普通の女子校生が 【ろこどる】やってみた。

普通の女子校生の宇佐美奈々子が軽い気持ちでロコドル(ローカルアイドル)となり、上級生の小日向縁と流川ガールズとして活動。あくまでも女子校生のアルバイトの地元アイドルで、バイト仲間たちやクラスメイトとの友情が中心のほのぼの学園青春コミック。登場キャラクターの苗字はモデルとなった千葉県流山市とその周辺の地名から採られていて、背景も多くの実景がモチーフとなっている。作中の流川市と千葉県流山市が業務提携したり、着ぐるみがあることから正式に全国ゆるキャラグランプリ2014に参加したりなど、リアルとの交流の多いタイトルと言える。

正式名称
普通の女子校生が 【ろこどる】やってみた。
作者
ジャンル
アイドル
レーベル
IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス(一迅社)
関連商品
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概要・あらすじ

自分では取り柄がないと思っていた宇佐美奈々子は、叔父の手伝いに呼ばれて流川市ロコドル(ローカルアイドル)としてデビュー。パートナーで学校の先輩でもある小日向縁とともに、流川ガールズとして活動を続けることになった。同時に企画されたゆるキャラの魚心くんも少し遅れて加わり、地域振興のためのイベントや広報のために頑張っていく。

いつのまにか、全国デビューしてオリジナル曲もできたが、奈々子はこれまで通りに自分らしくロコドル生活を続けている。

登場人物・キャラクター

宇佐美 奈々子 (ウサミ ナナコ)

前髪を左前で分けている。流川第三女子高校に通う女子校生。叔父である流川市役所のふるさと振興課の太田貢係長にハメられ、ロコドル(ローカルアイドル)になった。小学1年生の時にアイドルになりたいと作文に書いたことがあり、多少は興味があったため、次第に深みにはまる。 流川ガールズのパートナー小日向縁が完璧超人のため、取り柄がないことを気にする普通の女子だが、何もないところで転び、自己紹介で噛むため、印象に残りやすい。なにゃこは自分の名前を噛んだもので、かなり広く知られている。マジメなため、市税から出ている給料(時給1000円でスタート。後、50円アップ)の使い道に戸惑う。 弱音を吐くこともあるが切り替えは早く、立ち直って前向きに頑張ることができる。市内での人気はかなり高く、ファンの差し入れが多い。やるからには精一杯、ということで全国デビューを目指す決意をしたところ、その直後に実現すると連絡を受ける。魚心くんの中が三ヶ月ゆいか名都借ゆいかを見分けられたり、中の人の表情を読みとるなど、魚心くんのエキスパートである。

小日向 縁 (コヒナタ ユカリ)

前髪を左前で分け、ウェーブのかかった髪は腰まで届く。いつもはメガネをかけているが、ロコドル(ローカルアイドル)活動中はメガネを外す。流川第三女子高校に通う女子校生。流川ガールズのパートナー、宇佐美奈々子の1年先輩。元市長の資産家の孫で、マンションの1フロアで暮らしており、両親は不在がちのため独り暮らし同然。 家の方針でいろいろなアルバイトを経験しろと言われ、その延長として祖父の提案のロコドルになった。実は以前、別のアルバイトで奈々子と出合っていた。容姿端麗で成績優秀、家事も万能という完璧超人だが、根は甘えん坊で、かなり奈々子に依存していると気づく人もいる。 親密な友人がなく、奈々子のほかには従姉妹の美原菫くらいしか家に招いたことはない。奈々子を家に招くと、際限なく手作りケーキを提供するなど、おもてなしを尽くす。今後は海外留学などを経て、ロコドル活動などで広めた見識を活かし、地域に恩返しをしたいと考えている。

三ヶ月 ゆい (ミコゼ ユイ)

身長145㎝程度の小柄な体で、つむじのあたりで縛った髪をまっすぐ上に立てている。下に3人の弟妹がおり、祖父母も同居している大家族。流川第三女子高校に通う女子校生で、宇佐美奈々子の2年先輩。演劇部所属。魚心くんの中の人。ややあがり症で人前に素顔で出るのは苦手。 体力が人並はずれていて、流川ガールズよりも多くのイベントをこなし、着ぐるみのまま宙返りもできる。ただし、子供がマネをすると危険なので、宙返りは禁止になった。髪形は落下物対策と、少しでも背を高く見せたいという想いから。努力家で礼儀正しく、校内では先輩であるにもかかわらず、流川ガールズのほうがデビューは早いので敬語を使おうとしていた。 声優志望で、高校卒業後は養成所に入った。

