快楽ヒストリエ

快楽ヒストリエ

歴史とエロ漫画をテーマにした一話完結型のコメディで、世界中の史実や神話を基に偉人たちの偉業と新たな真実、エロ漫画との関係性を描く。「COMIC快楽天BEAST」2016年5月号から2018年2月号にかけて連載された作品。

正式名称
快楽ヒストリエ
ふりがな
かいらくひすとりえ
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
関連商品
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あらすじ

第1巻

はるか神代の日本。天から降り立ったニニギノミコトは、地上でコノハナサクヤヒメと出会って恋に落ちる。結婚を望むニニギノミコトは、コノハナサクヤヒメの父親のオオヤマツミノカミに会うことになるが、彼はイワナガヒメもいっしょにめとってほしいと頼み込む。ニニギノミコトの妻は自分一人でいいと憤るコノハナサクヤヒメだったが、同時にイワナガヒメという姉を持った覚えがないことに気づく。実はイワナガヒメは、オオヤマツミノカミの描く「イワナガヒメたん受難シリーズ」に登場するヒロイン、つまりは彼によって生み出された二次元の存在であった。さらに、エロ漫画をこよなく愛するニニギノミコトも、イワナガヒメとその生みの親(作者)の大ファンであった。結婚は認められたものの、ニニギノミコトはイワナガヒメばかりに夢中で、コノハナサクヤヒメには見向きもしない。見かねたコノハナサクヤヒメは必死にニニギノミコトを振り向かせようとするが、彼は突然涙を流しながら、コノハナサクヤヒメと出会うべきではなかったと語る。コノハナサクヤヒメを通してオオヤマツミノカミに出会ったニニギノミコトは、彼と交流を持ったことである重大な事実に気づき、今までイワナガヒメに抱いていた情熱がゆらぎ始めていた。(エピソード「日本神話編」。ほか、14エピソード収録)

第2巻

1337年に始まったフランス王国とイングランド王国の因縁深き百年戦争は、フランスの都市であるオルレアンにて重大局面を迎えていた。南北を結ぶ戦略上の要所であったオルレアンはイングランド軍に包囲され、敵に補給線を断たれた人々は籠城戦に耐えていた。明日の見えない絶望的な戦況の中、人々は一人の聖女が起こす奇跡を待ち続けていた。男装して戦場に身を投じる気高き女騎士のじゃんぬ☆だるくが入城し、彼女の姿と援軍を見た人々は希望の光を取り戻す。「乙女の導きでオルレアンが解放され、真新しい快楽天ビーストが店頭に並ぶ」という神の声をじゃんぬから聞き、長い籠城で疲弊していた人々が安心する中、ワニマガジン編集部から一本の電話が入る。じゃんぬは快楽天ビーストの締め切りに追われていたが、オルレアン入城と締め切りの時期が被っていたのである。担当編集から入稿をうながされたじゃんぬは、奇跡を信じて今日中にオルレアンを解放し、次の1日で原稿を仕上げるというむちゃな計画を立てるが、無理だと確信したジルドレは別の方法を提案するのだった。(エピソード「中世ヨーロッパ編」。ほか、15エピソード収録)

登場人物・キャラクター

ニニギノミコト

神代に三種の神器を携えて天から降りてきた男性で、人類の祖先。アマテラスオオミカミの孫でもある。地に降り立った際にコノハナサクヤヒメと出会い、恋に落ちる。オオヤマツミノカミに結婚を認められるものの、彼の描く「イワナガヒメたん受難シリーズ」に登場するイワナガヒメも同時にめとることになる。もともとイワナガヒメの大ファンであったため、一時は二次元の存在である彼女ばかりに夢中になっていたが、とある理由によって彼女を愛することをためらうようになってしまう。かつては何人ものエロ漫画ヒロインを嫁にすることを夢見ていたが、コノハナサクヤヒメだけを妻にめとって幸せに暮らした。永遠の存在である二次元キャラクターを選ばず、花の女神であるコノハナサクヤヒメと結ばれたニニギノミコトの子孫である人間の寿命は、花のように短いものになってしまった。

