夏目家の妙な人々

働く妻と主夫、三つ子兄弟という一風変わった5人家族の日常を描く。平成10年に「デザート」「ザ・フレンド」などに掲載された作品。世界観はわかつきめぐみの『きんぎんすなご -金銀砂子-』と同一で、こちらは本作『夏目家の妙な人々』の主人公である夏目蒼一郎が登場している。

正式名称
夏目家の妙な人々
作者
ジャンル
家族
レーベル
KCデラックス(講談社) / 白泉社文庫(白泉社)
巻数
全1巻
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概要・あらすじ

ある日、体調を崩した夏目蒼一郎は、主夫である父親にそれを隠そうとする。しかし、父親は体温計を見るなり、「40度の熱があるので休む」と勝手に学校に連絡する。母親に「観念しろ」と言われ、兄弟には置き去りにされて、蒼一郎は毛嫌いする父親と2人きりの時間を過ごすことになる。

登場人物・キャラクター

夏目 蒼一郎

夏目家の三つ子の1人で、男子高校生。学校の中庭の鯉を捕まえようとして池に落ち、風邪をひくなど、奇矯な行動が目立つ。自由奔放な父親を毛嫌いしているが、実は夏目蒼一郎も彼によく似ている。隣家に越してきた女児の久里子をうっかり呼び捨てにしたことから恋人同士と認識され、以後追いかけまわされることとなる。

はるちゃん

夏目蒼一郎たち三つ子の父親で、夏目家の家事全般を取り仕切る主夫。大黒柱である妻のすみちゃんとの仲は極めて良好。画家を生業としているものの滅多に絵を描くことはなく、あまり稼ぎに繋がっていない。何ごとにもポジティブで自由奔放な言動も目立つため、蒼一郎ら実子からは冷たい目を向けられている。反面、近所の子供たちには好かれている。

すみちゃん

夏目蒼一郎たち三つ子の母親で、夏目家の大黒柱。威勢がよく思ったことをすぐ口にする性格。夏目家の主夫であるはるちゃんとはラブラブだが、三兄弟にはキツイ言葉を浴びせることもある。自分の父親に結婚を反対された過去があり、顔を合わせるといつも言い争いばかりしている。

夏目 紅一郎

夏目家の三つ子の1人で、男子高校生。眼鏡をかけていて、言動も理屈っぽい。基本的に「物事は面白い方がいい」という考え方の持ち主ではあるが、奔放な両親に対しては呆れに近い感情を抱いている。両親に対し、丁寧な敬語を使って話すことがある。

夏目 橙一郎

夏目家の三つ子の1人で、男子高校生。糸目で温和な顔立ち。基本的に穏やかな言動を心がけているが、時折辛辣な言葉を投げることもある。心優しい性格で、夏目蒼一郎が寝込んだ際には、彼のために高級な桃缶を買ってきた。

久里子

夏目家の隣に引っ越してきた家の次女。両親が離婚したため、母親と姉との3人暮らし。離婚後、ピリピリしている母親と姉の間に挟まれ、寂しさを感じていた。夏目蒼一郎に名前を呼び捨てにされたことから、一目惚れされたと思い込み「蒼さんの恋人」を自称する。はるちゃんと遊ぶのが好き。

実加子

夏目家の隣に引っ越してきた家の長女。両親が離婚したため、母親と妹との3人暮らし。離婚家庭の子供という色眼鏡で見られないために、母親にしっかりと自立するようしつけられ、それを負担に感じている。当初は夏目家と仲良くする久里子に反発していたが、実加子も徐々に彼らに心を開いていく。

書誌情報

夏目家の妙な人々 全1巻 講談社〈KCデラックス〉 完結

第1巻

(1999年2月発行、 978-4063340334)

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