太田 貢 (オオタ ミツグ)

やや頭髪の生え際が後退している四角いメガネの中年男性。宇佐美奈々子の叔父で、流川市役所のふるさと振興課の係長。役所内の企画会議で、誰もが一案を提出することになっていたため、軽い気持ちで「アイドル町おこし計画」としてロコドルを提案したところ採用され担当者となった。 予算の都合もあって、身元のしっかりした人材として宇佐美奈々子と小日向縁を採用。取材やイベントへの遠征の際には、運転手としてハンドルを握る現場担当者である。また、学生時代に音楽活動をしていた経験を活かし、流川ガールズのオリジナル楽曲の作曲も手がけている。イベントの合間の場つなぎくらいの演奏は今でもできる。 課長などから出てくる困った提案を抑えたりするなど、目立たないところで奮闘しているらしい。

西深井 沙織 (ニシフカイ サオリ)

毛先にカールがあるショートボブで四角いメガネの女性。流川市役所のふるさと振興課の新人で、流川ガールズと魚心くんのマネージャー業務を担当。学生時代にはコスプレイヤーで、声優を目指したこともある。流川市役所に採用されて、手伝いに駆り出された流川ガールズの初イベントで大ハマリし、マネージャー業務をやりたいと志願して採用された。 流川ガールズの2人のプライベートも含めて全てを把握し、あらゆる手だてを尽くして活動をサポートする。段取りがよく、指示は的確で、メンバーの体力なども考慮したスケジュール管理などで流川ガールズたちからの信頼は厚い。 プライベート用のカメラも常に携帯しており、流川ガールズの一挙手一投足を見逃さずに写真に収めている。個人で流川ガールズの非公式のファンサイトを作り、関係者でないと撮れない写真などもアップしてしまうことがあるが、運営者であることは秘密にしている。まだ本人たちにはバレていない。

名都借 みらい (ナヅカリ ミライ)

髪は外ハネのショートボブで、一部を肩まで伸ばして左右で縛っている、ジト目が特徴の女の子。流川第三女子高校に通う女子校生。宇佐美奈々子とクラス違いの同級生で野田硝子と同じ中学だった。演劇部所属。成績優秀で学年トップ、歌もうまいが人見知りが激しい。脚本や演出に興味があり、演劇部では裏方。 身長が146㎝以下という困難な条件を満たしていたこともあり、演劇部の先輩でもある三ヶ月ゆいから魚心くんの中に入ることを持ちかけられた。演技者からの視線の勉強になる、と応じて魚心くんに入る。当初はゆいほどの体力がなく、奈々子には魚心くんの中の人がどちらか見分けがついていたが、次第にゆいと同等の体力を身につける。 人見知りはなかなか改まらず、しばらくは奈々子から声をかけられても、ゆいの後ろに隠れていた。

野田 硝子 (ノダ ショウコ)

真ん中分けで背中に届くくらいの髪で、耳の前を三つ編みにしている。流川第三女子高校に通う女子校生。宇佐美奈々子のクラスメイトで、奈々子、柏葉さつき、水元美里の4人で仲良しグループ。4人組の中では最も小柄。帰宅部だが、イベント大好き娘で、各地のイベントをハシゴして廻っているやや男勝りな行動派。 奈々子の活動を応援していて、情報の拡散源としても暗躍する。2年生になって、イベント好きでリーダーシップがあることから奈々子の推薦などを受け、さつきを伴って生徒会入りする。

柏葉 さつき (カシワバ サツキ)

前を眉の上で揃えて背中まで伸ばしたゆるいウェーブの長い髪の女の子。流川第三女子高校に通う女子校生。宇佐美奈々子のクラスメイトで、奈々子、野田硝子、水元美里の4人で仲良しグループ。4人組の中では最も長身。文芸部所属。おとなしい性格で、ツッコミ鋭い硝子や美里のフォローをすることが多い気配り役。 硝子が生徒会入りする際に、堅実なところを見込まれて引っ張り込まれた。

水元 美里 (ミズモト ミサト)

