あらすじ
第1巻
中学生の小村楓は、となりの席の三重に思いを寄せていたが、その気持ちを伝えられない日々を過ごしていた。三重はめがねをかけなければ、まともにものを見ることができないほどの重度の近眼だった。そんなある日、三重がめがねを忘れて登校してくる。めがねがないために何もできない三重をサポートするため、小村は行動に移す。(第1話。ほか、14エピソード収録)
第2巻
バレンタインが近づき、小村楓は同じクラスの三重からチョコレートをもらえるのではないかと期待していた。三重はそんな小村の気持ちを知ってか知らずか、チョコレートはクラス全員の男子にあげるつもりだったと答える。しかしみんなに配り終えた三重は、小村に渡すはずだったチョコレートも誰かに渡してしまう。落胆する小村に、三重はチョコレートの代わりに願い事を聞くと提案する。(第21話。ほか、14エピソード収録)
テレビアニメ
登場人物・キャラクター
小村 楓 (こむら かえで)
中学1年生の男子。となりの席に座っているクラスメートの三重に思いを寄せており、たびたびめがねを忘れて困っている三重のサポートをしている。三重に接近するチャンスをつねに伺っており、彼女がめがねを忘れることをひそかに願っている。その思いが通じているからか、三重も頻繁にめがねを忘れてくる。幼い頃から、困っている人がいれば助けずにはいられない優しい性格で、三重をはじめ小村楓のことを頼りにしているクラスメートは多い。
三重 (みえ)
中学1年生の女子で、小村楓のクラスメート。かなりの近眼で、めがねをかけていないと人の顔はおろか、教科書を読むこともおぼつかない。そんな状況でありながらめがねを忘れて登校することが多く、そのたびにサポートしてくれる小村のことを頼りにしている。また、頻繁にめがねを壊してしまうため、新しいめがねを買いに行くときにも小村に付き添いを頼んでいる。ちなみに家から学校までの距離が非常に近いため、登校するだけならめがねがなくても支障はない。本当は大きな瞳の持ち主だが、裸眼ではものがよく見えないために目に力を入れ過ぎて、目つきが非常に悪くなってしまう。
東 蓮 (あずま れん)
中学1年生の男子で、小村楓のクラスメート。気配りができる優しい性格のため、クラスの女子生徒から人気がある。小村が三重を好きなことに気づいており、さりげなく三重との関係がよくなるようにフォローしている。
書誌情報
好きな子がめがねを忘れた 12巻 スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックスJOKER〉
第1巻
(2019-02-22発行、 978-4757560260)
第2巻
(2019-06-22発行、 978-4757561694)
第3巻
(2019-11-22発行、 978-4757563957)
第4巻
(2020-02-22発行、 978-4757565319)
第5巻
(2020-05-22発行、 978-4757566682)
第6巻
(2020-10-22発行、 978-4757569119)
第7巻
(2021-04-22発行、 978-4757572089)
第8巻
(2021-10-21発行、 978-4757575028)
第9巻
(2022-06-22発行、 978-4757579736)
第10巻
(2023-01-20発行、 978-4757583511)
第11巻
(2023-07-22発行、 978-4757586772)
第12巻
(2024-06-20発行、 978-4757591677)