コノハナサクヤヒメ

ニニギノミコトが地上で出会った可憐な花の女神で、オオヤマツミノカミの娘。愛称は「サクヤ」で、訛り口調で話す。ニニギノミコトと恋仲になったために結婚を望むが、二人でオオヤマツミノカミに会いに行った際に、姉のイワナガヒメの存在を初めて知らされる。ニニギノミコトとの結婚が認められたものの、イワナガヒメばかりに夢中な彼を見かねて、正妻の座を守るために奮闘する。花の女神であることから、永遠性の象徴であるイワナガヒメとは対照的に、短命や儚さの象徴とされていた。

オオヤマツミノカミ

コノハナサクヤヒメの父親で、山を支配する神。訛り口調で話す。ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの結婚を快く認めるが、彼女だけではニニギノミコトに釣り合わないという理由で、イワナガヒメも同時にめとるように勧める。実は天智開闢(かいびゃく)以来の長寿エロ漫画「イワナガヒメたん受難シリーズ」の作者で、「オオヤマツミ」のペンネームで活動している。

イワナガヒメ

コノハナサクヤヒメの姉で、岩石の女神。実はオオヤマツミノカミの描くエロ漫画「イワナガヒメたん受難シリーズ」に登場する受難系ヒロインであり、二次元だけの存在。岩のように長年姿が変わらない永遠性を持つことから、永遠に年を取らない二次元キャラクターの象徴とされていた。

ヒミコ

鬼道の力と独特の文化によって、輪仁台の地をおさめる女王。神の言葉を聞く巫女として、月に一度神託や占いを実施し、その月の快楽天ビーストの内容とどのジャンルが豊作であるかを、お告げという形で人々に伝えている。遠方から稲作を伝えるために訪れた使者には反発するものの、人々が米のおいしさに感動しているのを見て、稲作を受け入れた。これ以来、米が日本の主食として定着していった。実在の人物、卑弥呼がモデル。

小早川 秀秋 (こばやかわ ひであき)

19歳の若き武将の男性で、関ヶ原の戦いに参戦した。豊臣家や石田三成への恨みから、彼らの率いる西軍を裏切り、徳川家康の東軍に寝返ろうとしている。かなりのエロ漫画中毒者で、西軍を裏切る覚悟はできていたものの、出撃前にどのエロ漫画を読むかで悩んでいた。そんな中、東軍の内通者の女性である大久保猪之助と、家臣の女性の松野重元から刺激的な説得を受け、心を大きくゆさぶられてしまう。実在の人物、小早川秀秋がモデル。

和姦式部 (ぱこりしきぶ)

平安時代のエロ漫画雑誌「快楽天びゐすと」が誇るエロ漫画家で、主上が編纂を命じた「勅撰和姦集」にも選ばれるほどの人気作家。平安貴族の黒髯の中将と白眉の中将をはじめ、多くの男性ファンを抱えている。かわいらしい絵柄のため、黒髯の中将たちからは巨乳美女漫画家のイメージを勝手に持たれているが、正体は彼らの友人でもある男性貴族の「赤髪」。熱烈なファンである黒髯の中将たちに感謝しつつも、彼らが和姦式部とその作品に抱くイメージを壊さないために、正体を隠しながらこっそり活動していた。

四郎 (しろう)

ミッション系スクールに通う女子高校生。百姓の総大将となって日本史上最大の一揆「島原・天草の乱」を起こした。実家は経済的に恵まれており、幼少期より学問に親しんでいた。年齢は16歳ながら南蛮渡来品やインターネットなどに詳しいため、布教の中心として多くの人々の支持を集める。年々過酷になっていく年貢とエロ漫画の取り立てに苦しむ百姓たちに、南蛮渡来の電子機器を使った読み放題サービスを提案するなど、性生活を脅かされる彼らをさまざまな形で救済していた。実在の人物、天草四郎がモデル。

織田 信長 (おだ のぶなが)

