概要
上官でもあり恩師でもあったマムロ中佐の死に疑問を抱いた草薙素子は、所属する501機関から離れ、単独で事件を追い始めた。だが、彼女の前に少女型自走地雷が現れる。マムロ中佐の棺の中、足取りを追うため追跡した監視カメラ、さらに自室でも自走地雷の気配を感じ出す。
登場人物・キャラクター
草薙 素子 (くさなぎ もとこ)
陸軍特課501機関に所属する完全義体サイボーグ。階級は三佐。上官であり恩師でもあるマムロ中佐の死の真相を知るべく、単独で事件を追い始める。
ライゾー
501機関に所属する戦術教官。
バトー
「眠らない眼」と呼ばれる義眼を持つ元特殊部隊員。陸軍空挺特科第一出身で、同僚が殺された爆破事件の犯人かもしれないと草薙素子を付けねらっている。素子とは戦場で何度も顔を会わせていた。
荒巻 大輔 (あらまき だいすけ)
公安9課の課長。マムロ中佐殺害事件の捜査責任者。マムロ中佐の電脳と義体を押収すべく墓を掘り起こしている時に草薙素子と出会う。
マムロ
草薙素子の元上官であり恩師。中佐。兵器売買の収賄疑惑を掛けられている。遺言として501機関からの草薙素子の独立を推薦している。
501機関 (501きかん)
『攻殻機動隊 ARISE border:1』に登場する組織。戦時のおける兵士のサイボーグ技術の研究・訓練・義体のメンテナンスを行う組織。しかし、その実態につて、軍組織内を探しても501機関の名を見つけることはできない。
トグサ
新浜県警刑事部の特捜刑事。マムロ中佐殺害事件を追っていたが、上層部からの圧力で捜査ができず苛立っていた。
パズ
陸軍警察の潜入調査員。階級は中尉。潜入していたバーに近づいてきた草薙素子を怪しいと思い路地裏で襲うが失敗。素性を明かしてマムロ中佐殺害に関わった組織の情報を草薙素子に教える。
クルツ
陸軍特課501機関の長で中佐。素子の上司であり、幼馴染。
その他キーワード
ロジコマ
『攻殻機動隊 ARISE border:1』の登場メカ。ロジスティクス・コンベイヤー・マシンの略称。荒巻大輔が公安9課に試験的に配備した、熱光学迷彩装備の歩兵兵站用輸送支援車両。護衛兼連絡役として草薙素子のもとへ派遣される。
少女型自走地雷 (しょうじょがたじそうじらい)
『攻殻機動隊 ARISE border:1』に登場する兵器。少女の姿をした、自ら動き自爆する兵器。
クレジット
- 原作
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士郎正宗
- 総監督
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黄瀬和哉
- 監督
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むらた雅彦
- シリーズ構成
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冲方丁
- 作画監督
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西尾鉄也
- 音楽
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コーネリアス
- アニメーション制作
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Production I.G 9課