少女鮫

少女鮫

未知のウィルスの実験体として、ただ一人の生き残りとなった少女の戦いを描くバイオレンス巨編。東京に帰国した少女の過去が描かれる戦場編(第1部~第7部)と、少女の体内のウィルスをめぐり、世界を揺るがす事態へ突入していく日本編(第8部~第9部)で構成されている。「花とゆめ」1996年4号から1999年13号にかけて掲載された作品。

正式名称
少女鮫
作者
ジャンル
裏社会・アングラ
レーベル
花とゆめCOMICS(白泉社)
巻数
全10巻
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あらすじ

第1部 少女鮫(第1巻)

日本に帰国した紫堂凉子が通う高校では、生徒が鮫に食い殺されるという事件が続いていた。凉子は来杉という生徒が、麻薬と同じ作用のあるスパイスの売人である事をつき止め、自ら中毒になりながらも、その組織を壊滅させようとする。

第2部 戦場編(第1巻~第2巻)

医師・石動克也から、幼い紫堂凉子を託された傭兵部隊の隊長・紫堂貴広は、凉子を戦場のキャンプで育てた。病院の一室で隔離されていた凉子にとっては、戦場の地獄のような過酷ささえも新鮮で、キャンプの傭兵達も凉子を自然に受け入れていった。だが、凉子の一瞬の気のゆるみが、部隊を危険に晒してしまう。その失敗を糧に、凉子は何度も命の危機に瀕しながらも、心身共に強くなっていく。そんな中、ストックホルムに立ち寄った紫堂親子は、テロリスト・ミハイル=フェルガーにドイツの古城に監禁された世界的な大企業の社長令嬢クララ=エスガイアを救出する任務を受ける。その作戦中、軍事偵察猫クレオパトラが殺されると、凉子の瞳が光を失い、表情が一変。最終的に作戦は成功しフェルガーは拘束されたが、貴広は凉子が見せた変容が気になっていた。

第3部 海洋編(第2巻~第3巻)

10歳になった紫堂凉子は、紫堂貴広のもと、マイアミで幽霊船から麻薬を回収する任務にあたっていた際、鮫の大群と巨大鮫に遭遇する。鮫との全面対決に向けて、シチリアで鮫狩人(シャークハンター)のキュアンを訪ねた凉子は、貴広の恋人ラウラとの初対面を果たす。凉子達は沈没した幽霊船から麻薬を引き上げる作業に入るが、貴広に危険が迫ると凉子の表情が「変化」した。巨大鮫と共感する凉子は、鮫が何を望んでいるのかがわかっていたのだ。

第4部 検診編(第4巻)

紫堂凉子が「変化」した時の様子に懸念を抱く紫堂貴広は、検診のためジュネーブの聖マルス病院を訪れる。石動克也のもと、検診が始まり、凉子が「変化」する時のキーワードが明らかになる。一方、ミハイル=フェルガーは貴広のアキレス腱を探るべく、凉子のデータを狙っていた。そんな中、ジュネーブでは少女連続殺人事件が発生し、奇しくも凉子は犯人に誘拐される。助けに来た貴広の危険を察知していた凉子は「変化」し、犯人のケルトック=バルファーを追い詰める。その後、凉子は無事検診を終えるが、グラハム副院長は秘密裏に手に入れた凉子のデータを、フェルガーに手渡す約束をしていた。

第5部 久須見ウィルス編(第5巻)

石動克也紫堂貴広紫堂凉子のすべてを話すべく、凉子が幼い頃入院していた久須見病院に案内する。日本北部で発生した大地震で孤児となり、心臓疾患があった凉子は久須見病院に引き取られ、久須見英次から「クスミ=ウィルス」の人体実験を施されたのだ。結果、凉子の心臓疾患は消え、久須見は「奇蹟のウィルス」として論文を発表しようとした。そんな矢先、絶対的な組織から圧力をかけられた久須見は、凉子を消そうとする。凉子は石動から日本にいた貴広に託されるが、貴広は凉子を狙っているのがヴァチカンだと確信していた。一方、凉子は貴広の代理で、落ちこぼれの初年兵で構成されたイレギュラーズを教育するという任務を受け、独自の方法で彼らの個性を伸ばし、実戦でも通用する部隊に仕立て上げていた。

第6部 ふたたび戦場編 (第5巻~第7巻)

