息子がかわいくて仕方がない魔族の母親

息子がかわいくて仕方がない魔族の母親

かつて「殲滅の狂炎」と呼ばれて恐れられた魔族の女性、ローレムが、母親となった。凶暴だったローレムが周囲の協力を得ながら母親として必要な事を学び、息子のゴスペルに愛情のすべてを注ぐ姿を描いた育児コメディ作品。WEBコミックサイト「となりのヤングジャンプ」にて連載。

正式名称
息子がかわいくて仕方がない魔族の母親
ふりがな
むすこがかわいくてしかたがないまぞくのははおや
作者
ジャンル
モンスター・異生物
 
妊娠・出産・育児
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世界観

人間と魔族が抗争の末に、共生を目指して暮らしている世界。魔族は各自が強力な特殊能力を有しているが、人間が発明した無力化ガスによって抗争に敗北し、今は絶滅寸前といわれている。それぞれ一部に反対派や強硬派が存在するものの、多くの人間は魔族を警戒しておらず、人間の社会に魔族が溶け込みつつある。魔族在留許可証の発行や特殊保護観察エリアの設置などの制度も整いつつあり、魔族のかかる鬼病の予防接種なども行われている。

あらすじ

第1巻

かつて魔族にも人間からも「殲滅の狂炎」と呼ばれて恐れられたローレムは、一人息子であるゴスペルの母として、妹のメリーや人間の少女、西村千春に助けられながら暮らしていた。ある日、千春がローレムから風邪を引いたとの連絡を受け、いつものようにゴスペルの世話にやって来る。しかしローレムが発症したのは風邪ではなく、人間に感染すると致死性となる鬼病だった。

第2巻

メリーの勧めでローレムは、人間達と共生していけると判断された魔族だけに発行される魔族在留許可証を申請する事にした。これまで買い物などもすべて西村千春に任せっきりだったローレムは、実績を作るために初めて一人で買い物に出る。着々と準備を進めるローレム達だったが、やがて届いた書類審査結果には、つねに人間の監視下に置かれるべき「特殊保護観察対象魔族」と書かれていた。

第3巻

ローレムは魔族管理局の審査官である小荒井美波の話を聞き、特殊保護観察エリアでの暮らしを始めた。隣人のリゼットや医療研究所に勤めているベロニカともなかよくなり、快適な暮らしを満喫するローレムは、史上初めての魔族のアイドル、バレンタインが人気となっている事を知る。しかし一方で、魔族が街中で急に魔獣化するという事件が多発していた。

第4巻

特殊保護観察エリアでの定期検診で、ローレムゴスペルと月齢が近い赤ん坊を育てている魔族のお母さんを発見する。これを機に是非ママ友になりたいと思ったローレムは、散歩ついでに特殊保護観察エリア内を探しに出かける事にする。その先で出会ったエリザ、娘のヘルガとなかよくなった事で新たな一歩を踏み出したローレムだが、その日のうちにエリザとヘルガが何者かに誘拐されてしまう。

第5巻

エリザヘルガも無事に帰宅し、特殊保護観察エリアに平穏な日々が戻った。しかし、西村千春だけはローレムが不在中、ゴスペルの護衛を務めた魔族の男性、ジークの事が気になっていた。ある夜、千春と外出したローレムはジークの事を問いただされ、ジークがゴスペルの父親である事や、二人の馴れ初め、傍にいられない理由を話し始める。

登場人物・キャラクター

ローレム

かつて「殲滅の狂炎」と謳われた魔族の女性。ゴスペルの母親。腰まで届く白い髪をうなじでまとめている。両側頭部に硬質で赤い角が2本ずつ生えており、腰から鳥に似た白い一対の翼、毛足の長い尾を持っている。1000度近くの放射熱を発するほど発熱する能力があり、熱と爪を組み合わせる事でなんでも焼き切る事ができる。ゴスペルを溺愛している。魔獣化すると両手両足が黒くて固い鱗に覆われ、角と爪も赤黒くなり、太く鋭い物に変化する。魔族在留許可証の申請を行った際、つねに人間の監視下に置かれる「特殊保護観察対象魔族」の認定を受け、特殊保護観察エリアに引っ越した。隠れ住んでいる時間が長かった事からテレビやスマートフォンを知らないなど、世間ズレしたところがある。

