新ワイルド7

新ワイルド7

悪党退治で伝説のワイルド7飛葉大陸が、新たなメンバーたちと世界を股に掛け、法や国際問題を越えて、強大な犯罪組織たちを相手に、よりパワーアップした火力で壊滅に乗り出す。望月三起也のポリスアクション、『ワイルド7』の続編。シリーズは『続・新ワイルド7』、『飛葉』、『W7』、『ワイルド7R』、『ワイルド7R-2』へと引き継がれる。

正式名称
新ワイルド7
ふりがな
しんわいるどせぶん
作者
ジャンル
バトル
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概要・あらすじ

悪党たちから恐れられ、法を超越したバイク警官ワイルド7の壊滅から数年後、リーダー飛葉大陸は、過去の記憶を無くしたまま横浜の警察署で刑事をしていた。そんな中、南海のリゾート地でゲリラ集団による襲撃が行われ、日本人観光客が人質になる事件が発生。飛葉は、新たな相棒エンゼルとともに、各署から厄介払いされた者たちが集まる分署に配属される。

そこに待ち受けていたのは、かつてワイルド7の隊長だった草波勝検事だった。飛葉の復活を待っていた草波勝は、人質事件解決のため各署から集めたメンバーで、新たな超法規組織新ワイルド7を設立すると告げる。こうして飛葉を中心としたワイルド7が、国内外で猛威を振るい警察・軍隊では手が出せないテロ集団、麻薬組織、犯罪企業などを相手に、立ち向かっていく事になる。

登場人物・キャラクター

飛葉 大陸 (ひば だいろく)

元超法規的警察組織ワイルド7のリーダーとして悪党たちを震え上がらせたが、解散後は問題のある警察官として銃の所持も禁じられ、横浜の港横浜署、北南署、港西署、港馬署をたらい回しになり掃除係をしている。ワイルド7として活躍していた頃の記憶は無く、銃も無意識に急所を外して殺しが出来ない時期があったが、戦闘能力は鋭さを増し、戦闘マシーンとしてベストと評される。 相棒となったエンゼルと移された分署で、かつての上官草波勝から特殊部隊ワイルド7のリーダーに選ばれ、悪党たちを処刑していく。階級は警視正。武器はコルトウッズマン357マグナム、ステアーAUG、スパス12、バイクはヤマハXV750ビラーゴを使用。 周りにあるものを武器にし、仏の次郎らチンピラたちを仲間として使うなど、状況の変化に応じて本能的に不利を有利に変える能力に優れる。バイクの腕前に惚れ込んだ暴走族度九郎のボスからは四分六分の兄弟分に誘われる。モスクワを訪れた時、5年前に消息を絶ったヨーロッパのとある国の即位式を控えた皇子フリードリッヒ五世の身代わりにされ、大僧正率いる反対派に狙われる。

草波 勝 (くさなみ まさる)

ワイルド7隊長。検事(後に検事総長)。複雑な国際問題、あるいは法では裁けない巨悪に対抗するために、はみ出し者の警察官を集めて超法規組織ワイルド7を再結成する。初期メンバーから欠員が発生した時には、元署長を班長に迎え、帆船ジャパン丸にて選抜を行い、追加メンバーの補充を行う。 敵にも味方にも常に厳しく、部下には、道具として国の利益のため何人死のうが、頭を使わず黙って命令にさえ従えばよいと言い放つ。ワイルド7のメンバーには指令を下して現地での戦闘を任せ、自分は政府高官や各国大使らを相手に、半ば強引な政治的交渉を行い事件を解決していくが、筋を通そうと検事局の上官に報告した事で警視庁との縄張り争いに発展してしまうような中間管理職としての苦悩もある。 秘密主義のため、普段は忠実な飛葉大陸にも不信感を抱かれる事があり、度々命令を無視して行動されてしまう。

黒須 (くろす)

