概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
前田 慶次 (まえだ けいじ)
前田利家の甥にあたる男性。身の丈六尺五寸(197センチ)を超える。いかなるときも余裕を崩さない度胸と、巨大な牛すらやすやすと投げ飛ばすほどの膂力(りょりょく)を秘めている。「松風」という名の馬を連れており、彼とは共に戦場を駆けるだけではなく、硬い絆で結ばれた友として互いを思いやっている。多くの戦で功績を上げているため、その胆力を気に入った豊臣秀吉から「どこであろうと傾いてよい」というお墨付きを得たことから「天下御免の傾奇者」と呼ばれることもある。また、秀吉と敵対している徳川家康からも高い評価を受けている。関ケ原の戦いが終わり、戦のない泰平の世になったことに退屈を持て余し、「最後の戦国の地」と呼ばれる九州地方に赴き、肥後の地で加藤清正や立花宗茂と出会う。そして、彼らの前田慶次にも劣らぬ破天荒さと、部下から深く慕われるカリスマ性に強い興味を抱き、行動を共にすることを決める。実在の人物、前田利益がモデル。
加藤 清正 (かとう きよまさ)
「肥後の虎」の異名を持つ武将の男性。肥後国の大名。前田慶次にも匹敵するほどの剣の腕と朗らかで剛毅(ごうき)な性格から、多くの臣下に尊敬されている。幼い頃から豊臣秀吉に世話になっているため、豊臣家に対して深い忠義を示している。また石田三成とは、秀吉を慕う思いが同じであることから意気投合しており、表向きは言い争ったりいがみ合ったりしていたが、内心では深く信頼し合っていた。九州で活躍する多くの武将と同様に、徳川家康が覇権を握りつつある時代においても天下統一をまったくあきらめておらず、抜きん出た指揮力や武力から、天下統一も可能だといわれている。慶次からも一目見るなり気に入られ、その明朗快活な振る舞いや民衆と共に建設作業に携わるほどのフットワークの軽さが、織田信長に似ていると評される。実在の人物、加藤清正がモデル。
クレジット
- 原作
-
原 哲夫 , 堀江 信彦
ベース
花の慶次 ―雲のかなたに― (はなのけいじ くものかなたに)
傾奇者にして、無類の戦好きといういくさ人の前田慶次が、加賀を飛び出して京へと赴き、そこで自分の生きざまを貫き通しながら、戦国時代の有名武将や強敵達と邂逅。さまざまな戦場を雄々しく駆け抜け、色恋沙汰に胸... 関連ページ:花の慶次 ―雲のかなたに―
書誌情報
前田慶次 かぶき旅 17巻 コアミックス〈ゼノンコミックス〉
第1巻
(2020-04-01発行、 978-4867201213)
第2巻
(2020-04-01発行、 978-4867201220)
第4巻
(2020-07-20発行、 978-4867201596)
第6巻
(2021-03-18発行、 978-4867202067)
第8巻
(2021-11-20発行、 978-4867202784)
第9巻
(2022-03-19発行、 978-4867203187)
第10巻
(2022-07-20発行、 978-4867203996)
第11巻
(2022-11-18発行、 978-4867204405)
第12巻
(2023-03-20発行、 978-4867204863)
第13巻
(2023-07-20発行、 978-4867205273)
第14巻
(2023-11-20発行、 978-4867205907)
第15巻
(2024-03-19発行、 978-4867206324)
第16巻
(2024-07-20発行、 978-4867206706)
第17巻
(2024-11-20発行、 978-4867207086)