ゴスペル

魔族の赤ん坊。ローレムの息子。白く短い髪で、両側頭部に硬質で赤い角が2本ずつ生えており、腰から龍に似た一対の翼、ワニのような尾を持っている。メリーからは「ごー君」と呼ばれている。ローレムが魔族在留許可証の申請を行った際、つねに人間の監視下に置かれる「特殊保護観察対象魔族」の認定を受け、特殊保護観察エリアに引っ越した。鱗の部分をタイル掃除用のブラシで洗われるのを好む。素直で、体を動かす遊びを好み、ヘルガと仲がいい。

メリー

魔族の女性。ローレムの妹。前髪を切り揃えた長い黒髪に、スクエアタイプの眼鏡をかけている。両側頭部に硬質で赤い角が2本ずつ生えており、腰からコウモリに似た黒い一対の翼と、万能細胞を分泌する触手のような尾を持っている。魔獣化すると全身から先端が緑色の、黒い触手を無数に出す事ができる。西村千春を唯一の友人として心から大切に思っており、千春になにかあった場合にはどこにいても即座に飛んで来る。知人にあだ名を付ける癖があるが、自分以外誰も呼称してくれない事を不満に思っている。非常に金持ちで、バレンタインのライブをゆったり観覧するためVIP席を用意したり、ゴスペルとの水遊びのために無人島を買うなど規格外の出費をする。千春以外の人間を信用しておらず、特に小荒井美波には当たりが強い。スピカからは「師匠」と呼ばれている。

西村 千春 (にしむら ちはる)

人間の少女。フリーターをしている。年齢は19歳。ローレムの友人として食事の世話や物資の提供などを行っている。メリーからは「ちーちゃん」と呼ばれている。ローレムとメリーだけが友達と話しており、魔族との共生をテーマとしている「人魔共生学科」のある大学に入る事を目標としている。ローレム達が特殊保護観察エリアに引っ越したあとも、なにかと手伝いに行っている。

フーガ

魔族の少年。かつてローレムに助けられた。肩まで伸びた赤毛で、右側頭部に1本、左側頭部に3本の角が生えている。腰と肘からヒレが生え、魚類のような尾を持っている。対象を氷結させる能力を持っており、幼少期に能力が制御できず凍死しかけていたところをローレムに助けられた。メリーの自宅の隣家に住んでいる。メリーからは「ふが君」と呼ばれている。

アリス

魔族の女性。魔族専門の小売店、アリスショップの店長を務めている。ピンク色の長い髪を横髪だけまとめている。側頭部からバッファローに似た角、腰からコウモリのような羽が生えており、つねに目隠しを着用している。超音波で周囲を探索、対象物を破壊する事ができる能力を持っているため、同時に視力を使うと酔ってしまう。自治区にチャーリーという知人がいる。

テレサ

魔族の女性。魔族専門の小売店、アリスショップの店員を務めている。年齢は18歳、身長は178センチ。妹にドローレスがいる。肌が青く、ショートカットの白い髪で、側頭部からバッファローに似た角と、先の尖った黒い尾が生えている。羽はなく、特殊な能力もない事から劣等種として、ドローレスを除いた家族からも疎まれていた。魔族には珍しく素直で、非常に礼儀正しく、客に対しても腰が低い。メリーからは「てれさん」と呼ばれている。

小荒井 美波 (こあらい みなみ)

