概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
アレン
公爵令嬢のティナと、その専属メイドであるエリー・ウォーカーの家庭教師を務める男性。年齢は17歳。卓越した魔法制御技術を誇り、難関とされる王立学校をわずか1年で卒業するほどの優れた才能の持ち主。他人と魔力をつなぐことができる特殊な能力を有しているが、王宮魔法士の試験には不合格となる。卒業後は故郷に帰るための資金を稼ぐべく、恩師からティナの家庭教師の仕事を紹介される。当初はティナだけを教える予定だったが、ハワード公爵家の事情により、エリーも同時に教えることになる。優しくまじめな性格で、つねに謙虚な姿勢を崩さない。義妹の頭を撫でる癖があり、無意識に年下の少女の頭を撫でてしまうため、周囲からは「天性の年下殺し」と噂されている。指導に行き詰まると、深夜まで書物を読み漁って解決策を模索している。また、雇い主であるハワード公爵に対しても、不敬を承知で意見することもある。
ティナ・ハワード
ハワード公爵家の次女。年齢は13歳。膨大な魔力を秘めているが、魔法を使うことができないため、魔法を重んじる貴族社会から「ハワードの忌み子」と蔑まれてきた。しかし、幼少期からの読書好きが高じて学問の才能を開花させ、特に植物や作物に関する研究では、公爵家に多大な利益をもたらす成果を上げている。父親であるハワード公爵からも研究者の道を勧められているが、ティナは王立学校への進学を強く望んでいる。学校の入学試験には魔法が不可欠なため、卓越した魔法制御技術を持つアレンから教えを受けることになった。純粋無垢な性格で、感情がすぐに表情に表れる素直さを持つ。また、一つ年上の専属メイドのエリーとは幼い頃から姉妹のように育った親友であり、アレンの授業も共に受けている。
クレジット
- 原作
-
七野 りく
- キャラクター原案
-
cura
書誌情報
公女殿下の家庭教師 5巻 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉
第1巻
(2020-07-21発行、978-4041094549)
第2巻
(2021-09-25発行、978-4041094556)
第3巻
(2023-04-26発行、978-4041130360)
第4巻
(2024-02-26発行、978-4041145524)
第5巻
(2025-07-26発行、978-4041162996)







