屍姫 玄

屍姫 玄

赤人義一による漫画『屍姫』のアニメ化で、TV放送版全25話のうち14話以降の後半が『屍姫 玄』。強い未練や妄執によって蘇り、人間を襲い続ける屍と、その存在を抹消すべく戦う契約僧と屍姫の物語を描く。

正式名称
屍姫 玄
ふりがな
しかばねひめくろ
原作者
制作
GAINAX、feel.
監督
むらた雅彦
放送期間
2009年1月1日 〜 2009年3月26日
放送局
CS/TOKYO MX
話数
12話
ジャンル
アクション
 
ダークファンタジー
 
バトル
 
怪談・伝奇
関連商品
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概要・あらすじ

屍姫たちによるとの戦いが激化する中、主人公花神旺里は瀕死状態の僧侶田神景世から、屍姫星村眞姫那との契約を引き継いだ。契約僧としての修行をしつつ眞姫那と共に戦う旺里は、やがて自身の出生の秘密を乗り越え、七星の頂点である北斗との最終決戦に挑む。

登場人物・キャラクター

花神 旺里 (かがみ おうり)

兄のように慕う光言宗の僧侶、田神景世から引き継いで屍姫の少女星村眞姫那と契約した少年。契約僧となるため光言宗に入信、修行に励みつつ眞姫那と共に屍と戦っている。

田神 景世 (たがみ けいせい)

光言宗の僧侶で、主人公の少年花神旺里を幼い頃に引き取った兄貴分。屍姫の少女、星村眞姫那の契約僧だったが、屍の一団・七星の謀略により致命傷を受け、眞姫那を旺里に託して絶命した。

星村 眞姫那 (ほしむら まきな)

屍を倒すための屍姫の1人で、享年は15歳。契約僧は戦いに倒れた田神景世に代わって主人公の花神旺里となる。家族ともども自身を殺した屍の一団、七星を激しく憎み、彼らへの復讐心に逸ることも多々。

光言宗 (こうげんしゅう)

『屍姫 玄』の登場団体。600万もの信徒を抱える大元帥系真言密教の一派で、その歴史も千年以上を数える。開祖の教えにより、屍を正しく死に還すべく屍姫を使って滅ぼし続けている。

鹿堂 赤紗 (ししどう あかしゃ)

かつては光言宗の契約僧だったが、5年前の屍討伐の際に屍姫を失うなどしたのち叛心、光言宗本山を襲撃して教典を奪い逃走。背信僧として光言宗により追われていたが、その目的を叶えるべく凶悪な屍の一団・七星と手を組む。

北斗 (ほくと)

凶暴な7人の屍で構成された七星の長であり、かつ最強の屍。外見は巫女姿の少女。七星は星村眞姫那を家族ともども惨殺した過去を持つが、北斗には自身も認識していない星村家との因縁が存在する。

場所

七星 (しちせい)

『屍姫 玄』の登場集団。特段強大な力を持つ7体の屍。理性的な行動が取れない者の多い屍においては異色の存在。また、いずれも身体のどこかに北斗七星のしるしが刻まれている。

その他キーワード

契約僧 (けいやくそう)

『屍姫 玄』の用語。屍姫と縁で結ばれた“契約”を成した光言宗の僧侶。生命力エネルギーの霊気(ルン)を送ることで屍姫は活動するため、自身の状態や2人の距離などで屍姫の能力に影響が出る。

(しかばね)

『屍姫 玄』の用語。未練を持ったまま死んだ人間が、その思いの強さのあまりに蘇ってしまった存在。強大な力と再生力を持ち、その未練に従い人を襲う。未練を元にした異形の姿に変貌する者も少なくない。バラバラに破壊しつくすか、脳を粉砕することでのみ倒すことが可能。

屍姫 (しかばねひめ)

『屍姫 玄』の用語。光言宗の僧侶が、屍となるほどの未練を持った女性と契約することで蘇った存在。契約僧とは縁で結ばれているが、契約自体を他者に譲渡することも可能。108体の屍を倒すことで天国に行けるとされている。

クレジット

原作

赤人義一

監督

むらた雅彦

ストーリー

作画監督

浜津武広 , 枡田邦彰 , 杉山了蔵

音楽

住友紀人

アニメーション制作

GAINAX , feel.

原作

屍姫 (しかばねひめ)

強い未練を残して死んだ少女たちが屍姫となってそれぞれの思いや未練を果たすために屍を殺す。そんな「屍姫」と彼女たちを取り巻く人間たちを描いたホラー&バトル作品。 関連ページ:屍姫

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