尾張の戦国武将の男性で、「第六天魔王」の異名を持つ。愛称は「のぶやん」。エロ漫画を駆使した戦術の研究に余念がなく、長篠の戦いでは自軍に3000冊のエロ漫画を投入することで、武田軍を圧倒した。本能寺で明智光秀の裏切りに遭うが、光秀が到着した時にはすでに血を流して息絶えていた。光秀からは豊臣秀吉に裏切られて切腹したと思われていたが、実際はまったく別の理由だった。実在の人物、織田信長がモデル。

豊臣 秀吉 (とよとみ ひでよし)

織田信長の家臣で、体育会系女子高校生。もとは平民の生まれだが、信長に見込まれて家来となった。中学生時代から陸上部に所属している。小柄な体型をしており、ショートカットの髪型で、ミニスカートの下にスパッツをはいている。備中で毛利軍と戦っていたが信長の危機を知り、俊足を生かして短時間で本能寺に駆けつけ、明智光秀と対峙する。女子高校生であるために武家の文化になじみがなく、信長や光秀とは異なってエロ漫画に関心を持たず、嫌悪感を示すこともある。実在の人物、豊臣秀吉がモデル。

徳川 綱吉 (とくがわ つなよし)

徳川幕府五代将軍の幼女で、慈悲の心を旨とするお触れ「生類憐みの令」を出した。犬をこよなく愛し、犬の着ぐるみパジャマを愛用していることから、「犬公方」のあだ名を持つ。御用絵師の狩野常信が描いたエロ漫画の内容が生類憐みの令に反しているという理由で、彼と側用人の柳沢吉保を呼び出して問い詰める。生類憐みの令を出した表向きの理由は「前世で殺生を重ねて子宝に恵まれないため」であったが、真の目的は平気で子や病人を捨てて犬を斬り捨てる人々が、あらゆる命を大切にする「憐みの心」を持つように導くこと。これらの憐みの心へのこだわりはさらにエスカレートしていき、命の元(子種)を無駄にする自慰行為を禁止するお触れを出す。実在の人物、徳川綱吉がモデル。

カイラクアテン

歴史上最もドエログリフを愛した、古代エジプトのファラオの男性。アクエンアテンやツタンカーメンと同様に、とある事情で歴史から名前を抹消されたファラオの一人。王位を継ぐために実妹と結婚するが、しきたりで結婚した形だけの夫婦ではなく、互いに深い愛情で結ばれていた。「快楽天バステト」をはじめとするエロ漫画雑誌を「ナイルの恵み」と称して人々に分け与え、多くの民から敬愛されていた。外出中に毒サソリに刺され、妻が必死の毒を吸い出そうとするが間に合わず、アアルの野で妻と再び愛し合えることを望みながら命を落とした。

レオニダス

古代ギリシャのスパルタ王で、スパルタ随一の英雄と称えられる男性。クセルクセスが率いるペルシア軍との戦い(テルモピュライの戦い)では、わずか二人のスパルタ兵と共に立ち向かう。「エロ漫画の読み方と読者アンケートの書き方の訓練以外は軍事訓練ばかりしていたスパルタ兵は、一人が千の兵に匹敵する」という理由で、100万の大軍相手でもおじけづくことなく果敢に戦う。屈強な肉体と戦闘力を誇る反面、生身の女性には免疫がなく、算数などの勉強も苦手。一糸乱れぬ密集陣形(ファランクス)を完成させるために、7歳の頃から親元を離れ、仲間と寝食やエロ漫画を共にして育った。険しい地形と捨てられた大量のエロ漫画に囲まれた隘路(あいろ)による防衛線と、固い結束力を活用して敵の精鋭部隊を封じ、油断していたクセルクセスをいろいろな意味で驚かせた。実在の人物、レオニダス1世がモデル。

(かみ)