自分が危険にさらされる限り、紫堂凉子が「変化」を起こす可能性があると知った紫堂貴広は、凉子を戦場から遠ざけようとする。だが、凉子の傭兵としての実力がそれを許さなかった。依頼人達は凉子が加わる事で、チームの任務達成率が跳ね上がっている事を既に知っていたのだ。凉子は灼熱の砂漠や、極寒の北極点での任務を通じて、戦闘のプロに成長する。そんな中、麻薬王カノン・ドボールの屋敷に潜入する事に成功した凉子だったが、冷酷無慈悲なカノンに麻薬漬けにされてしまう。薬を抜くべく「急速解凍」の辛さに一人耐えた凉子は、貴広が魔神と呼ばれる人喰い虎に襲われた事を察知する。「変化」した凉子は、恐るべき力で魔神を抑え込み息の根を止める。それを目撃した貴広は、凉子の行く末を案じ、戦場から身を引く決意をする。

第7部 地中海編(第7巻~第8巻)

紫堂貴広は地中海の要塞島と呼ばれる孤島を購入し、ラウラと結婚。紫堂凉子は、12歳から16歳まで二人に愛され、島でのびのびと過ごしていた。一方、ミハイル=フェルガー聖マルス病院から凉子のデータを盗み出し、世界を制する事ができる「クスミ=ウィルス」が、凉子の体内に潜む事を知る。同じ頃、ラウラの妊娠で凉子達家族は幸せの絶頂にあった。だが、凉子達が暮らす要塞島が、フェルガーのスティルス艦に襲われる。孤島での戦いは激化するが、ウォルカ達の捨て身の砲撃で、幕を閉じたかのように見えた。だが、ラウラとビーがフェルガーの銃弾に倒れ、それを目撃した凉子は再び「変化」するのだった。

第8部 日本編(第9巻)

世界中の政治・民族・宗教のトップが召集された極秘会議で、「絶滅」の遺伝子情報は人間の中にも発見されたという報告がなされた。同じ頃、母国の日本に一人帰国し、学園生活を送る紫堂凉子は、自分の事を探ろうとする本橋総理大臣を一蹴。凉子の存在は海外でなにかと噂となっていたが、日本の総理はかやの外に置かれていたのだ。この一件で本橋は総理の座から引きずり降ろされる。そんな中、ゲリラに囚われたビル=マクガイヤーを救出すべく、凉子はシルバーホークを招集。派手な立ち回りで事態を収拾した凉子だったが、失職したビルとホークも勢いで日本にやって来た。また一方で、戦場で凉子を監視していたイプシロンという謎の男性も日本に向かっていた。

第9部 さらば少女鮫(第10巻)

休暇に訪れた父島で、紫堂凉子は地震に遭遇、その時、見覚えのあるイルカが巨大化して浜辺に打ち上げられているのを目撃する。島にはアメリカ艦隊が駆けつける一大事となったが、日本での報道は抑えられていた。その頃、イプシロンとの会合に現れた羽佐間春彦は、ヴァチカンが凉子への追求をやめた理由は、自分が「クスミ=ウィルス」の最後の実験体となったからだと告白する。そんな矢先、小笠原海溝で「クスミ=ウィルス」が再発見され、海上研究施設に再び召集された久須見英次が、バイオ・ハザード(生物災害)を起こす。凉子はチームに召集され、隊長の紫堂貴広と再会。久須見が凉子と春彦を差し出すよう要求したため、貴広は凉子達の保護と久須見抹殺を任命される。自らにウィルスを投与していた久須見の「変化」は圧倒的で、凉子を凌駕する。瀕死の貴広は部下達に施設への爆撃を指示し、凉子は久須見を圧力室に閉じ込める事に成功。その様子を海上から見守っていたホーク達は、海の底から聞こえる凉子の歌声を耳にする。

登場人物・キャラクター

主人公

私立桜ノ宮高等学校に通う女子。東京では1LDKで一人暮らしをしている。素直かつ天然な性格で、感受性が強い。日本の北部で起きた大地震で孤児となった。心臓に難しい疾患を持っており、「クスミ=ウィルス」の実... 関連ページ:紫堂 凉子

傭兵部隊の隊長を務めている男性。サングラスをかけてひげを生やしたハードボイルドな容姿で、顔には左目にかかる大きな傷がある。石堂克也から、日本に居場所がなくなった紫堂凉子を託され、自分の娘として戦場で育... 関連ページ:紫堂 貴広

