概要・あらすじ
古代に宇宙船の故障によって地球に不時着した宇宙人バビルは、人間を利用して超科学的遺産バビルの塔を建設した。ある日、古見浩一少年は使者が自身を迎えに来る夢を見ると、それが正夢となって使者によってバビルの塔へと誘われる。
やがて古見浩一は、バビルの塔とともに残された3つの僕を従え、超能力を身に付けたバビル2世となって世界征服を企むヨミとの戦いに挑むことになる。
登場人物・キャラクター
古見 浩一 (ふるみ こういち)
『バビル2世』の主人公である少年。古代に宇宙からやって来たバビルの子孫で、バビルの塔のコンピューターによってバビルの後継者、すなわちバビル2世として認められる。テレパシー、サイコキネシスなどの超能力を使いこなし、バビルの塔と3つの僕を受け継ぎ世界征服を企むヨミと戦う。
ロプロス
『バビル2世』に登場するキャラクターで、主人公のバビル2世が従えている3つの僕のうちの1体。巨大な怪鳥の姿をしたロボットで、超音速で空を飛ぶことが可能。口からは超音波やミサイルを発射する。
ポセイドン
『バビル2世』に登場するキャラクターで、主人公のバビル2世が従えている3つの僕のうちの1体。巨大なボディを持つ人型ロボットで、指先からレーザー、腹部からは魚雷を放ち、パンチやキックによる打撃攻撃も凄まじい破壊力を持っている。 主に海中を行動する。
ロデム
『バビル2世』に登場するキャラクターで、主人公のバビル2世が従えている3つの僕のうちの1体。普段はクロヒョウの姿をしているが、その正体はゼリー状の不定形生命体で、あらゆるものに変身する能力を持っている。
ヨミ
『バビル2世』に登場するキャラクター。主人公のバビル2世と敵対し、世界征服を企む悪の帝王で、バビル2世と同様にさまざまな超能力を使いこなす。あちこちに秘密基地を建設し、配下に従えた多くの科学者たを利用してさまざまな改造人間やロボット兵器を送り込み、国家をも自由に操る強大な権力を持つ。
古見 由美子 (ふるみ ゆみこ)
主人公のバビル2世こと古見浩一の同級生で、彼のいとこにあたる女の子。バビル2世に思いを寄せ、バベルの塔に誘われた後に姿を消したバビル2世を日々探し回る。
父 (ちち)
『バビル2世』の登場人物で古見由美子の父親。主人公のバビル2世こと古見浩一の叔父にあたり、両親を失ったバビル2世の父親代わりになっている。普段は病院を経営している。
母 (はは)
『バビル2世』の登場人物で古見由美子の母親。主人公のバビル2世こと古見浩一の叔母にあたり、両親を失ったバビル2世の母親代わりになっている。
恒太郎 (こうたろう)
主人公のバビル2世こと古見浩一が攻撃を受けて負傷し、気を失って墜落したところを助け出した命の恩人。普段は北海道で牧場を営んでいる。
その他キーワード
3つの僕 (みっつのしもべ)
『バビル2世』の主人公の少年、バビル2世が従えているロプロス、ポセイドン、ロデムの3体の総称。宇宙人バビルの遺産。
バビルの塔 (ばびるのとう)
『バビル2世』に登場する、会話もできる超高性能コンピューターによって管理された塔。宇宙人バビルが、超能力によって時の権力者を動かすことで建設させ、5000年間にわたり地球上のあらゆる出来事を記録している。 人工の砂嵐を起こすことでその存在を隠し、侵入者に対してはレーザーやミサイル、さまざまな罠を用いて撃退する。主人公のバビル2世への教育や治療を行う装置も搭載している。
クレジット
原作
バビル2世 (ばびるにせい)
宇宙人バビルの後継者に選ばれた山野浩一が超能力者「バビル2世」として、悪の帝王ヨミと闘い、世界を守っていく姿を描く。 関連ページ:バビル2世