概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
岡村 響子 (おかむら きょうこ)
地味で目立たない女性。元々は好奇心旺盛な明るい少女だったが、厳格な父の影響により自分らしさを失い、対人関係がうまく築けなくなっていく。
響子の父 (きょうこのちち)
岡村響子の父。旧家の育ちでいつも和服を着、気難しい顔をしている。封建的な考えの持ち主で、「つつしみのある女性」像を妻や娘に求める。
響子の母 (きょうこのはは)
優しい母親だが、夫に従順すぎる所があり、父に叱られている岡村響子を庇うことが出来ない。響子が社会人になった頃に他界してしまう。
青柳 洋子 (あおやぎ ようこ)
岡村響子の同僚の女性。髪を染めて酒に強くタバコも吸い、適当で男性に自分から言い寄っていく、およそ響子とは正反対の性格。そんな青柳洋子が社内のエリート社員を射止めたことで響子はショックをうける。
書誌情報
天人唐草 自選作品集 文藝春秋〈文春文庫〉
(2018-09-04発行、978-4167911492)
天人唐草 : 自選作品集 文芸春秋〈文春文庫 ビジュアル版〉
(1994-03-01発行、978-4168110313)
天人唐草 潮出版社〈山岸凉子スペシャルセレクション〉
(2010-04-01発行、978-4267905353)







