あらすじ
第1巻
私立新百合ヶ丘高等学校に通う1年生の藤沢あおいは生徒会長を務めている。しかし、いつも生徒会室でお菓子を食べたりしてダラダラ過ごしているため、先輩で生徒会役員である小金井花からは叱られてばかり。生徒達の多くは、美人でしっかり者の副会長・川越かなでを生徒会長だと勘違いをしていた。学園の理事長の孫で生徒会の会計を務めるお嬢様・大塚南を加えた四人は、生徒会室でコスプレ着せ替えごっこをしたり、女の子同士でHなマッサージをしたりして学園生活を送っていた。
第2巻
大塚南の妹が突然学園にやって来たり、その妹の主治医を藤沢あおいの姉が務める事になったりと騒動が続くものの、生徒会の面々は相変わらず楽しい学園生活を送っていた。そんな中、藤沢あおいは川越かなでが海外へ留学するという噂を耳にする。
登場人物・キャラクター
藤沢 あおい (ふじさわ あおい)
私立新百合ヶ丘高等学校に通う1年生の女子。高等部首席編入という理由で、大塚南によって生徒会長に任命された。食べる事が大好きで、いつも生徒会室にお菓子を持ち込んでいる。そのためお腹にぜい肉が目立ち始めており、小金井花からは豚呼ばわりされる事も多い。姉も新百合ヶ丘高等学校の出身。
小金井 花 (こがねい はな)
私立新百合ヶ丘高等学校に通う2年生の女子で、生徒会に所属している。おかっぱ頭で、非常にまじめな性格。生徒会で一番の働き者で、あおい達が破廉恥な事を始めると、すぐに先生達に通報しようとする堅物でもある。お菓子ばかり食べている藤沢あおいを、「豚」などと厳しく罵倒する事もある。
川越 かなで (かわごえ かなで)
私立新百合ヶ丘高等学校に通う1年生の女子で、生徒会の副会長を務めている。黒髪のロングストレートの美人。女子生徒から人気があり、多くの生徒に生徒会長だと勘違いされている。家が破産したものの、成績優秀なため学費等を免除する条件で藤沢あおい達が通う学校に招かれ、特待生として編入して来た。小・中学校と厳しい学校に通っていた影響もあり、まじめで神経質な性格。 もともと友達は少なかったが、生徒会であおい達と打ち解け、交友関係を広げていく。一人暮らしをしており、家では眼鏡をかけている。
大塚 南 (おおつか みなみ)
私立新百合ヶ丘高等学校に通う1年生の女子で、生徒会の会計を務めている。また、祖母が私立新百合ヶ丘高等学校の理事長を務めている。頭脳明晰、容姿端麗で学園ではファンクラブが存在するほどの人気者。金髪の縦ロールの髪型でいかにもお嬢様といった容姿をしている。髪型が縦ロールなのは毎朝欠かさずセットしているからで、なにもしないと綺麗なストレートヘアをしている。 小金井花からは「金髪縦ロール」と呼ばれる事もある。
佐倉 うてな (さくら うてな)
私立新百合ヶ丘高等学校で、生徒会の顧問を務める女性教師。身長が低く、ロリポップキャンディを口に含み、サイズの合わない白衣の長い袖をそのまま垂らしていたりと、生徒よりも子供っぽい幼い外見をしている。ものぐさな性格で、家に帰らず学校に住み着いている。ちなみに新百合ヶ丘高等学校のOGである。
大塚 新 (おおつか あらた)
大塚南の妹。小麦色の肌に、金髪をストレートヘアにしている。病気の治療のために海外の病院に長く入院していた事から、人との距離感が摑めないところがあり、言動が少しおかしい。重度のシスコンで、姉の南にべったり。
藤沢あおいの姉 (ふじさわあおいのあね)
藤沢あおいの姉。女医を務めており、大塚新の主治医となる。ロングストレートの髪型に眼鏡をかけた巨乳の女性。私立新百合ヶ丘高等学校の出身で、在学時は佐倉うてなとクラスメイトで、よくうてなをからかっていた。シスコン気味で、あおいの事を溺愛している。