概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
イチノジョウ
就活中の日本人の青年。年齢は20歳。3年前に両親を事故で亡くし、それからは妹と二人暮らし。就活に100連敗中で、次こそはと意気込んで面接に向かっていた際、馬泥棒の事故に巻き込まれて命を落とすが、女神に拾われて異世界「アザワルド」へと転生した。名前は「一之丞」で「いちのすけ」と読むが、転生先のパラメーターでは「イチノジョウ」という名前となる。また、「アザワルド」が欧風の名前の多い世界であるため、「イチ」などの略称で呼ばれることが多い。転生する際には女神の計らいにより、RPG風の世界で生きるうえで天恵という特典を与えられたが、本来は一つだけの天恵を手違いによって別々の女神から個別に受け取ってしまい、「取得経験値20倍」と「必要経験値20分の1」という二つの天恵を手に入れる。これによって常人の400倍で成長することが可能となり、スライムを踏むだけでレベルが上がるという莫大なアドバンテージを得ることとなる。さらに、初期職であった「無職」を変更せずにいたところ、本来は設定されていなかったさまざまなスキルが取得されるという一種のバグが起こり、複数の職業を切り替えたり、女神にしかできないはずの「職業の転職」も行えるようになる。
ハルワタート
白狼族の少女。迷宮の街「フロアランス」に居を構える奴隷商マティアスのもとで売られていた奴隷で、諸事情から冒険者ギルドを利用できなかったイチノジョウを見かけたマティアスの思惑により、彼にレンタルという形で貸し出される。本来であれば、冒険者ギルドに多額の献金をしている貴族に買われる予定だったが、その話を聞いて一念発起したイチノジョウによって身請けされる。白狼族の常として自分より強い者にしか忠誠を誓わないということもあり、ハルワタート自身もその考えに準じている。しかし、純粋な戦闘力のみで測られる単純なものではなく、心の強さなど総合的な観点から判断される「強さ」が基準となっている。イチノジョウはハルワタートの目から見てこの点にも合致しており、身請けされて以来、命を賭けることもいとわないほどに全幅の信頼を置いている。フルネームは「ハルワタート」だが、一之丞からは「ハル」、周囲の人物からは「ハルワ」と呼ばれている。
クレジット
- 原作
-
時野 洋輔
- キャラクター原案
-
ちり
書誌情報
成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです 22巻 KADOKAWA〈MFC〉
第1巻
(2018-03-22発行、 978-4040697789)
第2巻
(2018-07-23発行、 978-4040699721)
第4巻
(2019-03-20発行、 978-4040655727)
第8巻
(2020-07-22発行、 978-4040647678)
第15巻
(2022-06-23発行、 978-4046814548)
第16巻
(2022-09-22発行、 978-4046817037)
第17巻
(2022-12-23発行、 978-4046819871)
第18巻
(2023-03-23発行、 978-4046822727)
第19巻
(2023-06-22発行、 978-4046825155)
第20巻
(2023-09-22発行、 978-4046828095)
第21巻
(2023-12-21発行、 978-4046831019)
第22巻
(2024-03-23発行、 978-4046834010)
- SHARE
-
-
- EC
-