シチリアの酒場兼宿屋の女将で、紫堂貴広とは学生時代からの知り合いで旧知の仲。家族が不幸に見舞われた辛い過去がある。気が強くはねっかえりな性格で天の邪鬼なところがあるため、貴広を愛しているが、つい悪態を... 関連ページ:ラウラ

東都病院の医師で、紫堂貴広の甥にあたる男性。久須見英次の大学の後輩で、久須見病院では紫堂凉子の担当医だった。無菌室で投薬と採血の日々を送る凉子を不憫に思い、本や人形のメイを与え、メイから見た外の世界の... 関連ページ:石動 克也

羽佐間グループの御曹司で、美浜高校に通う男子。紫堂凉子の身近に現れた初めての同世代の異性で、紳士的なイケメン。実は凉子と同じく心臓疾患を抱えている。凉子が生き延びた例に習い、羽佐間グループが財力にもの... 関連ページ:羽佐間 春彦

久須見病院で院長を務める男性。細菌学のエキスパートながら野心家で、潜水艇の生存者から脊髄液抽出でウィルスを発見し、研究会に報告せずに病院に持ち帰った。「クスミ=ウィルス」と呼ばれるようになった未知で特... 関連ページ:久須見 英次

テロリストのリーダーを務める、冷酷非道と悪名高い男性。通称「銀狐」。傭兵の訓練学校の戦略課でいっしょだった紫堂貴広をライバル視しており、彼の打倒に執念を燃やしている。だが、クララ=エスガイアを拉致監禁... 関連ページ:ミハイル=フェルガー

ヴァチカンの異端審問官で、紫堂凉子の守護役を命じられた男性。敬虔なクリスチャンであり、「クスミ=ウィルス」は人間の尊厳をないがしろにする悪魔の所業で、凉子の存在も悪魔だと見なしている。人類に残された唯... 関連ページ:イプシロン

紫堂貴広が率いる傭兵部隊の主要メンバーの男性。黒いロングヘアにバンダナを巻いている。インディアンの血が入っており、予知夢が当たると評判の霊感の持ち主。貴広の引退後は、野鳥の研究をするため招かれた大学に... 関連ページ:ホーク

紫堂貴広が率いる傭兵部隊の主要メンバーの男性。筋肉質で怪力の持ち主。気が優しいが少しおっちょこちょいで、オカルトが苦手。砂漠での任務では紫堂凉子と共に流砂に飲み込まれ、地下遺跡に閉じ込められるという経... 関連ページ:シルバー

紫堂貴広が率いる傭兵部隊の主要メンバーの男性。普段はおしゃれなナイスガイ。貴広の引退後も、火薬の匂いと戦場の緊張感のない世界には戻れないと傭兵を続ける。のちに部隊の隊長としての任務中、カンボジアで拘束... 関連ページ:ビル=マクガイヤー

クララ=エスガイア救出作戦に参加した傭兵の男性。あごひげが濃く強面で、当初は紫堂貴広が紫堂凉子を作戦に参加させる事に懐疑的だった。潜水の専門家で、マイアミでの任務にも召集されるが、ダイバー達が鮫の大群... 関連ページ:バルド

幼かった紫堂凉子の友達だった人形。病院から出られない凉子に代わり、石動克也が外の世界を連れ歩き、色々なモノを見た。凉子にとっては外の世界とのきずなのような存在。戦場では凉子といっしょに行動していたが、... 関連ページ:メイ

ストックホルムで非合法の何でも屋「調達屋」を営む高齢男性で、紫堂貴広はお得意様。フロリダでは鮫用の捕獲器具を探していたバルドに鮫用の頑丈な檻を提供。のちに日本に移り住み、偶然にも紫堂凉子の近所で、表向... 関連ページ:スカラベ

軍事偵察用に育てられた猫。スカラベが紫堂貴広から注文を受けた「鳴かない猫」と呼ばれている希少種。厳しい訓練を受けて選ばれたスペシャリストであり、紫堂凉子の指示通りに動く。鳴き声が響かないよう、声帯は手... 関連ページ:クレオパトラ

巨大鮫

マイアミ沖にいる巨大鮫で、鮫の大群を率いている。一般の人間には感知する事は難しいが、紫堂凉子とは何か引き合うものがあり、お互いの存在を敏感に感じている。凉子と戦う事を直感しており、凉子に爆雷を口から投げ入れられ爆発する。のちに凉子は自分と似た、孤独で特異な存在として、巨大鮫を回想している。

