新恐竜

新恐竜

サイエンス・ライターのドゥーガル・ディクソンの著作である『新恐竜』のコミカライズ版。もしも現代まで恐竜が生きのびていたら?というifの世界を舞台に、架空の恐竜たちの生態をドキュメンタリータッチで描いた、全9編構成のオムニバス作品。見たこともない恐竜の熾烈な生存競争の数々が精妙な筆致によって、どことなくユーモラスに描写されているのが特徴であり魅力。「漫画アクション」誌上で2007年8月7日号から2019年1月6日号にかけて不定期に連載された。原作はドゥーガル・ディクソン。

正式名称
新恐竜
原作者
ドゥーガル・ディクソン
作画
ジャンル
その他動物・ペット
レーベル
双葉社(双葉社)
巻数
全1巻
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概要・あらすじ

腐肉を主食とする若き巨大肉食恐竜のグルマンは、旱ばつから逃れようとする草食恐竜の大移動の余波を受け、飢えと乾きに苦しんでいた。獲物を待ち伏せするため、湿原の近くにある川まで先回りするグルマンの前に、待望の草食恐竜の群れが姿を現すのだった。

登場人物・キャラクター

グルマン

エピソード「グルマン 草原の暴君」に登場する。腐肉を主食とする大型の肉食恐竜。進化の過程で不要となった前脚を消失しており、動きも鈍い。獲物を食らった後は消化するために何もせずに数日間横たわったままになる。

ペロラス

エピソード「ペロラス 外洋の巨大貝キラー」に登場する。海洋生活をする恐竜で、アンモナイトを主食にしている。クラーケンと呼ばれる危険なアンモナイトの一種を獲物にできるのはペラロスのみ。鋭い顎で瞬時にクラーケンの脳を破壊できる。

兵隊カスト

エピソード「ゲシュタルト 樹林の城に住む一族」に登場する。砦を作ってそこに一族で居住する組織的な生活をする、小型恐竜ゲシュタルトの中で外敵から砦を守る役割を担当している個体。

ココナッツグラブ

エピソード「ココナッツグラブ 水陸両用アンモナイト」に登場する。沿岸部に生息するアンモナイトで、海外に落ちたココヤシの実を主な食料としている。普段は海中で生活しているが、陸の暮らしにもある程度適応しており、浜辺を長時間探索することも可能。

マウンテンリーパー

エピソード「マウンテンリーパー 銀嶺の貴公子」に登場する。山岳地帯を住処にしている小型の肉食恐竜で、寒冷地にも適応した恒温動物。白い体毛と非常に長い尻尾を特徴とする。大きな脳を持ち、知能も発達している。

モノコーン

エピソード「モノコーン 独角の勇者」に登場する。巨大な角と広い襟巻きを持つ猛々しい草食恐竜。草を根っこごと食い尽くすため、常に新しい草を求めて群れ単位で移動している。

ハリダン

エピソード「ハリダン 超空の翼竜」に登場する。広げると5メートルを超える翼を持つ大型の翼竜。山岳地帯に住み、上昇気流を利用してかなりの高度まで到達できる。地上でも翼をたたむことですばしっこく動き回ることができ、小動物を捕らえては常食している。

ウォーターガルプ

エピソード「ウォーターガルプ 熱帯雨林の のんびり屋」に登場する。水中での生活に適応した緩慢でおとなしい草食恐竜。川の中では大柄なので、天敵はほとんどいない。顔の上面についた目は水面から周囲を見渡すのに向いている。

タートサウルス

エピソード「タートサウルス 去りゆく巨族」に登場する。角質化した鎧のような皮膚をまとう大型の草食恐竜。群れで子育てをし、外敵に営巣地を襲われるとスクラムを組んで守りを固める知恵を持つ。

クレジット

原作

ドゥーガル・ディクソン

書誌情報

新恐竜 マンガ版 全1巻 双葉社〈双葉社〉 完結

第1巻

(2009年7月発行、 978-4575301496)

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