光と闇の方程式

光と闇の方程式

おおにし真の代表作。真嶋法律事務所を舞台に、敏腕弁護士の真嶋宇多子が依頼者から寄せられる相談事を解決していく、社会派ドラマ。宇多子が扱うのは刑事事件から民事事件まで幅広く、実在の事件を基にした裁判など、多種多様なトラブルの顚末が描かれる。コミックス第1巻が講談社から1990年2月に、完結巻となる第30巻が1999年9月に刊行された。

正式名称
光と闇の方程式
ふりがな
ひかりとやみのほうていしき
作者
ジャンル
キャリアウーマン
 
裁判官・弁護士
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

真嶋 宇多子 (まじま うたこ)

真嶋法律事務所の弁護士を務める女性。つねに冷静沈着な性格で、依頼者の心に寄り添う姿勢を崩さない。わずかな手がかりから依頼者を救うための道筋を見つけ出す洞察力に優れており、さまざまな依頼を勝訴に導く。かつては数少ない女性の弁護士であることにコンプレックスを抱き、周囲からの評価を得るために話題性のある刑事事件の弁護を一手に引き受けていた。しかし仕事に没頭するあまり、一人娘の双葉が病気にかかっても構ってやれず、夫との仲がこじれてしまう。その結果、離婚を余儀なくされ、双葉の親権も夫に譲らざるを得なくなる。この件を教訓として、刑事事件から民事事件まで幅広く依頼を受けているが、子供が絡む事件に関して特に力を入れている。

日向 朔 (ひゅうが はじめ)

真嶋宇多子の助手を務めている男性。かつては新聞記者として活動しており、その時のつてを生かした情報収集を得意としている。宇多子とは、彼女が新人弁護士の頃からの付き合いで、当時は自らの評価を得るために闇雲に話題性のある事件を担当する姿に若干の危うさを感じていた。現在は宇多子の公私にわたる良きパートナーで、彼女や真嶋法律事務所の所員たちに信頼されている。かなりのヘビースモーカーで、事務所でもタバコを吸っている。

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