概要・あらすじ
近未来のTOKYO。男女の性別の他にα、β、Ωという性が存在する事が判明してから1世紀が経っていた。10万人に一人という稀有な存在、αである蘇芳信長は、頭脳明晰・容姿端麗。新宿特区の国立安土桃山学院に所属する高校生であった。絶対王者である信長の前では、一般人であるβたちは、そのフェロモンにあてられ、正気ではなくなってしまう。しかし、信長はβの女性など、全く相手にしない。彼が求めるのは、ただひとりの番(つがい)である運命の女であった。それはΩという、繁殖に特化した性を持つ、絶滅危惧の女性だった。一方、豆崎のえるは、ごく普通の都立高校に通う女子高生。今日もまた、幼なじみの伊代の恋の相談に乗っていた。伊代は街角で見かけた男性に一目惚れしたため、一緒に会いに行ってほしいという。そんなわけで、のえると伊代は、伊代が一目惚れした男子がいる国立安土桃山学院へと乗り込む。なんと、伊代の相手はαの性を持つ信長だった。彼にあった途端、のえるはへたり込み、発情してしまう。そして信長も、のえるが出す強烈なフェロモンにむせ返るような欲情を催す。のえるはΩだったのだ。やっと運命の女に出会えたと喜ぶ信長だったが、のえるはカッターを取り出し、自殺しようとする。慌てて止める信長。のえるの体は信長を強烈に求めているが、彼女の心は違っていた。のえるは幼なじみのヒロが好きだったのだ。こうして出会ったαとΩ。究極の2種類の性を持つ男女のラブストーリーが動き始めた。
書誌情報
Bite Maker ~王様のΩ~ 11巻 小学館〈フラワーコミックス〉
第1巻
(2019-01-25発行、 978-4098703326)
第2巻
(2019-06-26発行、 978-4098704453)
第3巻
(2019-10-25発行、 978-4098705320)
第4巻
(2020-02-26発行、 978-4098707553)
第5巻
(2020-07-27発行、 978-4098710584)
第6巻
(2020-12-10発行、 978-4098711529)
第7巻
(2021-04-26発行、 978-4098713011)
第8巻
(2021-09-24発行、 978-4098713974)
第9巻
(2022-02-25発行、 978-4098715688)
第10巻
(2022-08-26発行、 978-4098717026)
第11巻
(2023-03-24発行、 978-4098718702)