前髪を右で分けているポニーテールのやや吊り眼をした少女。流川第三女子高校に通う女子校生。宇佐美奈々子のクラスメイトで、奈々子、野田硝子、柏葉さつきの4人で仲良しグループ。ソフトボール部所属。2年生でレギュラーとなり、次期主将候補として期待される。 甘いものが少し苦手。

美原 菫 (ミハラ スミレ)

真ん中分けの髪でメガネをかけた女の子。流川第三女子高校に通う女子校生で、小日向縁の従姉妹でクラスメイト。縁のような完璧超人ではないが、成績優秀で生徒会役員をしている。宇佐美奈々子が縁にとって大きな存在になっていることを理解、温かく見守っている。

魚心くん (ウオゴコロクン)

『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた』に登場するキャラクター。のっぺりした体に緊張感のない顔をした流川市公認ゆるキャラ。河川を中心に発展してきた流川市の象徴として水滴をデザインした精霊。流川運河の完成と共に生まれた設定なので明治生まれ。胸の名札には「水魚ノ交」と書かれ、手には三叉の鉾を持つ。 本体は背中に背負った魚、オイカワのムルデル君で、こちらは流川運河の設計者の名をとっていて、設定上は江戸時代の生まれ。流川ガールズの「アイドル町おこし計画」と同時企画だったが、着ぐるみの制作などでデビューは少し遅れた。着ぐるみの魚心くんと魚のムルデル君は別の会社で制作されたため、質感が異なる。 グッズの売上などは大きく、市の上層部の評価は高い。着ぐるみに入った三ヶ月ゆいの能力の高さから、宙返りができるのも大きな特徴だった。ただし、子供がマネをする危険があるため宙返りは禁止された。人気が高まり、イベントなどが増えたこともあって、名都借みらいも中の人として採用。着ぐるみも軽量版が制作されて2体体制になっている。 さらに着ぐるみ2号では、ムルデル君もリアルに動くように改造された。イメージソングが流川ガールズのデビューCDとなる。

集団・組織

流川ガールズ (ナガレカワガールズ)

『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた』に登場するアイドルグループ。宇佐美奈々子と小日向縁のユニット。デビューイベントの際にはまだユニット名がなかった。その後、上層部からは流川ダイナマイト☆ギャルズとの提案があったが、太田貢係長の説得によりこちらに決定。メンバー採用の際には、オーディションなどの予算が足りず、身元のしっかりした人物で体力があり、かつ共学ではスキャンダルの恐れがあるため、市内唯一の女子校、流川第三女子高校の生徒であることが優先された。 最終的に奈々子は女子力が低いので安全、と採用されたとのこと。ケーブルテレビでレギュラー番組を持ち、市内の店の紹介や、流川市役所の活動レポートなどをしている。 蜂の巣除去などの体験レポートなどもしているが、よそのロコドルはあまりやっていない。市外のイベントでは特産の流川みりんを売っていることが多い。制服もあるが、どちらかというと地元企業や商品の名前がプリントされたTシャツのイメージが強い。

場所

流川第三女子高校 (ナガレカワダイサンジョシコウコウ)

宇佐美奈々子たちが通う女子校。流川市では唯一の女子校で、3年間クラス替えがない。制服はブレザーでネクタイの色が学年ごとに異なる。生徒会役員は選挙ではなく自薦他薦で決まる。

流川市役所 (ナガレカワシヤクショ)

なにもない流川市を盛り上げるため、ふるさと振興課がロコドルとゆるキャラを活用することを打ち出した。魚心くんが好調で、上部での評価も高いため、かなりの予算を認めている。流川ガールズもそれなりに評価はされているらしいが、予算規模は魚心くんと桁違いの模様。

流川市 (ナガレカワシ)

市内を流れる川と運河で栄えてきた地方都市。特産はみりん。モデルは千葉県流山市。

その他キーワード

ロコドル (ロコドル)

『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた』に登場する用語。ローカルアイドルの略語。地元密着型アイドルで、多くの場合は事務所所属の芸能人だが、まれに流川ガールズのように市主導で活動している場合もある。芸能人の場合は事務所からの給料になるが、流川ガールズの場合は流川市のアルバイトスタッフで、ステージやテレビ出演としてのギャラは発生せず、市からの時給のみ。

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