい、トラブルを巻き起こしてしまう。そのせいもあってか控えめで引っ込み思案な性格。画家青山仁の代表作のモデルをしており、現在も絵画教室のモデルとして生計を立てている。また青山仁の愛人であるが、その思いは報われていない。女性には嫉妬され、嫌われてしまうので中学生の緑川つねが唯一の友達。 いつもおかしな格好のコスプレをして美貌を隠している。
緑川 つね (みどりかわ つね)
中学生の女の子。おかっぱで1人称がオレなのが特徴。美大受験を目指してAtelierjinに通っている。向島で一番大きい料亭美登里の娘。お金持ちのため、おこづかいで紺野泉の生計を支えている。強気で乱暴だが繊細な面もあり友達が少ない。いつも紺野泉に変なコスプレをさせている張本人。
赤松 啓介 (あかまつ けいすけ)
東京美術大学に通う大学生。青山仁の講義で単位を得るためにAtelierjinでバイトをすることになった。真面目な性格で紺野泉の美しさにうっかり惚れそうになるものの自らをゲイだと偽って、何とか自分を律しながら緑川つねにちゃんとした絵を描かせようと頑張っている。
青山 仁 (あおやま じん)
日本を代表する画家の男性。東京美術大学で講師もしている。紺野泉をモデルとした絵が出世作として知られている。不真面目な性格でプレイボーイ。妻帯者でありながら紺野泉を愛人として囲っている。それだけにとどまらず、その時の気分で色んな女性に手を出している。
小桃 宣親 (こもも のぶちか)
緑川つねのクラスメイトの男の子であり、学校での唯一の友人。小太りで坊主頭、太い眉毛が特徴。オネエキャラで赤松啓介に少しだけ惹かれている。
トキ
紺野泉の住むアパートの大家である老婆。かつては料亭美登里で働いていた。ツッコミ役で様々な方法を駆使してツッコミを入れてくる。
柳さん (やなさん)
柳寿司の若大将。かつて店にバイトしにきた紺野泉に惚れてしまい今でも紺野泉を追い掛け回している。しかしとんでもなくバカなのでいつも変装している紺野泉が近くにいることに気づかない。
青山 由紀子 (あおやま ゆきこ)
青山仁の妻。父親が美大の学長だったことがきっかけで青山仁と結婚した。青山仁の遊び癖を把握しており紺野泉のことも理解のあるふりをしているが、実際は情緒不安定。紺野泉に対していつも攻撃的。
カトレアのママ
Atelierjinの向かいにある喫茶店カトレアの女店主。トキとは友達関係。ねずみ講にはまっており、アイドルまさやのファン。
柳さんの父親 (やなさんのちちおや)
柳寿司の大将。息子の柳さん同様、バイトに来た紺野泉に惚れてしまい、妻に刺された。
駒子 (こまこ)
芸者の女性。紺野泉が現れるまで青山仁の絵のモデル兼愛人もしていた。それゆえ紺野泉のことも良く思っておらず紺野泉に遭遇するとパイを投げつけてくるようになった。
まさや
人気男性アイドル。長髪で前髪の一部にメッシュが入っているのが特徴。常にたくさんの親衛隊を引き連れている。コンサートに来ていた紺野泉に一目惚れしてしまい楽屋まで呼びつけた。
空 のぼる (そら のぼる)
アイドルまさやの父親。50歳。おかっぱ頭が特徴。まさやのマネージャーをしている。男手一つでまさやを育て上げ、まさやを庇ってマネージャーの吉川よし子に刺される。
場所
Atelierjin (あとりえじん)
青山仁の営んでいる絵画教室。生徒や講師が紺野泉を巡ってはモメて辞めてしまうため、生徒は緑川つねしかいなかった。