劇場版アニメ ぼくらの7日間戦争

劇場版アニメ『ぼくらの7日間戦争』のコミカライズ作品。宗田理の小説『ぼくらの七日間戦争』から約30年後の北海道が舞台。理不尽な父親に反発して家出する千代野綾と、綾に思いを寄せている鈴原守や同級生たちが、閉鎖された石炭工場で共同生活しながら、綾を取り戻そうとする大人たちに抵抗する姿を描いている。「月刊コミックジーン」2019年9月号から2020年1月号にかけて連載された作品。

正式名称
劇場版アニメ ぼくらの7日間戦争
ふりがな
げきじょうばんあにめ ぼくらのなのかかんせんそう
原作者
宗田 理
漫画
ジャンル
ヒューマンドラマ
レーベル
MFC(KADOKAWA)
関連商品
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あらすじ

第1巻

高校2年生の鈴原守は、となりに住む幼なじみでずっと思いを寄せていた千代野綾が来週、北海道から東京に引っ越すことを知る。翌日、綾から引っ越したくないという気持ちを聞いた守は、感情のままに綾に逃避行を提案する。守からの提案を聞いた綾は、翌週の夏休み初日から自分の誕生日までの7日間限定で家出することを思いつき、行動を共にしてくれそうな友達に声を掛ける。守と綾に賛同した山咲香織緒形壮馬阿久津紗希、そして紗希が強引に連れてきた本庄博人の六人は、昔に廃棄されて今は無人となった「里宮石炭工場」に荷物を運び入れて共同生活を始めるのだった。一方、娘がいなくなったことを知った千代野秀雄は、居場所をつき止めるとその強大な権力を使って、自分の命令を拒否できない人間を集めて石炭工場を目指す。

登場人物・キャラクター

鈴原 守 (すずはら まもる)

北海道にある里宮高校に通う2年生の少年。歴史好きのインドア派で、おとなしく人見知りながら、困っている人は見過ごせない優しい性格の持ち主。人と話すのは苦手だが歴史のことになると饒舌になり、歴史好きが集まるチャットによく参加している。幼い頃から、となりに住んでいる幼なじみの千代野綾に好意を寄せているが、告白して断られると今の関係が壊れることを危惧して、自分の思いを伝えずにいる。阿久津紗希からは「守ちん」と呼ばれている。

千代野 綾 (ちよの あや)

北海道にある里宮高校に通う2年生の少女。素直な性格でピアノを嗜んでいる。鈴原守とは幼なじみで、山咲香織とは親友の間柄。阿久津紗希からは「綾ちん」と呼ばれている。夏休みに入ってすぐに、父親の千代野秀雄の仕事の関係で東京に引っ越すことが決まったが、できることなら今の町で暮らしたいと思っている。守から逃避行を持ちかけられ、秀雄への反抗心から7日間限定の家出を思いつき、賛同する友達といっしょに家出を決行する。ある人物のことがずっと好きだが、関係が壊れることを恐れて伝えられずにいる。

山咲 香織 (やまさき かおり)

北海道にある里宮高校に通う2年生の少女。活発な性格で、陸上部に所属している。実家は建設会社を経営しており、父親から仕事のために地方議員の娘である千代野綾と親しくするように命じられている。最初は父親のために綾に接近したが、すぐになかよくなり、今では親友となっている。綾から7日間限定の家出を告げられると、「親友の自分が行くのは当然」とばかりに参加を表明する。

緒形 壮馬 (おがた そうま)

北海道にある里宮高校に通う2年生の少年。人当たりがよく、ルックスもいいために女性から非常にモテる。人見知りの鈴原守にも気さくに話し掛け、すぐに下の名前で呼び合う仲となる。千代野綾から7日間限定の家出を告げられると、「おもしろそう」という理由で参加を表明する。

阿久津 紗希 (あくつ さき)

北海道にある里宮高校に通う2年生の少女。明るく活発な性格で、メンバーのムードメーカー的な存在。千代野綾から7日間限定の家出を告げられると、「盛り上げる」という理由で参加を表明する。本庄博人とは幼なじみの間柄で、勉強ばっかりで家に籠っている博人を強引に連れてきた。おしゃれ好きで、里宮石炭工場で共同生活している時も毎日髪型を変えていた。

本庄 博人 (ほんじょう ひろと)

北海道にある里宮高校に通う2年生の少年。弁護士を目指して勉強ばかりしているためか、正論ながら嫌みっぽい言い回しをしてしまうことが多い。幼なじみの阿久津紗希に強引に連れられて、千代野綾が提案した7日間限定の家出に付き合わされる。紗希からは「ヒロくん」と呼ばれている。

マレット

昔に廃棄されて今は無人となった「里宮石炭工場」で出会ったタイ人の女の子。家族で不法滞在していたが、北海道出入国在留管理局の摘発から逃げている最中に、両親と離れ離れになってしまう。両親が戻ってくることを信じ、今まで住んでいたアパートの近くにある石炭工場から見張っていたが、入国管理官に捕えられそうになる。そこを鈴原守たちに助けられ、以降は行動を共にする。ボーイッシュな外見と口調から、守はマレットのことをずっと男の子とカンちがいしていたが、守以外は全員気づいていた。

玉すだれ (たますだれ)

歴史好きが集まるチャットで、鈴原守と頻繁に話をしていた女性。守から恋愛相談もされており、さまざまなアドバイスを送った。若い頃、戦車に乗って大砲を撃った経験がある。チャットの文体から守は還暦を超えたおばあちゃんを想像していたが、実際は親と同年代だった。本名は「菊池ひとみ」で、免許証を入れているパスケースにはたくさんの子供が戦車の装甲の上に乗っている写真が入っていた。

千代野 秀雄 (ちよの ひでお)

千代野綾の父親。北海道で議員をしており、権力を笠に着て周囲の人たちに無理難題を押し付け、反論を許さない傲慢な性格の持ち主。反面、立場が上の人物には頭が上がらない。目上の者にはきちんと従うのが立派な人間だと思っており、自分の意に従わない綾のことを苦々しく思っている。

クレジット

原作

宗田 理

ストーリー構成

ぼくらの7日間戦争製作委員会

関連

ぼくらの七日間戦争 (ぼくらのなのかかんせんそう)

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書誌情報

劇場版アニメ ぼくらの7日間戦争 KADOKAWA〈MFC〉

(2019-12-13発行、 978-4040642307)

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