樫の木陰でお昼寝すれば

樫の木陰でお昼寝すれば

喘息を煩う内気な少女理沙と、祖母を訪ねて来た少年、行との夏休みの生活と淡い恋のはじまりを描くラブ・ストーリー。

正式名称
樫の木陰でお昼寝すれば
ふりがな
かしのこかげでおひるねすれば
作者
ジャンル
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概要・あらすじ

父の転勤で人里村にやってきた理沙は、夏休み、祖母に会うために、弟と共に自転車でやってきたと出会う。内気で人見知りの激しい理沙だが、友達になったおばあちゃんの計らいで、と友達になり、夏休みを共に過ごす。その中で、理沙は喘息の薬を忘れ弱気になっていたところを勇気づけられたことから、のことが気になり始める。

登場人物・キャラクター

理沙 (りさ)

父の転勤のため、人里村に引っ越してくる。喘息を煩っているため、週に一度、田中内科に通っている。内気で引っ込み思案な性格のためか、転校先の学校生活に馴染めないでいる。夏休みに、友達になったおばあちゃんの孫の行と進に出会い、少しずつ行動的になっていく。

おばあちゃん

眼鏡をかけた女性。行と進の祖母。引っ越ししてきた理沙が最初に友達になった人物。内気で引っ込み思案な理沙を心配し、ひと芝居うって理沙と行・進の出会いを演出するような、楽しくて優しい性格の持ち主。以前は夫と共に人里村で小学校の教師をしていた。 寡婦で、現在はひとり暮らし。

(いく)

理沙が友達になったおばあちゃんの孫。進の兄。高校2年生の男子。夏休み、自転車で2日かけておばあちゃんの家に遊びにきた際、おばあちゃんから理沙を紹介されて知り合いとなり、以降、夏休みの間、共に時間を過ごす。明るく裏表のない性格で、喘息の薬を忘れ弱気になった理沙を勇気づける。

(すすむ)

理沙が友達になったおばあちゃんの孫。行の弟。夏休み、自転車で2日かけておばあちゃんの家に遊びにきた際、おばあちゃんから理沙を紹介されて知り合いとなり、以降、夏休みの間、共に時間を過ごす。喘息の薬を忘れ弱気になっている理沙のために薬をとりに行こうとしてくれるような、明るく優しい性格の持ち主。 理沙より年下。

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