人間の女性。魔族管理局で審査指導官を務めている。人間と魔族が完全に共生できると信じて疑っていないため、敵も多いとされる。ローレム達とはすっかり打ち解けて気安い関係にあるが、唯一メリーからは警戒され続けている。理想のために体を張って挑む度胸を備えているが、そのためガロンがつねに追従している。特殊保護観察エリアの管理も行っており、頻繁に住人達の様子を見に来ている。

ガロン

魔族の老齢な男性。魔族管理局で警備指導官を務めている。高身長で鷲鼻、左頰から目頭に向けて、2本の傷痕がある。前方に伸びる黒い角、ワニのような尾を持っている。細身ではあるが、歴戦の勇士の風格を持っており、威圧感がある。半径100キロメートル圏内ならどこにでも瞬間移動できる能力がある。小荒井美波のように、人間と魔族が完全に共生できると信じて疑っていない者を守っている。ただし美波が理想のために体を張りすぎるきらいがあるので、心配が尽きない。

ベロニカ

魔族の女性。特殊保護観察エリアにある第五区人魔医療研究所に務めている。広島弁で話す。ボサボサとした肩までの赤毛で、側頭部から後方に向かって伸びる角が生えている。また、肩の位置から腕が左右合わせて4本あるのが特徴。一度触った物を自由に動かせる物体操作能力を持っている。特殊保護観察エリアのアパートで、ローレムの階下の部屋に住んでいる。鬼病の予防接種も担当しているため、ゴスペルから警戒されていた。その髪型から、ゴスペルからは「ぼちゃ」と呼ばれている。

リゼット

魔族の少女。特殊保護観察エリアに住んでいる。年齢は8歳。背中まで伸びた緑色の髪を二つ結びにしている。側頭部と腰からコウモリのような羽が生えており、先の尖った黒い尾を持っている。ピンク色のフード付きワンピースを着ており、非常に人見知り。陽光が苦手なため、夜にならないと外出する事ができない。人間の血液を主食としている。自己肯定感が低くメンタルも弱いため、すぐに泣く癖がある。ローレム達のとなりの部屋に住んでおり、壁に空けた穴を使って行き来する事ができる。西村千春の体調を、美味しい匂いがするか否かで判別できる。バレンタインの大ファンで、本人を前にすると気絶してしまう。メリーからは「ぜったん」、ゴスペルからは「ねぇね」と呼ばれている。

セーラ

フーガが海で出会った魔族の少女。洞窟内にいるところをフーガと出会い、なかよくなってフーガの家にやって来た。全身に海生哺乳類のようなヒレがあり、前髪のような部分が長いため目元が見えない。また尾も海生哺乳類と似ている。電気をあやつる能力があり、これを利用して魚を捕らえて生活していた。フーガに好意を抱いており、フーガの周囲に女性ばかりがいる事に不満を持っている。

バレンタイン

アイドルをしている魔族の少女。自治区出身。長い金髪をツインテールにしている。細かいトゲのある角が両側頭部に2本ずつ生えており、腰からは鳥に似た白い一対の翼、不死鳥を思わせる3本の尾がある。歌で魔獣化を促す能力があったため、ライブ中に複数の魔族を魔獣化させてしまった事から、アイドル引退を覚悟してメリーに声帯を消してほしいと依頼した。しかし、メリーはその直下にある魔獣化促進の音に変換する器官だけを消したため、不安なくアイドルを続けている。魔獣化が得意なためマイクスタンドなどにも姿を変える事ができ、人間の姿に化けて外出している事も多い。自治区の仲間からは「バッさん」と呼ばれている。

