吟遊詩人

吟遊詩人

無職転生 ~ロキシーだって本気です~(漫画)の登場キャラクター。

登場作品
無職転生 ~ロキシーだって本気です~(漫画)
正式名称
吟遊詩人
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概要

ロキシー・ミグルディア王竜王国で出会った女性。リュートを片手に歌で路銀を稼いで旅する魔族で、目元までを覆うベールを被っている。王竜王国の首都、ワイバーンで弾き語りをしていたが、客をうまく捕まえることができず苦悩していたところ、アスラ王国への途上に王竜王国を訪れていたロキシーがひったくりを撃退したのを目にし、新曲のインスピレーションとして付きまとうようになる。基本的に自分勝手な性格で、歌のネタとするため、あの手この手でロキシーの身上を聞き出したりしては、ロキシーに鬱陶しがられていた。その一方で吟遊詩人らしく弁舌に巧みで、ロキシーに酒を飲ませながら褒めておだてたりもしている。旅中に起こる出来事を見聞するため、ロキシーが冒険者ギルドで受けた依頼にも同行しているが、戦闘にはまったく参加せず、安全な場所でリュートを片手に即興の応援歌を歌っては、臨時でパーティーを組んだほかの冒険者たちに奇妙がられている。また、ロキシーが旅の途中で悩んだ様子を見せると、それを内心で面白がって観察する素振りを見せることもあり、積極的に手助けをするということはほとんどしなかった。一方で、旅中を共にしていた待合馬車が襲撃に遭った際、予期せずに人を殺(あや)めてしまったロキシーが非常に動揺した様子を見せた際には、その様子を興味深そうに面白がりながらも、歌と自分を大切にするというエゴイズムな観点から、ロキシーが気にしすぎることはないと立ち直るきっかけを与えたこともある。その後、ロキシーがアスラ王国入りする前に別れると、ロキシーとの出来事や彼女から聞いたそれまでの旅路をもとに、各地で歌を広めている。二人が再会したのは、ロキシーがラノア王国ラノア魔法大学に入学してからで、彼女のルームメイトであるランレッタに亡霊が取り憑(つ)いていたため、その原因を探っている最中だった。シャリーアの街中で吟遊詩人が弾き語りをしていたところをロキシーが通りがかるが、吟遊詩人は翌日にはキリアーク村で噂となっている亡霊の話を聞きにシャリーアをあとにするところだった。折しもそれは、ランレッタが冒険者として健常でいた頃、最後に訪れたと口にしていた村であったため、吟遊詩人の旅路にロキシーとランレッタが同道することになった。キリアーク村では唯一亡霊について覚えのあった老婆に話を聞き、亡霊と退治することに成功すると、原因がランレッタの荷物に入っていた、かつて碑石の欠片であった小石にあることが判明して騒動は解決する。その際、吟遊詩人はロキシーたちと共にシャリーアの街へ戻ることなく、老婆にもう少し話を聞きたいとその場に留まると、ランレッタが捨てた碑石の欠片(かけら)を手にして満足げな笑みを浮かべている。名前も含め謎の多い人物で、ロキシーの前で戦う姿を見せることはなかったが、ほかの冒険者と行動していた時はその限りではなかったようで、腕の立つ様子であったことが示唆されている。

登場作品

無職転生 ~ロキシーだって本気です~ (むしょくてんせい ろきしーだってほんきです)

理不尽な孫の手の小説『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』のスピンオフ作品。原作におけるヒロインの一人であるロキシー・ミグルディアの過去に焦点を当てた物語で、彼女が故郷であるミグルド族の村を出てから... 関連ページ:無職転生 ~ロキシーだって本気です~

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