概要・あらすじ
太平洋戦争に従軍した日本軍兵士たちの戦地での食事事情を綴ったドキュメンタリー。エピソードごとに主人公が変わるオムニバス形式で描かれている。
登場人物・キャラクター
山田 (やまだ)
東京都早稲田の定食屋に勤めていたが、昭和19年ブーゲンビル島第17軍直下第6師団歩兵13連隊に配属。銃も得意でなく、体も強くなかったが、夜には皆のご飯を作るという重大な任務があった。分隊長の食べたいというカツ丼を作るために敵の補給食料を奪う。
その他キーワード
伊号第五十六潜水艦 (いごうだいごじゅうろくせんすいかん)
『戦争めし』のエピソード「潜水艦のおつまみ」に登場。大日本帝国海軍の潜水艦。狭く、窓もないため、中は蒸し風呂のようになり、積み込んだ食料もすぐに腐ってしまう。ある日、浮上すると、そこにはトビウオとエイが艦上に飛び込んでくるのだった。
餃子 (ぎょうざ)
『戦争めし』のエピソード「満州の包み物」の食べ物。宇都宮出身の上等兵が、かつて満州で食べた餃子を試行錯誤しながら再現しようとする。宇都宮に置かれていた陸軍第十四師団が駐屯地を満州にしたことから、宇都宮出身の将兵が帰国後に本場の餃子製法を持ち込んだといわれている。これにより、現在、宇都宮は「餃子の街」と言われるようになった。
焼きめし (やきめし)
『戦争めし』のエピソード「収容所の焼きめし」の食事。昭和20年8月、収容所につかまった日本兵は、米とスパムを材料に焼きめしを作る。それは米兵たちにも好評だった。
書誌情報
戦争めし 11巻 秋田書店〈ヤングチャンピオン・コミックス〉
(2015-08-01発行、978-4253143202)
第2巻
(2016-08-01発行、978-4253143318)
第3巻
(2017-08-01発行、978-4253143776)
第4巻
(2018-08-01発行、978-4253144018)
第5巻
(2019-07-01発行、978-4253144162)
第6巻
(2020-08-01発行、978-4253144186)
第7巻
(2021-07-01発行、978-4253144629)
第8巻
(2022-07-20発行、978-4253144667)
第9巻
(2023-07-20発行、978-4253144681)
第10巻
(2024-07-19発行、978-4253144711)
第11巻
(2025-07-18発行、978-4253144773)







