天然コケッコー

天然コケッコー

右田そよの目を通して、おしゃれで垢抜けた大沢広海の様子や、のどかな村の子どもたちの生活を語っていく。第20回講談社漫画賞受賞作品。2007年に映画化。

正式名称
天然コケッコー
ふりがな
てんねんこけっこー
作者
ジャンル
日常
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概要・あらすじ

山間の小さな村に、東京から大沢広海が転入してきた。村を愛し、誇りを持っている右田そよは、初めての同級生である大沢広海に村の魅力を伝えようと奮闘する。おしゃれで垢抜けた大沢広海は、村の子どもたちに様々な刺激を運んでくる。田舎しか知らない右田そよと、都会っ子の大沢広海、違う環境で育った2人だが、ケンカしながらも恋人として付き合うことになる。

登場人物・キャラクター

右田 そよ (みぎた そよ)

連載開始時は木村小中学校の最年長・中学2年生だっため、みんなをとりまとめようと奮闘していた。ひどくなまっているが、美人で、いつもおさげにしている。初めての同級生大沢広海と付き合うことになるまでは、田浦重民と噂されていた。

大沢 広海 (おおさわ ひろみ)

喘息のため故郷に戻ることを決めた母親田浦美都子について東京からやってきた。トレンドに敏感でオシャレな男子。好きなものはコンピューターゲームとプロレス。背が高く大人びているが母親似にて口が悪い。

山辺 篤子 (やまべ あつこ)

おとなしい性格で漫画家志望。連載開始時は木村小中学校の中学1年生。東京からの転校生大沢広海をモデルにした漫画を描いて雑誌に投稿している。実家は村で唯一の床屋さん。

田浦 伊吹 (たうら いぶき)

木村小中学校で唯一の山辺篤子の同級生で連載開始時は中学1年生。おおらかな性格で、小さなことは気にしないため、ちょっと鈍い。実家はなんでも売っている小さな商店。

右田 浩太朗 (みぎた こうたろう)

右田そよの弟。連載開始時は木村小中学校に通う小学6年生。おしゃれ、ゲーム、プロレスに詳しい大沢広海に強い憧れを抱いている。

田浦 カツ代 (たうら かつよ)

連載開始時は木村小中学校の小学3年生。自己主張が強く、田浦早知子に対して横柄な態度をとることが多い。

田浦 早知子 (たうら さちこ)

連載開始時は木村小中学校の小学1年生。村の子供の中で一番年が若かったため甘えん坊で、よく右田そよに面倒を見てもらっている。

田浦 重民 (たうら しげたみ)

木村小中学校出身で4つ年下の右田そよをデートに誘うなどアプローチを続けている。郵便局員。釣りが好きで、がさつな上、かなり空気が読めない。

宇佐美 (うさみ)

森小学校出身で木村小中学校の運動会に参加していた。森高校に進学し、大沢広海と仲良くなる。おとなしい性格で、田中比世子と付き合っている。

田中 比世子 (たなか ひよこ)

森小学校出身で、なぎ高に進学し、付き合っていた宇佐美と離れ離れになったため、宇佐美を右田そよに取られるのではないかと心配している。

右田 一将 (みぎた かずまさ)

右田そよの父親。ハンサムだが横柄で、理不尽なことでよく怒る。若い頃に東京で暮らしていたことがあり、その時に田浦美都子と付き合っていた。

右田 以東子 (みぎた いとこ)

右田そよの母親。中居町という大きな漁港出身で、美人だがしっかり者で、夫である右田一将のわがままを飄々と受け流している。

田浦 美都子 (たうら みつこ)

大沢広海の母親。東京で暮らしていたが、持病の喘息のため、村に戻ってきた。美容師だが昔のよしみで右田一将の畑を手伝うようになる。

鈴木 健一 (すずき けんいち)

大沢広海の東京の友達。大沢広海が村に引っ越してきた後も交流を続けている。

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