特殊部隊ワイルド7のメンバー。香港警察を始め東南アジアの警察機構に長く務めたベテラン刑事出身。東南アジア最大手の武器商MADAMに潜入し、失くした過去をネタに飛葉大陸を呼び出し、組織の壊滅に利用する。非情な性格で容赦なく敵を殺す姿は殺人マシーンと評される。 国際警察として世界を飛び回っていたため、各国に武器や弾薬の手配をするルートがあり、またその頃に知り合った多くの女性たちを情報源として活用する事もある。タイの麻薬王の村で敵に囲まれ重傷を負った際、仲間たちを逃がすために身を投げて戦った。同作者の作品『黄金のLAMER』のスピンオフキャラとして、怒りを覚えると額に十字架が浮き上がる設定が残されている。

一乗寺 聖子 (いちじょうじ せいこ)

特殊部隊ワイルド7のメンバー。17歳。京都出身。日本人の母と仏系アフリカンで軍人の父との間に生まれる。アフロヘアーで京言葉をしゃべる呑気な性格で、ピンチの時でも冗談や軽口を叩く。白バイ警官を目指していた警察学校時代に暴行され、その相手を襲撃するが、草波勝が裏から手を回し事件をもみ消す。 飛葉大陸と一緒に配属された分署でワイルド7に入隊する。水戸っぽが結婚したいと草波に相談するが、本人はその事を知らない。拳銃の腕前は二流。

水戸っぽ (みとっぽ)

特殊部隊ワイルド7のメンバー。37歳。鳥取出身。短気で直情的な性格のため、頭に来ると相手を怒鳴り散らす。飛葉大陸に対しては、ワイルド7入隊直後はリーダーの座を奪おうとしていたが、戦闘の中で仲間のために身を犠牲にする姿を見ていく内にだんだんと信頼が高まり、頼れる相棒へと変わっていく。 代議士絡みで手が出せない麻薬事件では、飛葉が独断で取引現場を襲撃しようとする中、友人として自ら進んで草波の命令に背き現場に同行する。歳を意識してワイルド7を続けていく自信が無くなり、引退してエンゼルと結婚したいと草波勝に相談するが、その気持ちはエンゼルには告げていない。戦闘で足を負傷し、バイクの運転には支障はないが歩行は松葉杖が必要になる。

増田 一心 (ますだ いっしん)

フィリピンの人質救出にワイルド7メンバーを運ぶために飛葉大陸が雇ったジャッキーとコンビの密輸屋。整備士。事件後もワイルド7と一緒にタイの麻薬王の村まで同行した。銃はモーゼルC96を使用。飛行中も酒を飲み、社長から機内が暑いと文句を言われれば外壁撃ち外気を入れるような荒っぽさと、襲われても最後まで無抵抗のまま決して女性には暴力を振るわない繊細さを併せ持つ。 母親は厚木で米兵相手のバーを経営している。

ジャッキー 典 (じゃっきー てん)

。フィリピンの人質救出にワイルド7メンバーを運ぶために飛葉大陸が雇った増田一心とコンビの密輸屋。パイロット。高知県出身。事件後もワイルド7と一緒にタイの麻薬王の村まで同行した。

畑 モスケ (はた もすけ)

特殊部隊ワイルド7のメンバー。25歳。京都府警ではエンゼルとコンビを組んでいた。元セイコーの社員で神奈川県警より出向。伸ばして遠くの物を引き寄せる特殊な時計を身に付けている。これまでに少なくとも4回は地獄を見てきている。しばしば語尾に「ど」が付く。

画竜 点睛 (がりょう てんせい)

帆船ジャパン丸で採用された特殊部隊ワイルド7の追加メンバー。元フランス外人部隊で、アフリカの地理や風習に詳しい。スキンヘッドでティアドロップ型のサングラスを掛けカイゼル髭を生やしたワイルド7の参謀。応募者ながら採用面接では、審査官の。署長よりも立場が上の態度を取っていたジャパン丸が占拠された時には、限られた中で身の回りにある物から数々の武器を作って戦った。 しつこい敵を前に、昔のカミさんのようだとこぼした事がある。

