概要・あらすじ
アパートでひとり暮らしをする大学生の青年森ひろし。ある日の深夜、ひろしは隣の部屋のチャイムをしつこく鳴らす、不気味な風貌の女性サチコと出会う。その翌日、またもアパートを訪れたサチコに電話を貸してほしいと告げられたひろしはこれを承諾。この日以降、なぜかひろしはサチコにしつこく付きまとわれるようになってしまう。
登場人物・キャラクター
森 ひろし (もり ひろし)
アパートでひとり暮らしをする大学生の青年。夜中にアパートの隣人を訪ねて来た不気味な大女のサチコと出会ったことで、彼女に付きまとわれ、さまざまな嫌がらせを受けるようになる。
サチコ
不気味な雰囲気を漂わせた、ロングヘアーで長身の女性。常にロングコートを着用し、手には紙袋とバッグを持っている。当初は森ひろしの住むアパートの隣人に付きまとっていたが、いつしかそのターゲットをひろしへと変更。ひろしの部屋の合鍵を勝手につくって侵入するなどのストーカー行為を行うように。 殴られても何度も起き上がる、100メートルを10秒台で走るなど、人間離れした身体能力を持つ。
佐竹 (さたけ)
森ひろしの大学の同級生で、小学校時代からの幼馴染の青年。高校時代は陸上でインターハイに出場した経験を持ち、空手も習うなど体力には自信がある。ひろしに付きまとうサチコの正体を突き止めようと奔走する。
神崎 るみ (かんざき るみ)
森ひろしのアルバイト先のコンビニをよく利用している女子高生。ひろしに好意を抱いているが、それ故にサチコのターゲットにされてしまう。
田尻 早苗 (たじり さなえ)
森ひろしの小学校時代の同級生だった女性。暗い性格で、当時は悪霊というあだ名をつけられ、いじめられていた。とくにひろしと佐竹は率先して彼女をいじめており、このことからサチコの正体は早苗で、当時の復讐のためにひろしに付きまとっているのではないかと疑われることになった。