概要・あらすじ
半年前、クラスの人気者だった小学生の四ツ谷ゼロが交通事故で亡くなった。地獄で閻魔大王に会ったゼロは「生き返らせろ」と主張して、大王と大げんか。根負けした大王は、「悪霊を100匹成仏させたら生き返らせてやる」と約束する。それから半年間、大王のもとで修業に励み、ゼロはユーレイとなって現世に戻ってきた。ゼロの姿が見えるのは、親友だったもっくんだけ。そんなわけで、ゼロは、もっくんにオバケを呼び寄せるオトリになってもらい、これまで5匹の悪霊退治に成功していた。ある日、4階の女子トイレに「トイレの花子さん」が出るという話を聞きつけたゼロともっくんは、悪霊退治に出発。花子さんは、水を操るユーレイで、トイレに来た生徒を水中に閉じ込めてコレクションする悪霊だった。あっという間に囚われの身となってしまったもっくんを救うべく、ゼロは地獄の炎を使う。花子さんの必殺技「巨大水花」は、ゼロの炎で蒸発。ゼロは見事、悪霊を成仏させることに成功した。100匹の悪霊退治まで、あと94匹。まだまだ先は長いが、生き返ってみんなと遊ぶために、ゼロは一生懸命頑張るのであった。
登場人物・キャラクター
四ツ谷 ゼロ (よつや ぜろ)
交通事故で死んだ小学生の幽霊。ツンツン頭にゴーグルが特徴の男の子。卒塔婆の形をした剣を持つ。地獄で会った閻魔大王との約束で、悪霊を100匹退治して、生き返らせてもらうことが目標。閻魔大王との修行で、地獄の炎を操ることができる。
もっくん
小学生の男の子。四ツ谷ゼロの親友。くるんと巻いた前髪と、四角い眼鏡が特徴。幽霊になったゼロの姿を見ることができ、ゼロのためにオトリになるなど、悪霊退治の協力をする。