君は放課後インソムニア

君は放課後インソムニア

能登にあるごくふつうの高校が舞台。不眠症に悩む男子高校生の中見丸太と、同じ悩みを抱える女子高生の曲伊咲は、物置になっている学校の天文台を秘密基地に、つかのまの眠りと安らぎを得る。居場所を求める思春期の男女を描いた青春漫画。小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」2019年25号より連載開始。

正式名称
君は放課後インソムニア
ふりがな
きみはほうかごいんそむにあ
作者
ジャンル
青春
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概要・あらすじ

能登の九曜高校では文化祭の準備が始まっていた。みんなが忙しく働く中、不眠症で夜眠れない中見丸太は、ダンボールにくるまって休んでいた。それをクラスメートの女子に見咎められ、本館3Fの踊り場にあるダンボールを取ってくるように命令される。踊り場の先には、今は物置になっている天文台があり、幽霊が出ると噂されているため、女子は行きたがらないのだ。しぶしぶダンボールを取りに向かう丸太だったが、本館3Fの踊り場にはダンボールは少ししかなかった。丸太は、ダンボールがあるかもしれないと考え、その先の天文台の扉を開く。すると、天文台の中は秘密基地のようだった。遠くに生徒たちの声は聞こえるものの、幽霊の噂のおかげで、人がやって来る心配がない。丸太はダンボールをしき、そこに寝そべり、ここを自分の場所にしようと決める。ふと横に倒されたロッカーの中を覗き込むと、そこに女子生徒が寝ていた。先客がいたのだ。彼女は同じクラスの曲伊咲だった。目を覚ました伊咲は驚いて外に出ようとするが、ドアは鍵が掛かって開かなかった。伊咲が言うには、鍵が壊れていて、完全に閉めると外からしか開かなくなるという。二人は閉じ込められてしまったのだ。どうやって外に出ようと悩む丸太だったが、校則違反ながら伊咲がスマホを持っていたので、ひと安心する。しかし伊咲は、天文台にいた理由を人に知られたくないからと、誰にも連絡を取りたがらない。伊咲は、夜眠れなくてイライラし、昼はずっと頭痛に悩まされながら眠気が取れないのだという。だから秘密の場所で休んでいたのだ。彼女の悩みは、丸太とまったくいっしょだった。そのことを伊咲に告げた丸太は、彼女のスマホで幼なじみの同級生に電話をした。彼にだけは自分の悩みを打ち明けているのだ。電話は通じなかったが、メールで連絡したので、あとは待つだけだった。同じ悩みを持つことで親近感が芽生えた二人は、やがて寄り添うように眠っていた。こうして二人は秘密の場所と、ひとときの安らぎを共有することになったのだ。

登場人物・キャラクター

中見 丸太

能登の高校に通う高校1年生の男子。黒縁メガネが特徴。不眠症に悩んでおり、昼間はイライラしているため、怖いイメージを持たれている。幽霊が出ると噂されていた天文台で、同じく不眠症に悩む曲伊咲と出会う。以来、天文台は二人の秘密の休息場所となる。また、天文台のことが保健の先生にバレた際、二人の居場所を守るため、休眠していた天文部を再開する。

曲 伊咲

能登の高校に通う高校1年生の女子。中見丸太のクラスメートで、丸太と同じく不眠症に悩んでいる。物置状態になっていた天文台に幽霊が出るという噂を流した張本人。人が寄り付かなくなった天文台で、こっそり休息をとっていたところ、丸太と出会ってなかよくなる。丸太と同じく、活動を再開した天文部部員となる。

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