鬼木 一八 (きき いっぱち)

帆船ジャパン丸で採用された特殊部隊ワイルド7の追加メンバー。気が小さくツッパリたがるタイプで、正義感の強さが買われ採用された。金庫破りで暗闇に目が慣れやすく、細かい作業用の工具を肌身離さず持っている。身体は小さいが、子供の頃からやられた分は倍にしてやり返す性格のためマムシと恐れられていた。 ほとんどのワイルド7メンバーが花粉症で入院しグァム島に療養に行ってしまったため、飛葉大陸の要請に単身参加した事がある。

音楽マニアの男 (おんがくまにあのおとこ)

帆船ジャパン丸で採用された特殊部隊ワイルド7の追加メンバー。採用面接で署長に特技を聞かれ、音楽関係に詳しい事と鼻の渇き具合で天気が分かる事だと、不真面目に答えていたが、画竜点睛の評価は、まぁまぁという事で採用される。態度は軽薄だが、銃から偽警官を見抜く鋭さがある。ジャパン丸が占拠され画竜点睛、鬼木一八が戦闘準備をする中、あえて危険な中に飛び込む必要はないと酒を飲み非協力的だったが、その態度を画竜点睛に利用され、及び腰だった上官である署長の士気が高まってしまったため、反攻に参加する羽目になる。 殺し屋マングースに赤レンガ倉庫へ追いつめられた時、負傷した水戸っぽのため助けを呼びに飛び出し、待ち伏せに会ってしまう。 従兄弟はバイクやヘリの免許を持つ北海道警察の刑事で、犯罪企業グループAリアンの施設に潜入している。

補欠メンバー (ほけつめんばー)

帆船ジャパン丸で採用された特殊部隊ワイルド7の追加メンバー。飄々とした少年だが、画竜点睛から死を前にして冷静さを保てるタイプと評される。ジャパン丸で犯人たちに銃口を向けられ、誰も手が出せないまま帆に吊るされて見世物になっていた遺体を、単身マストを登って降ろしに行く度胸と身軽さの持ち主。 飛葉大陸も気付かない内に背後に忍び寄る事が出来る。ジャパン丸で活躍しワイルド7のメンバーとなるが、その後の新旧メンバーが出動する作戦には参加していない。

署長 (しょちょう)

元々は飛葉大陸が勤務していた港横浜署の署長。見た目は老けているが31歳。私欲に走り、出世欲の塊のような男。トラブルばかり持ち込む飛葉を疫病神と嫌い、出世の邪魔になるとタイから帰ってきた所を雇った殺し屋に殺させようとした。麻薬の元締を捕らえるつもりが、勇み足で署を追われる事になってしまい、特別班の班長という肩書で、草波勝にワイルド7の頭として迎え入れられる。 新機関では、領収書なしで自由に金が使え、サイン一つでヘリやジェット機まで扱える権限が与えられると有頂天になるが、飛葉も一員と知り驚愕する。班長としての威厳はなく、メンバーたち全員から上手く乗せられてばかりで軽い扱いを受け、署長をクビになったので元署長と呼ばれている。

古田 (ふるた)

28歳の若手社長で裏の世界の大物。闘犬のような執拗な性格でファイティング・ブル・通称FBと呼ばれている。若くして遺産を継ぎ、あらゆる法の裏をくぐり日本で一二を争う資産家となった。惚れていた女子高生英子を売れっ子タレントに横取りされた恨みから、わざわざ雑誌を創刊しスキャンダルを流して家庭を崩壊させた。 憎しみのあまり女の腕に3億円の賞金を懸け殺し屋たちに狙わせる。デザイナーのJ・江草から託された自分の悪事の記録が収められているコンパクト・ディスク黄金のバニィを狙って、ヘリで飛葉大陸に攻撃を仕掛ける。FBとの対決の様子を見たワイルド7のメンバーたちは、飛葉の復活を確信した。

J・江草 (じぇいえぐさ)