ジーク

魔族の男性。CATTに所属している。ゴスペルの父親。バサバサとした赤毛で、両耳の後ろからソードブレイカーを思わせる角、腰からも同形状の爪が生えた翼がある。尾はワニのような形状をしている。魔族の特殊能力や魔獣化を無効化する毒を生成できる。この特殊能力のせいで幼い頃から魔族からも疎まれており、仲間の近くで暖を取る事も許されなかった。人間に捕獲されて研究対象となったが、そこで初めて自分の能力を必要とされ、その結果CATTにも所属する事となった。しかし、同僚となった魔族が全員殺人狂で友人にもなれず、生きている意味を見失った時に、討伐対象としてローレムと出会った。一時はCATTを抜けてローレムと二人の静かな生活を送っていたが、出産を控えたローレムの討伐命令が取り消されていないのを知って、討伐隊の目を逸らすためCATTに戻った。また、ゴスペルが新たな研究対象にされないようCATT内部から情報を操作し、二人を見守り続けている。

エリザ

魔族の女性。特殊保護観察エリアに住んでいる。ヘルガの母親で、関西弁で話す。毛先の跳ねた長い黒髪をサイドでまとめている。ローレムの初めてのママ友になった。両側頭部に羊に似た角、毛足の長い黒い2本の尾を持っている。暗澹とした目と、感情の乏しい表情をしている。恥ずかしがり屋なため、初対面の相手には聞き取れないほど小さな声で話す。羽はなく、特殊な能力もない事から劣等種として疎まれていた。かつて人間と魔族の抗争中、同じ魔族から食料の強奪を受けていたところをローレムに救われた事がある。以前は自治区で生活していたが、事情があって自治区を抜けて特殊保護観察エリアで保護を受けている。

ヘルガ

魔族の幼女。特殊保護観察エリアに住んでいる。エリザの娘で、ゴスペルと月齢が近い。両側頭部に伸びかけの角、毛足の長い2本の尾を持っている。父親が自治区の次期族長とも呼ばれた人物だったが、急逝している。恥ずかしがり屋のために初対面の相手の前ではエリザから離れようとしないが、リゼットの事は初見から気に入っており、よく懐いている。

マルコ

魔族の少年。魔族専門の小売店、アリスショップのバイト店員をしている。丸い大きな眼鏡をかけており、太いガゼルのような角と、甲殻に覆われた尾を持っている。テレサに好意を持っているが、ドローレスとは仲が悪い。メリーとテレサからは「マー君」と呼ばれている。

ドローレス

魔族の少女。魔族専門の小売店、アリスショップのバイト店員をしている。テレサの妹で、重度のシスターコンプレックス。行方不明になっていたテレサを探して出奔し、アリスショップに辿り着いた。テレサと離れるのを嫌がり、アリスショップの店員として働く事になったが、マルコがテレサに好意を抱いている事に気づいており、事あるごとに恫喝する。

スピカ

魔族の少女。メリーが所有する島に住んでいる。魔族研究施設に捕獲されていたため人間を信用していない。後頭部から回り込んで前方に伸びる計4本の角が生えており、先端に針のあるサソリのような尾を持っている。魔族研究施設があった場所と知らずに無人島として買い取ったメリーが、スピカが住んでいる事を知って、名目上管理人として雇った。

イザベラ

魔族の少女。自治区で生活している。人間に強い敵対心を持っている強硬派の一人であるラモンの一人娘。額の両端から前方に向かう角が2本ずつ生えており、顔面の右側に大きな裂傷があって右目が開かない。方向音痴で、初めて自治区から出た際にはバレンタインに助けられた。

集団・組織

CATT (きゃっと)

対魔族戦の精鋭チーム。「公安機動捜査隊対魔斑」の通称。魔族の組織的テロ行為に対抗して結成された。世界で初めて魔族の魔獣化を無効化するガスの開発に成功し、抗争を終結に導いた。抗争終結後も、魔族犯罪の即応部隊として人魔共生社会の影の番人として機能している。

場所

特殊保護観察エリア (とくしゅほごかんさつえりあ)