世界を創造した男神で、わずか1週間で天地や人間を創り出した。唯一神の特権として、毎月14日に快楽天ビーストをコンビニエデン支店で購読するのを楽しみにしている。長い白髭を生やした長髪の老人の姿をしている。他者には禁断の果実(エロ漫画)を見せないように細心の注意を払っていたが、アダムとイブが快楽天ビーストをこっそり読んでいるのを目撃し、禁を犯した彼らを楽園から追放した。その後は地上に人類が増えて悪事があふれていったのを見かねて、自らが地上に創造してきたすべてを拭い去ろうと、天変地異を起こす。しかし、溺愛している少年のノアだけは特別扱いして方舟に乗せ、彼とその家族を大洪水から保護した。

劉備 (りゅうび)

中山靖王である劉勝の血を引く女子高校生。義兄弟の契りを交わした弟分の関羽、張飛と共に旅をしている。頭に白いウサギ耳が生えており、袖余りのカーディガンとミニスカート、ルーズソックスを着用している。語尾に「~っス」を付けて話す。あまり読書を好まず、きれいな服と動物や音楽を好む。昔からわらじ売りで生計を立てているが、関羽と張飛にもわらじを売りつけることがある。黄巾の乱で張角が率いる黄巾族と対峙し、義弟たちがピンチに陥る中、誰が相手でも物おじしないコミュニケーション能力の高さで、オタク気質の張角を翻弄させた。実在の人物、劉備玄徳がモデル。

マル子・ポーロ (まるこぽーろ)

ベネツィアの商人の女性で、アジア各地を旅している。父親のニコロ・ポーロと叔父のマフェオ・ポーロと共に教皇の使節として、シルクロードを旅してモンゴル帝国に渡る。3年半もの長旅の末にフビライ・ハーンに贈られた品が教皇からの親書だと思い込んでいたが、実際はすべてベネツィア産エロ漫画であった事実を目の当たりにし、ショックを受ける。思わずハーンに無礼な言葉を口走ってしまうが、若い娘に罵倒されるのを好む彼に気に入られ、予定よりも旅が延長された。実在の人物、マルコ・ポーロがモデル。

アーサー

5世紀のブリテン島に住む少年。抜くと次の王にふさわしいことが証明されるという台座に刺さった快楽天ビーストに衝撃を受け、15歳の若さで王に選ばれる。その後、魔術師マーリンによってアーサー自身の複雑な出生の秘密を知った。成長後はブリテンを統一し、円卓の騎士と共に円卓を囲い、対等にエロ漫画を回し読みしながら順調に活躍していたが、王妃グィネヴィアや騎士ランスロットに平和を脅かされることになる。

じゃんぬ☆だるく

男装の聖女で、英仏百年戦争で男だらけの戦場に騎士として参戦した。フランスの要所のオルレアンがイングランド軍に包囲される中、援軍を率いてオルレアンに入城し、神の声を伝えることで人々に希望を与えた。エロ漫画家としても活動しており、快楽天ビーストで「救済の聖非処女」を連載している。元は田舎農夫の娘であるために軍事面の常識に欠けており、無鉄砲な作戦を提案することも多く、しばしば年の離れた軍人たちと口論になっている。オルレアン解放のために奮闘するが、入城と快楽天ビーストの原稿の締め切りが被ってしまい、ジルドレの提案でひとまずは原稿の方に集中することになった。実在の人物、ジャンヌ・ダルクがモデル。

ジルドレ

フランスの軍人の男性で、英仏百年戦争に参戦した。じゃんぬ☆だるくと共にオルレアンに入城する。じゃんぬの聖女としての素質や人望には信頼を寄せているが、軍事面の常識に疎い彼女とはしばしば対立している。快楽天ビーストの締め切りに追われていたり、むちゃな作戦で敵陣に突っ込んでいったりするじゃんぬの無鉄砲な一面には悩まされている。実在の人物、ジル・ド・レがモデル。