若くしてトップブランドメーカーの女社長で、モデル兼デザイナー。25歳。ショーの最中に命を狙われ、異性としても惚れ込んだ飛葉大陸に24時間のボディガードを依頼する。裏の世界の大物FBを検察庁送りにできる黄金のバニィを持つ。デザインを巡り、可愛がっていた秘書の波絵津子との間に起きていたトラブルに飛葉を巻き込む。

社長 (しゃちょう)

南海のリゾートホテルで、テロ集団嵐の爪の人質となった一家、スズキが務める企業フットUNIONの社長。15億円の身代金を要求され渋っていたが、死体となって送られてきた娘の健気な姿に胸を打たれ会社の金を全て持ち出し、身代金代わりにその金を使ってスズキ課長を救い出すように飛葉大陸に頼む。 救出の条件は、使い残した金は全て返す事と、自分も同行させる事。飛葉とエンゼルは、その金を使いワイルド7を雇い、草波の命令に背いて救出に向かう事になる。典型的な金持ちニッポン人のパターンのため、現地でも金をまき散らして豪遊し、我がままし放題で、綿密な作戦行動に何かと支障を来してしまう。

仏の次郎 (ほとけのじろう)

国内で銃を振り回して事件を起こし、20歳そこそこながら合計20人以上の殺人と1億円以上を稼いできた残虐な不良グループのリーダー。仲間には手癖の悪い赤毛やオラウータン並みの怪力で一度頭にきたら止まらないアニマルなどがいる。収監されていたが、仲間たちが京都のシネマ村で人質事件を起こし解放される。 知恵は回るが性格が悪く、弱みに付け込み警官たちに土下座させた上に、その姿を笑いながら留置場から出てきた。飛葉大陸がタイで取引に使うダイヤに目をつけ、無理やり着いてきて仲間たちとボディガードを買って出る。麻薬王の村で、どさくさに紛れて大量の麻薬を盗み出し、ワイルド7のメンバーを見殺しにして逃げ出した事で、飛葉の怒りを買う。

岩本 (いわもと)

警察庁の特務機関SS警察隊課長。公には治安に尽くしている立派な役人なので草波勝も手を出さないが、個人的には国家を食いつぶすシロアリの小役人。組織を裏切り事件解決に協力してくれた佐々木兄妹を、所詮は犯罪者だからという理由で国外逃亡をことごとく阻止し、命の危険に晒した。密告屋のジョージを手先として使っている。 目障りな飛葉大陸とワイルド7新メンバーを、国家医事局長のコネを使い、リハビリと称して、医師が銃を持ち、庭にはドーベルマンを放し飼いにした脱出不可能な医療施設に軟禁した。

佐々木 (ささき)

元はテロ集団・嵐の爪のメンバーで爆発物の専門家。事故で足に怪我を負い、車椅子の生活を余儀なくされたため引退し、飛葉大陸が本部の場所を尋ねてきた時も仁義に反すると拒んでいたが、裏切ったと思った元仲間たちから襲撃を受け、巻き込まれた妻が殺害されてまう。妹とともに嵐の爪に命を狙われる事となり、草波勝の失態や岩本課長の裏切りに遭い、飛葉のサポートも虚しく、何度も国外逃亡を阻止され、帆船ジャパン丸に爆発物が発見されると爆弾処理にまで駆り出されてしまう。 怪我をして縫合の跡が残るために手術を拒む妹に、自分の姿を見せ、どんな体になろうと生きるようにと説得した。

一六 清三 (いちろく せいぞう)

政治家たちも自由に操る和装の超成金。周りからは上様と呼ばれている。屋敷は東洋一の敷地で地上200mの屋上にある庭には、ゴルフコースや特務機関SS警察の養成所があり、警備用にはM60機関銃を搭載したバギーカーが走っている。芸術品に目がなく、金には糸目をつけずフランス人ブローカーに、ルーブル美術館やニューヨーク近代美術館から本物とすり替えた絵画や彫刻を盗ませてコレクションしている。 貧しい家庭の少女を軟禁し、政治犯や軍人、会社役員の接待用として飼っている。全ての収益を独占し、市長も抱き込み税金も払わなくて済む町を建設するのが目的で、町の中央に湖がありそこから八方に運河のように水が流れるジオラマを作っている。

