概要・あらすじ
写真を撮ることの好きな夢路歩は高校の写真部に所属している17歳。東京都内をカメラ片手に歩くのが好き。各スポットの自然や歴史に触れながら、東京の新たな魅力を発見していく。高校では写真甲子園への参加のチャンスが訪れ、歩とは違う個性的な写真を撮る春名窓花らと共に本戦の北海道へ渡り、新たな写真への興味を深めていく。
登場人物・キャラクター
夢路 歩 (ゆめじ あゆみ)
都内の高校に通う17歳。写真部に入部して3カ月目のカメラ初心者。長めのボブカットの黒髪で芥川龍之介のファンである。カメラはキエフIII型を使っていたが、後にアルバイトで資金を貯めてローライコードVb型をメインに使っている。
玉城 (たまき)
夢路歩と同級生の写真部部員。気遣いの良い青年。鉄道写真に興味が深い。歩とよく一緒に写真を撮りに出かけるが、歩を見守るような立場にいる。写真は趣味として楽しんでいきたいと思っている。
春名 窓花 (はるな まどか)
夢路歩の高校の写真部に所属しているが、顔を出さないので幽霊部員と言われている。茶髪でボブカット。写真誌の常連投稿者で、その自由奔放な性格で撮るスナップは個性的で評価も高い。
イベント・出来事
写真甲子園 (しゃしんこうしえん)
『東京シャッターガール』で夢路歩や春名窓花が参加する、全国写真選手権大会。毎年、全国から500校を越える参加があり、初戦を突破した十数校が本戦に出場。北海道で4日間、各3名一組で写真を撮り発表して競い合う。