レオナルド・ダ・ヴィンチ

15世紀のイタリアに生まれた天才画家の男性。画家としてだけでなく、建築家や音楽家など幅広い分野で活躍したことから「万能人」と呼ばれた。究極の芸術を求める飽くなき探究者としてエロ漫画にも挑戦するが、完璧主義者でもあることから試行錯誤と加筆修正を繰り返し、導入部の執筆だけで15年も費やしてしまう。一時は加齢によって描き続けることが難しくなったが、最後の支援者であるフランソワ1世と彼が用意した女子高校生たちに支えられながら、全力でエロ漫画を描き続けた。滑らかな肌の陰影を表現するぼかし技法(スフマート)の先駆者でもあり、これらの技術はその後のエロ漫画にも受け継がれている。実在の人物、レオナルド・ダ・ヴィンチがモデル。

ジョン万次郎 (じょんまんじろう)

幕末から明治時代にかけてアメリカで活躍した日本人男性。世界中から集結した人々と共に一攫千金を目指して活動していた。カリフォルニアのゴールドラッシュでも探鉱に参加し、多数のエロ漫画の発掘に成功する。もとは日本で猟師をしていたが仲間と共に漂流し、偶然通りかかった商船に助けられ、船長の養子としてアメリカに渡った。いずれ故郷に戻ったときには、アメリカで見た素晴らしいエロ漫画の数々と男女平等や民主主義について、日本の人々に伝えることを夢見ている。福沢諭吉の渡米中は通訳を務めた。実在の人物、ジョン万次郎がモデル。

福沢 諭吉 (ふくざわ ゆきち)

明治時代の日本で、教育者として活躍した男性。二人の娘を持つ。自著で「読書は学問なり。学問は事をなす術なり」と述べ、実学すなわち実用性の高いエロ漫画の大切さを民衆に啓蒙した。渡米してアメリカの文化や思想を学ぶ中、身分に厳しい中津藩に生まれたことから平等主義に衝撃を受け、「エロ漫画は身分の上下を造らない」と唱えた。実在の人物、福沢諭吉がモデル。

あーむすとろんぐちゃん

アメリカの女子小学生で、アポロ11号の船長として宇宙に渡った宇宙飛行士。人類初の月面着陸に成功した際、月の砂(レゴリス)上に小さな足跡を刻んだ。「宇宙空間では十分に提供できないエロ漫画が不足することで判断力が低下しやすい成人男性よりも、女子小学生の方が利口」という合理的な理由で、アポロ11号の船長に抜擢された。しかし児童労働などの問題から、これらの事実はNASAによって隠蔽されている。飛行士のバズと共に月面活動をする中で、快楽天ビーストを愛読する宇宙人に遭遇する。実在の人物、ニール・オールデン・アームストロングがモデル。

フェニ・クス子 (ふぇにくすこ)

歴史好きの零細女性漫画家。快楽天ビーストの巻末で、場違いな硬派歴史漫画を連載している。時代考証は歴史や偉人に対して現代人が払うべき最低限の敬意だと考えており、正しい考証のための取材や、読者を納得させる解説には強いこだわりがある。しかし、入念な考証にこだわるあまりに肝心の原稿が締め切りに間に合わないことが多く、担当編集のS木やアシスタントの芦巣を悩ませている。

その他キーワード

ドエログリフ

古代エジプトにおけるエロ漫画の通称。神や王を語るための神聖文字「ヒエログリフ」の対極として、古代エジプトの人々に愛されていた。ドエログリフを執筆するエロ漫画家は「ドエログリフ職人」とも呼ばれ、ファラオと同様に神として崇められていた。またファラオが死んだ際は、武器や日用品と共に副葬品として、王墓に埋葬されていた。

快楽天ビースト (かいらくてんびーすと)

ワニマガジン社が発行する成人向け漫画で、古来より世界中で読まれているコンビニ雑誌。時代によっては「快楽天びゐすと」や「快楽天バステト」などのタイトルで発行されていることもあり、「コミック失楽園」などの姉妹誌も多く存在する。一般人に限らず神話の神々や歴史に名を刻んだ偉人まで非常に幅広く愛読されており、ほかの漫画雑誌よりも発行部数が多い。名作エロ漫画を生み出す作家陣の中には、ペンネームを使ってこっそりエロ漫画家として活動する偉人も少なくない。

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