あらすじ
第1巻
毎朝、梅は5時に起床し、家族の朝食の支度を始める。少し遅れて起きてきた小梅は梅と体操をしたり、朝食づくりを見守ったりして過ごし、二人の緩やかで何気ないいつもの一日が始まる。(第1章「春の梅さんと小梅さん」。ほか、3エピソード収録)
登場人物・キャラクター
梅 (うめ)
秋田県で生まれ育った高齢の女性。小梅の祖母。小梅の両親と小梅の四人で暮らしている。優しく穏やかな性格で、いつも笑顔を絶やすことはない。日中は小梅の相手をしていることが多く、彼女に花の名前や手袋の編み方などを教えている。成長した小梅の姿を見るため、少しでも長生きすることを望んでいる。髪の毛はいつもお団子ヘアにしており、小梅に髪型を真似されている。
小梅 (こうめ)
秋田県で生まれ育った幼稚園生の女の子。梅の孫。小梅の両親と小梅の四人で暮らしている。好奇心旺盛で明るく素直な性格の持ち主。祖母の梅のことが大好きで、梅との遊びを通じて花の名前や手袋の編み方など、生活に必要な知識を学んでいる。また、いつもお団子ヘアの梅を真似して、自らも小さなお団子ヘアにしている。梅といっしょに過ごす時間が多いことから、やや年寄り臭い言動をしがちで、よく友達から突っ込まれている。好きな食べ物はカレーライスとクリームソーダ。