来世は他人がいい

ヤクザの元で育った2人の奇妙な恋愛関係を描いたコメディ作品。作者の小西明日翔が、鉄男名義でWEB上に発表していた作品をリライトしたもの。「アフタヌーン」2017年10月号から連載開始。

正式名称
来世は他人がいい
作者
ジャンル
恋愛
レーベル
アフタヌーンKC(講談社)
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概要・あらすじ

関西最大の指定暴力団四代目桐ヶ谷組直系染井組組長の染井蓮二を祖父に持つ女子高生・染井吉乃は、祖父が関東最大の指定暴力団である五代目砥草会直系の深山一家総長・深山萼と兄弟盃を結んだことをきっかけに、勝手に深山総長の息子・深山霧島と自分の婚約を取り付けてきたことを知り困惑する。しかし、あまりにも物事が順調に進んだため、流されるまま吉乃は東京の深山一家の家で暮らすことに。

一見眉目秀麗な優男に見えた霧島だったが、自分の周囲を巻き込むほど破滅的な目に会いたいという被虐願望を持つ危険な男だった。その上、ある出来事をきっかけに吉乃は霧島から本気で惚れられてしまうのだった。一方その頃、砥草会の三次団体である赤座興行会長の娘が行方不明になるという事件が起こる。

登場人物・キャラクター

染井 吉乃 (ソメイ ヨシノ)

関西最大の指定暴力団四代目桐ヶ谷組直系染井組組長の染井蓮二を祖父に持つ16歳の女子高生。芯は強いが流されやすい性格。周囲を振り回しがちな祖父を反面教師に育ったため、ヤクザの一家で育ったにもかかわらず人柄は普通。美人だが、周囲からは「梅田のホステス」などと呼ばれている隙のないタイプの顔立ちで、そのせいかこれまで彼氏ができたことがない。 それを見かねた祖父が旧知の仲である関東の暴力団・深山一家の総長・深山萼と兄弟盃を結んだことをきっかけに、深山の息子・深山霧島との婚約を勝手に結んで来てしまう。そのまま東京の霧島の家で暮らすことになるが、これまで平穏に暮らしてきたこともあって、霧島から飽きられ、何の役にも立たないので身体を売るようにいわれてしまう。 転校先でイジメを受けたこともあり、一時は大阪に戻ろうとするが、祖父からも励まされて逆に霧島に復讐することを決意。伝手で自分の腎臓を売り、作った金を霧島に突きつけるが、かえってそのことで霧島から本気で惚れられることになってしまう。

深山 霧島 (ミヤマ キリシマ)

関東最大の指定暴力団である五代目砥草会直系の深山一家総長・深山萼の息子。16歳の高校生。眉目秀麗で成績もよく、幼いころから空手を習っており、文武両道を地で行く少年。そのため、ヤクザの息子ということで周囲から一歩引かれてはいるものの評価は高い。常に笑顔を絶やさず、優男そうに見えるが、一方で犯罪行為にまったく躊躇することなく、平気で他人に凄惨な暴力を振るえる二面性がある。 さらに、自分の周囲を巻き込むほど破滅的な目に会いたいという被虐願望の持ち主。その願望を満たすため血縁上は大伯父に当たる深山萼のもとに押しかけて養子となり、ヤクザになった。許嫁になった染井吉乃のことは、当初は暴力団組長の孫娘であることから甘やかされて育ったわがまま娘だろうと思い込み、自分のことを好き勝手に振り回してくれるだろうと期待していた。 そういった意味では普通に育っていた吉乃のことを一度は見限り、身体を売ることを強要したほどだったが、その後自分への復讐を宣言した吉乃に本気で惚れてしまう。以降、吉乃の気を引こうと躍起になり、吉乃からはますます気味悪く思われている。

染井 蓮二 (ソメイ レンジ)

関西最大の指定暴力団四代目桐ヶ谷組直系染井組組長で、染井吉乃の祖父。深山一家総長深山萼と兄弟盃を結んだことをきっかけに、勝手に深山総長の息子・深山霧島と自分の孫娘との婚約を計画し、それを報道関係者にも教えまわるほど調子のいい性格。その上、吉乃を東京に送ろうとし、トントン拍子で深山一家の家に吉乃が住むように話を進めてしまう。 吉乃と霧島が上手く行っていないことを知ると「一年掛けて惚れさせたあとで捨てろ」と電話で吉乃に申し付ける。

深山 萼 (ミヤマ ガク)

関東最大の指定暴力団である五代目砥草会直系の深山一家の総長。物語冒頭で、関西最大の指定暴力団四代目桐ヶ谷組直系染井組組長・染井蓮二と兄弟盃を結んだことで、関係者の間でも話題になっている存在。染井蓮二とは旧知の仲で、染井吉乃のことは「蓮二が女になったよう」と評する。

(タチバナ)

深山一家の構成員の一人。スキンヘッドで目つきの鋭い男性。深山霧島の兄貴分に当たる人物。言葉遣いは乱暴だが、霧島からは「いい人」といわれている。砥草会の三次団体である赤座興行会長の娘がさらわれた事件を受け、同じくらいの年齢の染井吉乃を預かっていることで、万が一にも事件に巻き込まれることがないよう、しばらく霧島と行動をともにするよう吉乃に申し付ける。

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