映子

私立桜ノ宮高等学校に通う女子で、紫堂凉子にできた初めての友達。来杉から配られたガムで薬漬けにされ、凉子の救出も間に合わず、命を落としてしまう。

来杉

私立桜ノ宮高等学校の女生徒で、麻薬と同じ効果を持つスパイスの売人。ショートカットの髪型で風貌も言葉遣いも男子のような雰囲気を持つ。帰国子女の紫堂凉子に目を付け、執拗にスパイス入りのガムを勧める。上から目線で恰好をつけているが、自らもスパイス中毒になっている浅はかさに気づいていない。

麻薬と同じ効果を持つスパイスの元締めの男性で、腰まである髪を一つに束ねている。私立桜ノ宮高等学校をモデルケースとして選んだ人物で、スパイスをガムに混ぜ込み、来杉を売人として売りさばいている。無慈悲なナ... 関連ページ:

世界的な電子工業会社「エスガイア」の社長の一人娘。避暑に来ていたドイツの別荘でテロリスト・ミハイル=フェルガーに監禁される。父親のボブ=エスガイアとは血のつながりはない。母親は仕事で忙しい父親を裏切り... 関連ページ:クララ=エスガイア

キュアン

シチリアに住む鮫狩人の男性で、ラウラに惚れている。バンダナを頭に巻いた血気盛んな人物で、ラウラが思いを寄せる紫堂貴広には好戦的。だが、鮫の大群と巨大鮫の話を紫堂凉子から聞き、鮫狩りに協力する。

マルゴット

聖マルス病院の看護婦の女性。明るく優しい性格で、紫堂凉子の過去に同情して何かと親切にする。手芸が得意で、医師のヴィッシュハルトから思いを寄せられている。通称は「マルコ」。

聖マルス病院の副院長を務める、野心家の男性。紫堂凉子の検診にかかりきりになるのは病院の私物化だと、ケルナー院長を敵対視する。ケルナーを蹴落とすため、彼が肩入れしている凉子が何者かを知りたがっており、ヴ... 関連ページ:グラハム

ケルナー

聖マルス病院の院長を務める高齢男性。長いひげを生やしメガネをかけ優し気な雰囲気を漂わせている。グラハム副院長に紫堂凉子の特別扱いを批判され、彼が外部に凉子のデータを流出させるのではないかと危惧している。のちに、ミハイル=フェルガーに凉子のデータを渡さなかったグラハムと和解する。

聖マルス病院の検診担当医の男性。暗い雰囲気を漂わせた怪しげな人物。紫堂凉子をいつも見つめているので、ビル=マクガイヤーに少女連続殺人事件の犯人ではないかと疑われていた。恩のあるグラハム副院長のコンピュ... 関連ページ:ヴィッシュハルト

黒の全身タイツに身を包んだ少女連続殺人事件の犯人で、紫堂凉子を誘拐する。歪みきった変態男で、自分だけの「エンジェル」として、自分を拒否しない生きた人形を求めている。ターゲットとした少女には、スタンガン... 関連ページ:ケルトック=バルファー

バスカビル家の犬

吹雪の中から現れるという北極の幻の犬。全身真っ黒で背中の毛がリンのように青く光り、目と口は燃えるような赤。二匹で、北極グマを倒すといわれている。実は、ギルバート・ヴァルボア博士が飼っていたいたゴグとマゴグという犬達の子供で、自分達の家族を殺害したオットー・マクファーレンへの復讐の機会を狙っている。

ロケット燃料研究の第一人者で、25年前にF国から亡命して来た60代の男性。亡命国に貢献して来たが、密かに母国に戻りたいと持ちかけ、最新ロケット燃料の機密を条件に受け入れられる事となった。国家機密の漏え... 関連ページ:ギルバート・ヴァルボア

オットー・マクファーレン

ギルバート・ヴァルボアが亡命した際、F国北部地方長官を務めていた男性で、のちに秘密警察に配属された。ギルバートをF国の科学省に戻すためだけに、彼が住んでいた北の村に火をつけ、彼の妻と娘、飼い犬のゴグとマゴグを殺害した過去がある。

欧米の麻薬組織に膨大な麻薬を供給している麻薬王の男性。丸いサングラスをかけた大男。アメリカで起こした事件の追及を逃れ、東南アジアの別荘に身を潜めている。趣味は読書。紫堂貴広が、カノン・ドボールを表に引... 関連ページ:カノン・ドボール