魔族在留許可証申請において、つねに人間の監視下に置かれる「特殊保護観察対象魔族」に認定された魔族達が暮らす地区。人魔共生を望む魔族が多く居住しており、専門家が派遣されている施設や病院、魔族の子供のための教育施設も備わっている。居住スペースはアパート式だが、ドアが人間のものより大きかったり、付属している椅子に翼が邪魔にならない仕掛けがあったりと、魔族仕様になっている。

自治区 (じちく)

かつて魔族と人間の間に起こった抗争で、組織化して人間と戦った者が住んでいる地区。人間に危害を加えない事を条件に、自治区内で人間の管理や支配を受けない生活を送っている。自治区内では人間の干渉がなく、住人達は自給自足で生活をしているといわれているが、実態は謎に包まれている。族長と呼ばれる老人が統率をとっているものの、人間と手を取り合う事を目標にした融和派、魔族だけでの生活を継続したいと願う現状維持派、未だ人間に深い恨みを抱いている強硬派に分かれている。

アリスショップ

魔族専用の小売店。アリスとテレサが営んでおり、カー用品を角磨きとして販売するなど、人間用のさまざまな製品を、魔族の使い心地のいい用途で販売している。もともとは西村千春以外に人間の客はいなかったが、バレンタインが人気アイドルとなった事で急激に人間の顧客が増えた。また、テレサ目当てに来店する男性客も多い。ただ客が増えすぎてテレサが過労状態となったため、新たにアルバイト店員のマルコを雇い入れた。また、押しかけて来たドローレスも店員として雇っている。

その他キーワード

魔族 (まぞく)

絶滅寸前の種族。ローレム達の前世代の魔族が人間に敗北したため激減したとされる。戦闘態勢は「魔獣化」と呼ばれている。基本的に群れて行動せず、魔族同士であっても相手を信用できるかは分からないとされている。能力が伸び始める幼少期には、自分の能力を制御できずに死んでしまう事も多い。鳥に似た翼が生えている場合、「換羽期」と呼ばれる羽の生え替わり時期がある。もともとこの世界に暮らしていた生き物ではなく、最初に魔族が出現した国の神話に登場する悪魔の姿に似ている事から、魔族と呼称され始めた。

万能細胞 (ばんのうさいぼう)

メリーの尾や触手から分泌される細胞。傷口に適合して骨、筋肉、臓器などに関係なくすべて治療してしまう常識外れの治癒能力を発揮する。自己再生できる魔族は数多く存在するが、種族の違う相手でにも適応して他人を治癒できる能力なため、かなりレアといわれている。メリーは万能細胞を使って他人を治癒する場合、腕1本の再生で1000万円、全身の治療で1億円を申し受けている。

鬼病 (きびょう)

魔族がかかってしまう病気。魔族の体内で変異したウイルスによって引き起こされる。魔族が激減したため現在では人間が感染する事は滅多にないが、そのため特効薬も存在しない。攻撃性の高いウイルスによって人体が内側から破壊されていくため、人間が自然治癒した例は確認されていない。魔族にとっては風邪によく似た症状が出るだけだが、血管が黒く浮き出る特徴がある。特殊保護観察エリアでは魔族に対する予防接種が行われている。

魔獣化 (まじゅうか)

魔族の戦闘態勢を指す言葉。ローレムの場合手足の形状もドラゴンのように変化する。魔族の体内エネルギーで外殻を作るようなものといわれており、魔獣化の得意な者は体の形状も変える事ができる。魔獣化した際には精神面が不安定になりやすい。バレンタインは声を利用して異常に精密な魔獣化を行っており、衣装の変更だけでなく自分自身の姿形を変える事もできる。 また、睡眠中無意識に魔獣化してしまう場合も多い。

魔族在留許可証 (まぞくざいりゅうきょかしょう)

魔族に発行されているカード。顔写真や個人情報が明記されており、魔族在留許可証を提示する事で人間と同様に買い物など行えるようになる。申請書の提出後、身体検査と面接を経て発行される。ただし申請は絶対に通るものではなく、悪名高い魔族の場合は拘束される事もある。

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