概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
鴨下 燕 (かもした つばめ)
とある高校に通う男子。年齢は15歳。スケベで女風呂の覗きの常習犯で、軽薄な性格をしている。小山田維子の幼なじみで、犬猿の仲のようでありながら、仲は悪くない。修学旅行で巌流島を訪れた際に不良に絡まれ、維子を庇って瀕死になった際に、佐々木小次郎の霊に取り憑かれた。最初は小次郎を勢いだけの弱虫だといぶかしんでいたが、小次郎が生前、宮本武蔵との決闘を前に暗殺されたことを悔いていると知り、考えを改めた。剣道部に入部するつもりはなかったが、剣道部主将・望月明夫に取り憑いた岡田以蔵との立ち会いや、幼少期に鴨下燕自身に剣道への恐怖心を植え付けた古賀瞬一との対面を経て、入部を決意する。
小山田 維子 (おやまだ いこ)
鴨下燕と同じ高校に通う女子。年齢は15歳。ワンレングスの黒髪を腰まで伸ばしており、スレンダーでスタイルがいいが、胸が小さいことを気にしている。鴨下燕とは幼なじみで、犬猿の仲のようでありながら、燕に好意を抱いている。幼い頃から剣道を習っており、高校の剣道部でも1年生でレギュラーに選ばれている。幼少期にとなりの小学校に通っていた古賀瞬一に暴行された過去があり、その時は燕に助けられて軽傷で済んでいる。転校してきた白鳥美紀が燕を婿に迎える前提でアプローチしていることに、複雑な思いを抱いている。