魔神

東南アジアの人喰い虎で、開拓地に現れ人間を襲っている。カノン・ドボールが滞在する東南アジアのエズミ村にも現れ、紫堂貴広を襲った。大口径の銃が効かないほど強靭だが、「変化」した紫堂凉子に抑え込まれ絞め殺される。

ラウラが営む酒場の客の高齢男性。第二次大戦中の政府からの弾圧に対し、抵抗運動を展開していた人物で、要塞島の対岸のレジスタンス村に住む。要塞島で暮らすようになった紫堂凉子が戦争の話に興味を示した事から、... 関連ページ:ウォルカ

紫堂貴広がラウラと結婚し、地中海の要塞島に移り住んだ紫堂凉子が、近所の人からもらった犬。生まれた子犬の中で一番忙しく動いていた事から「BEE(蜂)」という名前が付けられた。成犬になっても子犬のように暴... 関連ページ:ビー

香坂 燿子

私立桜ノ宮高等学校の女生徒で、紫堂凉子の友達。しっかり者でメガネをかけている。買い物上手で、船に乗ると船酔いする体質。実はワイドショーが好きで毎日録画している。

日比野 悦子

私立桜ノ宮高等学校の女生徒で、紫堂凉子の友達。カチューシャをしている乙女チックな性格の持ち主。マッチョな男性が苦手ながら、徐々にシルバーといい関係になっていく。

本橋

日本の総理大臣を務めている男性。海外で噂が立っている紫堂凉子の謎を解き明かそうと、手下に凉子をさらわせるが、凉子に顔面を蹴られノックダウンされる。その件を耳にした合衆国大領領に、君ふぜいが知ったところでどうしようもないと、即刻クビを切られる。

亜優華

私立桜ノ宮高等学校の女生徒。アイドルとして活動しているが、クラスメイトの前で歌を披露するなどサービス精神旺盛。学内で注目されている紫堂凉子となかよくなりたいと思っている。

集団・組織

イレギュラーズ

落ちこぼれの初年兵達が集められたはみ出し部隊。周囲の兵隊のレベルを落としかねないので、一つの部隊にまとめられた。紫堂貴広の代理で来た紫堂凉子が教育係となった。メンバーはポエム好きの元機械工「軍曹」、元... 関連ページ:イレギュラーズ

場所

聖マルス病院

紫堂凉子の体の変化を懸念した紫堂貴広が、検診のため凉子を入院させたジュネーブの病院。院長はケルナーで、副院長はグラハムが務めている。グラハムは院長の座を狙っており、凉子の特別待遇の理由をヴィッシュハル... 関連ページ:聖マルス病院

要塞島

紫堂貴広がラウラと結婚し、紫堂凉子と三人で暮らすために購入した地中海に浮かぶ孤島。凉子が12歳から16歳までを過ごした。ラウラの営む酒場兼宿屋とレジスタンス村の対岸にあり、ラウラは貴広が操縦する船で仕... 関連ページ:要塞島

その他キーワード

クスミ=ウィルス

久須見英次によって発見された遺伝子に影響を与える未知のウィルス。久須見による人体実験で、心臓疾患のあった紫堂凉子はウィルスを投与され、心臓疾患が消えた。一方で凉子は、愛する者の危機に「変化」が現れる。... 関連ページ:クスミ=ウィルス

変化

「クスミ=ウィルス」の副作用による症状。紫堂凉子の場合は、表情に陰りがおりて瞳の輝きが増し、まるで巨大鮫のような目になる。動きや人格も獣性をおびて、爆発的な筋肉に急変する。凉子の「変化」のキーワードは... 関連ページ:変化

書誌情報

少女鮫 全10巻 〈花とゆめCOMICS〉 完結

第1巻 少女鮫始動

(1996年8月発行、 978-4592111610)

第2巻

(1996年12月発行、 978-4592111627)

第3巻

(1997年4月発行、 978-4592111634)

第4巻

(1997年8月1日発行、 978-4592111641)

第5巻

(1997年11月発行、 978-4592111658)

第6巻

(1998年4月発行、 978-4592111665)

第7巻

(1998年7月発行、 978-4592111672)

第8巻

(1998年11月発行、 978-4592111689)

第9巻

(1999年5月発行、 978-4592111696)

第10巻

(1999年8月発行、 978-4592111702)

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