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妖怪村の三つ子たち
妖怪の母に育てられた三つ子が、母と二人で写っている写真を手がかりに父親を探すため、初めて妖怪の村を出て人間の町を旅するファンタジー漫画。「flowers」2017年12月号、2018年1月号、2月号に掲載。コミックスには他に梅サトのデビュー作『竜巻の日』(「増刊flowers」2013年9月号増刊)、『亀の恩返し』(「flowers」2017年7月号)、『すごろく』(「flowers」2017年4月号)、『未来から来た同級生』(描きおろし)などの短編を収録。
概要・あらすじ
妖怪の村で生まれ育った三つ子、ジル、ルイス、スコット。他界してしまった彼らの母は、強く、優しく美しい妖怪でみんなから好かれる存在だった。ルイスは左目で他人の心を読む能力を、スコットは左手で記憶を消す能力を母から受け継いでいた。彼らのようにしっぽも能力もなく人間のような見た目のジルは、そんな自分にコンプレックスを持っていた。
母は何も語らなかったが、父親がどんな人物なのか気になっていたジルは、母と二人で写っている写真の男性が父親なのではと考えた。ジルは父親を探すため、人間の町へ行くことを決意。ルイスやスコットも同行することにした。正体がバレたら大変、人間は怖いなどと他の妖怪たちに脅されながらも、三つ子たちの父親を探す旅が始まった。
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