ユリ熊嵐

ユリ熊嵐

自分に自信のない椿輝紅羽の元に訪れたのは、明るい転校生の百合城銀子。銀子は紅羽を好きになり、仲良くなりたいと考える。天然の紅羽は「友だちができた」と喜ぶものの、銀子は、もっと親しくなりたいと考えてやまなくなる。原作・原案はイクニゴマキナコ。幾原邦彦監督のアニメ版に先行して、漫画版が連載された。

正式名称
ユリ熊嵐
作者
原作
ジャンル
動物擬人化
 
百合
レーベル
バーズコミックス(ソニー・マガジンズ)
関連商品
Amazon 楽天

概要・あらすじ

自分に自信のない椿輝紅羽はいつも、透明な嵐の中に人喰い熊が現れて、食べられてしまう夢を見る。そんな彼女が出会ったのは、明るい学園の人気者の転校生、百合城銀子。紅羽は高校に入って初めて友人ができたとはしゃぐ。しかし銀子は紅羽を好きになり、更に深く仲良くなりたいと考える。そこに銀子の恋人を名乗る百合ヶ崎るるがあらわれ、彼女をストーカーだと感じている銀子と口論になる。

るるは嫉妬していたはずの紅羽の人柄に惹かれ、いつしか親友になっていた。実は銀子は、世界はみにくい恐ろしいクマが、己の姿を見たくないから、人間の姿をしているのを知っていた。その中にいる本当の人間との間には、越えることのできない壁がある。

母親からは、もし好きな人ができて一つになりたければ、食べなければならないと教えられる。紅羽が聞いたるるの話によると、クマの話は銀子の幻覚で、銀子の母親が作った世界に閉じ込められたままになってしまっているらしい。クマの話が本当なのかわからないまま、3人の少女の関係は続く。

登場人物・キャラクター

椿輝 紅羽 (つばきくれは)

16歳の高校生。男性に見られるのが怖い。メガネをかけ、いつも自分を地味で透明な存在だと考えている内気な少女。透明な嵐の中に人喰い熊があらわれて食べられる夢をよく見る。クラスメイトに転入してきた百合城銀子が、透明な自分にも話しかけてくれるのをよく思っているも、彼女に違和感を感じ、「人間ではなく熊なのでは?」と疑問を抱く。 彼女にクマかどうか確認を取った所、百合城銀子が自分に対して好意を抱いていることを告白され、高校で始めての友人ができる。百合城銀子の恋人を自称する百合ヶ崎るるに嫉妬されるも、天然な彼女の優しさですっかり信頼され、仲良しになる。実はクマが人間を演じている世界にいる、生粋の人間で、銀子だけがそれを知っている。 先祖代々マタギを家業とし、自分もライフル射撃部に入部する。チェスが好き。

百合城 銀子 (ゆりしろ ぎんこ)

元気いっぱいで、誰に対しても明るく笑顔で接することのできるコミュニケーション能力の高さを持つ、学校の人気者。ショートカットがトレードマーク。椿輝紅羽のクラスに編入してきた。紅羽いわく「美少女転校生」。実際はクマの森の王族で、人間を演じるクマと、本物の人間を見分ける事ができる。 椿輝紅羽を運命の人だと確信して、告白。天然な彼女に惚れ込む。一方で、生徒会長の少年に好かれており、彼には、紅羽に手を出すのは許さないと宣言する。銀子の母親から、椿輝紅羽に恋をするのなら、人間に対してその思いは叶わないから、食べてしまいなさい、と忠告をされる。マヨ紅鮭が好き。

生徒会長 (せいとかいちょう)

クマ。紳士的な態度で女子生徒を守っている。ただし全校女子生徒の顔と名前を覚えている女好きのスケコマシ。銀子とは仲良しだが、女の子に手を出そうとする姿勢は、激しく嫌われている。囲碁が好き。

百合ヶ崎 るる (ゆりがさき るる)

クマ。百合城銀子の恋人を自称する。最初は銀子と仲の良い椿輝紅羽に嫉妬するも、彼女が心から裏表のない良い子だと知り、仲良くなる。銀子はあまりのしつこさに彼女にきつい言葉をかけることが多い。ハチミツが好き。

ユリーカ

銀子の父親の妹。百合城銀子の母親が離れているため、世話をしている。銀子の母とは肉体関係を持っている恋人同士。

銀子の母

クマ。療養のためユリーカに娘の銀子の世話をまかせ、遠くはなれた地で暮らしている。ユリーカとは肉体関係を持っている恋人同士。昔、人間の女の子を好きになって食べたことがある。

椿輝 澪愛 (つばき れいあ)

椿輝紅羽の母親。ある理由ですでに亡くなっている。

メガネの生徒会役員 (めがねのせいとかいやくいん)

クマ。おかっぱ髪にメガネをかけている少年。生徒会長に忠実で、博学。表情を変えず淡々と話す。人間の深層心理に興味がある。

ヤンチャな生徒会役員 (やんちゃなせいとかいやくいん)

クマ。外ハネの髪型の少年。生徒会長に忠実。表情豊かで、あまり深く物事を考えない。チェスが好き。

その他キーワード

クマのぬいぐるみ

百合城銀子がいつも持っていて、夜な夜な話しかけている。銀子の母親は病弱で療養のため、遠い場所に住んでいる。その代理として銀子はこのぬいぐるみを大事にしている。

SHARE
EC
Amazon
logo