ラリー・ヒヤケ

元テロリスト。金のためなら電話一本で暗殺、誘拐の代行を引き受ける。軽々と人間を振り回し自動販売機を持ち上げ、犬を口から裂くほどの怪力の持ち主。表の顔は金持ち相手のブティックの店長。飛葉大陸の自宅を襲撃し、保護していた少女を拉致した。初対面で実力を見抜いた水戸っぽに圧勝し、格の違いを見せつけた。

集団・組織

ワイルド7 (わいるとせぶん)

『新ワイルド7』に登場する組織。草波勝検事が設立した、超法規的特殊部隊。前作『ワイルド7』が国内の法では裁けない犯罪者の処刑集団だったのに対し、世界各国で事件や犯罪に巻き込まれた日本人の救出や、兵器を用いた戦場での戦闘も行い、公式に軍隊や警察が出動できない国際問題を、7人で行う部隊として位置付けられている。 草波は署長に独立攻撃隊と説明してる。再結成時は草波が各警察署から問題のある警官たちを7人選び、組織名を新ワイルド7と呼んでいたが、その後飛葉大陸の独断で任務を遂行し2名脱落する。欠員後に帆船ジャパン丸で行われた入隊テストの参加者は、犯罪者による応募だった。新メンバーは治療とトレーニングという名目で、洋館のような専用のリハビリ施設で、銃を持った医師や庭に放し飼いにされたドーベルマンに囲まれ、草波の命令以外は脱出不可能な軟禁生活を送らされるが、少年院脱獄常習犯の飛葉は、何度か抜け出している。 制服の襟にはプラチナ製の警察の階級章と、全ての公務員や脛に傷を持つ者に効き目のある特殊なバッチを付けている。

嵐の爪 (あらしのつめ)

『新ワイルド7』に登場する組織。近年勢力を伸ばしてきた東南アジアを中心に活動するテロリスト集団。金になれば軍隊並みの火力兵器と数百人の兵を用意してゲリラ活動も行う。グァム島リゾート地を襲撃し日本人13人を連れ去り、雇用先企業に身代金15億円と収監されている嵐の爪一味5人の釈放を要求した。元スペイン領で政治犯の収容所として使われた要塞島魔女島に基地があり、人質たちは囚われていた。 帆船「ジャパン丸」の占拠も嵐の爪の犯行。

Aリアン (えーりあん)

『新ワイルド7』に登場する組織。犯罪企業グループ。元広告代理店で、兵器や密輸なども取り扱い戦争やテロ行為もビジネスとしてしまう。組織は巨大で、政府高官や警察関係者の中にも金で抱きこまれた会員が数多くいるため、全貌が明らかになっていない。実行部隊のトップは元軍人の会長リアン・カーリーで、総長の英重太郎はその姿を人前で見せた事がない謎の存在になっている。 邪魔する者は徹底的に排除する非道さで、北極に見立てた極寒の場所など、豪華で巨大な実験施設を建造し、弄ぶように殺人を楽しんでいる。

その他キーワード

コルトウッズマン357マグナム

飛葉大陸の愛用銃。通常のコルトウッズマンが22口径で頭や心臓などに当たらない限り致命傷にならないのに対し、375マグナムが撃てるように改造してあるため、多少急所を外しても筋肉を吹き飛ばしショックを与える威力を持つ。飛葉大陸はフィリピンの空港で、警官8人の頭をかすめて撃ち、衝撃波で全員気絶させている。 武器商MADAMが温泉街を使って行った見本市の中で登場し、名車BMWをチューンアップしたようなもの、と説明している。その後、拳銃の所持を禁じられていた飛葉はモデルガンにプラ板で改造した銃を使用していた事もあった。

前作

ワイルド7

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