日曜日は一緒に

吉祥寺香菜子と2人の親友は、それぞれ想いを寄せていた相手に同時に振られてしまう。やけになった3人は、今度行われるパーティーに、誰でもいいから目の前を通った男性を連れて行くことを決める。それぞれ異なるタイプの男性を誘うことになった3人の恋愛模様を描いたラブコメディ。「週刊マーガレット」1987年38月号から42月号にかけて連載された作品。

正式名称
日曜日は一緒に
ふりがな
にちようびはいっしょに
作者
ジャンル
恋愛
レーベル
マーガレットコミックス(集英社) / 集英社文庫(集英社)
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概要・あらすじ

吉祥寺香菜子は他校に通う久我山幸裕に一目惚れしたが、にべもなく振られてしまう。そして親友の池ノ上きららは彼氏に浮気をされ破局を迎え、高井戸純は想いを寄せていた教師に恋人がいることが発覚。よりにもよって3人が仲良く同時に失恋することになってしまう。そんな時、香菜子たちはダンス部から男性同伴のダンスパーティーのノルマに協力してほしいと頼まれる。

当初は相手がいないと断ろうとした香菜子たちだったが、やけになったきららの提案により「今から目の前を通る1人で歩いている男性をダンスパーティーに誘う。誘えない場合は学校の嫌われ者である下北沢を誘って参加する」ことに決定する。結果、きららは年下の神泉、純は高齢の浜田山のおじいちゃん、香菜子はまさかの失恋相手である幸裕を誘わなくてはならなくなってしまう。

この出会いが、3人を予想外の方向へと導くのだった。

登場人物・キャラクター

吉祥寺 香菜子 (きちじょうじ かなこ)

明るく気の強い女子高校生。池ノ上きららと高井戸純とは親友でいつも一緒に行動している。2人からは「香菜」と呼ばれている。4歳年上の姉・吉祥寺沙美子がいる。偶然見かけた久我山幸裕に一目惚れし、1か月間悩んだ末にラブレターで告白。しかし、幸裕にはまったく相手にされず、あっさり失恋してしまう。きららの提案した「偶然通りかかった男性をパーティーに誘えなければ下北沢と参加する」という賭けの対象が、よりにもよって振られたばかりの幸裕となってしまい、一時は負けを覚悟する。 しかし、彼の弱みを握ったことで無理矢理パーティーに連れ出そうと奮闘する。

久我山 幸裕 (くがやま ゆきひろ)

吉祥寺香菜子より1つ年上の男子高校生。クールな雰囲気の漂う美男子で女性からモテる。しかし名前も性格も知らず、外見だけで寄ってくる女性に対しては「どうせ都合のいいペットがほしいだけ」と苛立ちを覚えている。そのため、香菜子にラブレターをもらった際も、相手にもせず断ってしまった。かつて、香菜子の姉である吉祥寺沙美子に家庭教師をしてもらっていたことがある。

池ノ上 きらら (いけのうえ きらら)

吉祥寺香菜子と高井戸純のクラスメイトで親友の女子高校生。3人の中では一番背が低く幼い外見をしている。恋人に浮気をされたことがきっかけで自分から別れを告げる。かわいい外見にも関わらず非常に大胆な性格をしており、「偶然通りかかった男性をパーティーに誘えなければ下北沢と参加する」という賭けを提案。これにより、年下の神泉を誘うことになる。

高井戸 純 (たかいど じゅん)

吉祥寺香菜子と池ノ上きららのクラスメイトで親友の女子高校生。3人の中で一番背が高く、ボーイッシュな外見をしている。休み時間には男子と一緒にサッカーを楽しんだりと、男っぽく振る舞っているものの、内面は傷つきやすく繊細な性格をしている。文武両道の優等生で先生方からは一目置かれている。教師の松原に片想いをしていたが、彼に恋人がいることが発覚して失恋。 きららの提案した「偶然通りかかった男性をパーティーに誘えなければ下北沢と参加する」という賭けには消極的だったものの、香菜子ときららの勢いに負けて乗ることになった。これにより、高齢の浜田山のおじいちゃんを誘うことになる。

吉祥寺 沙美子 (きちじょうじ さみこ)

吉祥寺香菜子の4つ年上の姉で女子大学生。久我山幸裕の兄である久我山正裕と付き合っている。もともと沙美子が幸裕の家庭教師をしており、正裕とはその縁で付き合うことになった。結婚も視野に入れて真剣な交際をしており、香菜子と幸裕には、将来的には親戚になるのだから仲良くしてほしいと願っている。

神 泉 (じん いずみ)

小柄な身体ながらも喧嘩の強い男子中学生。数々のトラブルを起こしている問題児として、街では名の知られた存在。池ノ上きららの提案した「偶然通りかかった男性をパーティーに誘えなければ下北沢と参加する」という賭けにおいて、きららが誘うことになった相手でもある。いきなり接触してきた年上のきららのことを小学生扱いし、まるで相手にしていない。

浜田山のおじいちゃん (はまだやまのおじいちゃん)

妻に先立たれた高齢の男性。池ノ上きららの提案した「偶然通りかかった男性をパーティーに誘えなければ下北沢と参加する」という賭けにおいて、高井戸純が誘うことになった相手。優しい性格で、純が自分に話しかけてきた理由を知りつつも快く協力を申し出た。ダンスパーティー当日までに純を立派なレディにすると張り切る。実は浜田山コンツェルンのご隠居で、莫大な財産と権力を持っている。

松原 (まつばら)

吉祥寺香菜子、池ノ上きらら、高井戸純らが通う高校の若い男性教師。優しくさわやかで、生徒たちからの人気も高い。成績優秀な純をたびたび褒めていたこともあり、純は密かに想いを寄せていた。実は女性らしい雰囲気の美しい恋人がいる。

久我山 正裕 (くがやま まさひろ)

久我山幸裕の兄。吉祥寺沙美子が幸裕の家庭教師をしていた縁で知り合い、交際するようになった好青年。沙美子はまだ学生だが、結婚を前提に真剣な交際をしている。そのため、義妹になるかもしれない香菜子には気を遣っている。

集団・組織

下北沢

吉祥寺香菜子、池ノ上きらら、高井戸純らが通う高校の同級生男子たち。下田、北野、沢村の3人組で、それぞれの名前の一文字を取って「下北沢」と呼ばれている。学校では嫌われ者集団としてその名を知られている。外見をはじめ性格や素行も悪く、純に対してセクハラめいたセリフで傷つけたこともある。きららの提案した「偶然通りかかった男性をパーティーに誘う」という賭けに失敗した者は、この3人をダンスパーティーの相手として誘わなくてはならない。

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